2020-12-17 Pirlo JuventusGetty Images

ユヴェントス指揮官ピルロ、決定機ヒール失敗のモラタに怒りあらわ「私をとても怒らせた」

ユヴェントス指揮官アンドレア・ピルロが、教え子アルバロ・モラタについて怒りをあらわにした。

現地時間16日に行われたセリエA第12節、ユヴェントスvsアタランタは1-1のドローに終わった。この試合では前半29分にフェデリコ・キエーザが先制弾を決める。57分にアタランタが追いつき、1-1に。その後ユヴェントスはPKのチャンスを得るも、クリスティアーノ・ロナウドはPKを決めることができず、そのまま勝ち点1を分け合う結果となった。

だが指揮官ピルロは0-0の状況下、前半12分に見せたモラタのプレーを問題視。モラタは裏に抜け出したあと、C・ロナウドにラストパスを送る。C・ロナウドが相手GKやDFともつれ、ルーズボールがモラタのほうに流れた。モラタはこれをヒールキックで無人のゴールへと入れようとするが、そのボールは枠を外れてラインを割ってしまった。

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ピルロ監督は試合後の会見で「モラタのミスは私をとても怒らせた。余裕がある状況でもないし、あのシーンで確実性のないプレーを選択したことに怒りを覚えている。正しいプレーを選ぶ明晰さも必要だと思っているが、モラタはそれをしなかった」と怒り混じりにコメントを発した。

「前へと進める機会があるにもかかわらず、それを十分に生かしきれていないのがもどかしい。実際、いくつかの試合ではちょっとした間違いから勝ち点を取りこぼしている。今日のゲームもそうだ」

一方でPKのチャンスを逸してしまったC・ロナウドについては擁護の姿勢を見せている。

「もちろん勝利に直結する可能性も高かっただけに、PKの失敗は残念だ。だけど、それは起こり得ることだと認識している」

アタランタと引き分けたユヴェントスはこれで勝ち点24の3位に浮上した。勝ち点28の首位ミラン、同27の2位インテルを追う状況となっているが、ユーヴェはここから巻き返すことができるのか、引き続きピルロ監督の手腕が試されることになりそうだ。

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