ローマに所属するFWパウロ・ディバラの去就を巡り、イタリア紙『トゥットスポルト』がインテルの関心を伝えている。
同メディアによると、インテルはディバラが契約満了によりユヴェントスを退団した2年前、元ユーヴェ幹部でかつてパレルモから同選手を引き抜いたジュゼッペ・マロッタCEOが獲得に乗り出したが、チームの年俸総額の予算に見合わず獲得を断念したという。その後、アルゼンチン人FWはローマへの移籍を決断していた。
だが現在、インテルCEOが再びディバラ獲得のアイディアを検討しているという。『トゥットスポルト』によると、契約解除条項に設定されている違約金は1200万ユーロ(約20億円)と比較的手ごろであることから、資金の確保は可能であると指摘。オーストリア代表FWマルコ・アルナウトヴィッチを放出すれば、年俸総額の問題もクリアできるとの見方を示している。
ディバラは先月、『ジ・アスレティック』のインタビューでローマ残留の希望を明かしたばかり。それでもイタリア紙は、「常に素晴らしい関係を維持してきたマロッタやチャンピオンズリーグに出場するセリエA王者から呼び声がかかれば、強い誘惑になるだろう」と主張している。
また、中東のクラブからビッグオファーが届く可能性にも注目。しかし「インテルのユニフォームを身にまとうディバラを想像できるだろうか? ユヴェントスのファンにとっては悪夢であり、インテルのファンにとっては夢かもしれない。そのほかの人にとってはやや奇妙に映るかもしれない」とも綴っている。
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