サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督が15日、アジアカップグループFのオマーン戦の前日会見で3人の選手が代表招集を拒否したとして批判した。
昨年8月まで率いたイタリア代表ではEURO2020制覇の快挙を成し遂げた一方、カタール・ワールドカップ(W杯)出場を逃してどん底も味わったマンチーニ監督。再起をかけた新たな挑戦の地にサウジアラビアを選択したが、一部の選手たちの態度に驚きを隠せない。元イタリア代表指揮官は、サルマン・アル・ファラジ、スルタン・アル・ガナム、ナワフ・アル・アキディの3人がリストから外れた理由を明かし、苦言を呈した。
「誰もプレーするかどうかを決めることはできない。決めるのは私だ。3人は代表に来ることを望まなかった。私ではなく、彼らが決めたことだ。アル・ファラジは親善試合でプレーしたがらず、アル・ガナムとアル・アキディとはリストを作成する前に話をし、準備ができているかどうかをたずねた。前者の答えは『出場するか、行かないかのどちらか』だった。後者は当初、代表参加を確信していたが、3日前になってGKコーチに対して『出場しないなら、代表にいたくない』と伝えてきた」
続けて、マンチーニ監督は憤りを露わにした。
「ピッチに立つ選手たちは、国のために戦う意欲がある選手だけであってほしい。国の代表となることを拒否する選手が理解できない。クラブではないのだから。奇妙であり、こんな状況に直面するのは初めてのことだ」
イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、「サウジアラビア、マンチーニが激怒」、「沸騰の会見」などと伝え、「1996年を最後に優勝から遠のくサウジアラビアは、初戦へ向けて穏やかとは正反対の雰囲気であることがうかがえる」などと綴った。


