GFX Pep Guardiola Man City FIFA 20Getty/EA/Goal

【FIFA 20】FUTでマンチェスター・シティを再現する方法|最強のポゼッションを実践するには?

サッカーゲーム『FIFA 20』では、ゲーム内のチームを現実世界のチームのようにセットアップすることで、非常にリアルなシミュレーションを楽しむことができる。

オンラインで戦っていると、打ち負かすのが難しいチームに出くわすことがある。例えば、レアル・マドリーやバイエルン・ミュンヘンを代表するような、速いサイド攻撃を仕掛けてくるチームだ。彼らのようなチームに対抗するひとつの策がポゼッションだろう。そもそも相手にボールを持たせなければ、チャンスを与えることはない。 

そのうえで、モデルとなるのはジョゼップ・グアルディオラが率いるマンチェスター・シティだ。だが、彼らが緻密なゲームモデルを持つように、ゲーム内であっても再現することは決して簡単ではない。FIFA 20で彼らのようなプレーをするには何が必要となるのだろうか。

目次

  1. マン・Cの布陣と選手
    1-1 FIFA20で再現するには?
  2. マン・Cのカスタム戦術
    2-1 守備の設定
    2-2 攻撃の設定
  3. FIFA20関連記事

マン・Cの布陣と選手

Raheem Sterling Manchester City Mats Hummels Borussia Dortmund FIFA 20EA Sports

グアルディオラが用いるフォーメーションは多彩だ。2019-20シーズンのシェフィールド・ユナイテッド戦では3バックを敷いたが、通常は4-3-3や4-2-3-1を採用することが多い。ロドリの加入により、2019-20シーズンではそれら両フォーメーションが改善された。守備意識の高い彼は誰もが嫌がるような仕事を引き受け、相手の攻撃が始まる前にその芽を摘むことができる。

FIFA 20ではそれら2つのフォーメーションの両方が効果的であり、そこに足が速くスキルの高いウインガーを用いることで、ゲームをより優位に進められる。現実世界でグアルディオラはそのポジションにラヒーム・スターリング、リヤド・マフレズ、レロイ・サネといったプレーヤーを起用してきた。

素早く、高い技術を持ち、両足が蹴れてカットインが得意なウインガーを見つけることが、ゲーム内でマンチェスター・Cのようにプレーするために重要になってくる。

FIFA20でマン・Cを再現するには?

FIFA 20の中で最も忠実にグアルディオラのチームを再現できるのは、中盤の深い位置にロドリが役割を担っていたようなミッドフィルダーを配置するフォーメーションだろう。

プレミアリーグに舞台を移すよりずっと前、グアルディオラはポゼッション・フットボールを好んでいた。相手がボールを保持できなければ、ゴールできるはずもないといった考え方だ。そのためボールキープはグアルディオラの哲学の中核をなしており、奪われたボールはすぐに取り返さなければならない。

彼のチームは高い位置でプレスをかけ、ボールを奪われた後にも素早くプレスをかける。そのためFIFA 20でマン・Cのようにプレーするためには、スタンディングタックルやインターセプトが得意かつ、スタミナと守備意識のレートが高い選手を起用する必要がある。

現実世界でのシティはしばしば、守りを固めたチームを相手にすることがあるが、FIFA 20のオンライン対戦でこのようなことは起こりにくい。その結果FIFAの中では、アイメリク・ラポルテのような足元がうまいセンターバックはそれほど重宝されないことになる。

対戦相手の多くも、ハイプレスを敷いてくるだろう。現実世界のグアルディオラはこうした相手に対し、選手に短く、速いパスで敵の周囲でボールを動かすよう指示を出すことでプレスを回避しようとする。このアプローチを遂行するためには、敏捷性とショートパスのレートの高い選手を起用することが推奨される。

またFIFAの対戦相手は「ボールサイドオーバーロード」の戦術を好んで使ってくる。最近のパッチでEAはこの戦術の有効性を低下させることを試みたが、まだこの戦術は効果的なようだ。これにより、ボールがないサイドのスペースが大きく空くことになる。

グアルディオラのチームもピッチを横切るロングパスを活用することで、この戦術を採用してきた。FIFA 20でこの戦術を活かすためには、ロングパスのレートが高いサイドバックとウインガーを起用することがカギとなる。

マン・Cのカスタム戦術

FIFA 20 Man City Tactics

守備の設定

FIFA 20でペップ・シティを再現するために重要となるのは、カスタム戦術だ。このカタルーニャ人監督がシティで指示を与えているように、ディフェンスとオフェンスの両方で戦術に調整を加え、個々の選手にもそれぞれ役割を与える必要がある。

FIFA 20でグアルディオラのハイプレス・スタイルを再現するためには、守備のスタイルを「ボールロスト後に即プレス」に設定すべきだ。こうすることで選手はボールを奪われた後すぐにプレスをかけ、7秒後にデフォルトのポジションに戻ることになる。

ディフェンスの幅をワイドに設定し、深さを高い位置に変更することでプレーヤーを前に押し出し、ディフェンスをハーフウェイライン付近にまで近づけることで効果的なディフェンスが可能となる。またこれは、ボールをすぐに奪い返そうとする守備スタイルを採ることでさらにその効果を増す。

しかし、これによりカウンターアタックやロングボールへの対応が弱くなることがある。マン・Cはこれに戦略的なファウルを犯すことで対処しているが、この方法は現実世界でもゲーム内でもリスクが高いといえるだろう。

攻撃の設定

攻撃のスタイルに関していえば、ポゼッションと攻撃の幅をワイドにする設定を組み合わせることで、パスを通すためのスペースを作ることができ、ポゼッションを高めることができる。

試合の中では十字キーを使ってサイドバックに攻撃参加をさせ、より多くの選手を前に押し出すことで攻撃のオプションを増やすようにしよう。

グアルディオラは攻撃の際にエリア周辺に人数をかけることを好むが、プレーヤーのPAへの侵入は中程度に設定しておこう。彼はクロスの際にすべてのアタッカーをエリアに送り込むよりも、その外側に配置することでセカンドボールを回収し、攻撃を持続させることを重視する。

こうした戦術は非常に攻撃的であるため、4-3-3の際の守備的ミッドフィルダーや、4-2-3-1の際のミッドフィルダーに対してディフェンスラインに入る設定をしておくことは大切だ。これにより両サイドバックが攻撃参加をしている状態でも、常に3人のプレーヤーをバックラインに保つことができる。

またこの設定をすることで、深い位置にポジションをとるミッドフィルダーはキーパーからのショートパスを受け取りやすくなり、これによりセンターバック間に適度な距離が生まれることで、ビルドアップやポゼッションが容易になる。

『FIFA21』について

次作のFIFA 21は2020年10月9日に販売されることが決定した。FIFA 21に関する最新情報は以下の記事を参考にしてほしい。

● 『FIFA 21』の販売日、価格、対応機種、新機能は?

● 攻略ガイド|キャリアモード・FUT・新機能を紹介
● 『FIFA』vs『ウイニングイレブン』:2大サッカーゲームを徹底比較
勝つために必須な8つのポイント
● カスタム戦術完全ガイド|素人でもオンラインで勝てる最強システム
● 守備攻略のヒント|ディフェンスで上手くなるコツ
● Switch版・攻略ガイド|PS4版との違いは?
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