FIFA 20 Eden HazardEA Sports

【FIFA 20】カスタム戦術完全ガイド|素人でもオンラインで勝てる最強システムとは?

これを見れば、サッカーゲーム『FIFA 20』の戦術が丸わかり!熟練の上達者が伝授するカスタム戦術ガイドを紹介する。

目次

  1. フォーメーション
  2. 守備戦術
  3. 攻撃戦術
  4. 攻撃と守備の十字キー戦術
  5. 選手への指示
  6. おすすめ関連記事

最高の選手を起用するだけではサッカーの試合に勝つことはできない。正しい戦術を使って選手の才能を最大限に引き出し、敵の弱点を突くことが重要だ。

『FIFA 20』は実際のサッカーと全く同じく、個々の能力で劣っていても戦術面で相手を凌駕すれば試合に勝つことができるのだ。

しかし、ゲーム内ではフォーメーションや戦術オプションがたくさんありすぎてくじけてしまう初心者も少なくない。熟練の上級者からアドバイスを受け、上達の助けにしてもらいたい。

フォーメーション

FIFA 20にはこれまで発売されたFIFAシリーズ中最多のフォーメーションが組み込まれている。3バック、4バック、5バックの各陣形にたくさんのバリエーションが用意されている。

プレースタイル次第でフォーメーションを選んでいこう。例えば、素早いカウンター攻撃が好きか、慎重なビルドアップやポゼッションサッカーが好きかによって適したフォーメーションは異なるのだ。

FIFA 20で用意された30のフォーメーションのうち、そのうちいくつかのバリエーションをオンラインでよく見かける。多くのプレイヤーがこれらを「メタ」(ゲーミング界隈では「最も有効に活用できる戦術」という意味で用いる言葉だ)として認識している。そして、プロゲーマーが使ったフォーメーションを真似しようとしているのだ。

以前のバージョンではあまり有効でなかった4-4-2だが、FIFA 20では非常に効果的なフォーメーションとなった。守備と攻撃のバランスがよく取れているため、オンラインでもこのフォーメーションを使う人が増えてきている。4-2-3-1と4-1-2-1-2は有効かつポピュラーなフォーメーションであり続けており、加えて4-5-1も「Twitch」や「Youtube」でストリーミング放送しているプレイヤーの間で多く使われている。

FIFA 20のディフェンスは以前より難しくなっている。だからこそ、危険なエリアでボールを失ったときのディフェンスを的確にサポートしてくれるフォーメーションを選ぶことが必要になる。結果的に、オンラインでは4-2-4のような攻撃的システムに出会うことは非常に珍しくなる。しかし、ハイスコアの試合を好み、かつ勝ち負けにあまりこだわりがないのであれば、使ってみると非常に面白いだろう。

サイドでボールを動かすのが好きで、ワイドにスピードのある選手を持っているのなら、たとえば4-2-3-1や4-3-3のようなペースを自ら定めることのできるフォーメーションを使うとよい。ポゼッションサッカーを志向するなら、4-1-2-1-2(ナロー)のような中盤にパスの選択肢を多く作り出せるフォーメーションを使うとよい。4-1-2-1-2(2)は4人のセントラルMFを配置するので、ピッチの中央を支配するのに長けている。

4-1-2-1-2と同様に、4-2-2-2は4人のセントラルMFを置くが、2人のCAM(セントラル攻撃的MF)をさらに外側に配置するため、異なるアプローチを取ることができる。この2人の選手は素早く、かつ高いドリブル能力が求められる。時にウィンガーの役割を求められ、守備と攻撃の繋ぎを任されるからだ。

FIFA 20には4-3-3に5つのバリエーションが用意されている。そのうちの一つがフォルス9(偽9番)だ。最もよく使われている4-3-3のバリエーションはデフォルト設定の4-3-3(1)、4-3-3(3)、4-3-3(4)の3種類だ。4-3-3(1)は3人のセントラルMFを配置するベーシックなものだ。4-3-3(3)は守備的MFを2人配置し、4-3-3(4)では中央のMFをCAMとして起用する。

FIFA 20では、ベーシックな3-5-2のフォーメーションには最も標準的な3バックのアプローチが採用されており、2人のCDM(セントラル守備的MF)がバックラインをサポートする形になっている。基本的には、この配置によって守備時には5人の選手を後方に置くことができ、中盤とワイドへの展開のバランスを良好に保つことができる。

関連記事:オンラインで勝つために知っておきたい8つのポイント

FIFA 20 Dele AlliEA Sports

守備戦術

それぞれのフォーメーションは3つのエリアに分かれており、それぞれデフォルトの設定が組まれている。これを自分のプレースタイルに合わせて調整することができる。「守備のスタイル」では、全体の幅と深さを変えることでフォーメーションを変更することができる。これで選手に合ったフォーメーションに調整し、自分の思うようにプレーさせることができる。

5つのオプション

守備のスタイルには「リトリート」「バランス」「ボール奪取チャンスのみプレス」「ボールロスト後に即プレス」「常時プレス」の5つのオプションがある。ボールを保持していない時に相手にかけるプレッシャーの強度順に並べてある。

「リトリート」は、選手たちが後方に陣取る戦術だ。選手はプレイヤーがマニュアルで動かさない限りはポジションから離れないようになる。「常時プレス」はリトリートと全く対極の戦術だ。選手は相手に急行し、ストライカーやウィンガーも含めすべての選手が最速でボールを取り返そうと動いていくようになる。選手たちはしばしば自身のポジションから外れることになり、スタミナ消費も速くなる。

「バランス」は上の二つを足して2で割った戦術で、すべてのフォーメーションでデフォルトに設定されている。「ボール奪取チャンスのみプレス」はルーズボールに対してや、相手選手がボールを扱い損じたときにプレッシャーをかける戦術だ。それに対して、「ボールロスト後にすぐプレス」はボールを失った直後から7秒間すべての選手がプレッシャーをかける戦術。その後「バランス」に移行する。

「幅」には主に「狭い」「ノーマル」「ワイド」に分けられる3つのオプションがあるが、これを1から10の数値で設定するようになっている。幅を「狭い」(1〜3)にすると選手をフィールドの中央に集めることができ、「ノーマル」(4〜7)ではバランスを取るように動く。そして「ワイド」(8〜10)では両サイドいっぱいに展開し、ワイドなエリアからの侵入を抑えるように動く。

「深さ」も1から10の数値でコントロールするが、主に「深い」「中間」「高い」の3つのオプションに分けられる。「深い」(1〜3)にするとラインを深く設定することができる。「中間」(4〜7)はバランスのよいディフェンスラインで、中盤でのボール奪取を試みる。「浅い」(8〜10)にするとディフェンダーを上げ、高いところから相手にプレッシャーをかけることができる一方で、相手のカウンターに対してオープンスペースを作ってしまうことになる。

関連記事:必見!守備攻略のヒント|ディフェンスで上手くなるコツ、ベストな戦術は?

攻撃戦術

セッティングは5種類

攻撃戦術のセクションでは、デフォルト設定から微調整できるセッティングが5つある。「攻撃のスタイル」「幅」「PAへの侵入」「コーナーキック」「フリーキック」の5種類だ。

選ぶことのできる「攻撃のスタイル」は、「ポゼッション」「バランス」「ロングボール」「高速ビルドアップ」の4種類。「ポゼッション」はショートパスを多用する試合を展開し、選手たちはディフェンダーの裏に走り込むよりも、ボールをキープするためにポジションに入るようになる。

「バランス」ではオフェンシブな走り込みを見せる選手も数人見られるようになるが、ボールを持っている時にチームのバランスを取るように好んで動く。「ロングボール」を選ぶと、ディフェンダーがボールを持っているときでもフォワードが敵陣で走り込むようになる。

「高速ビルドアップ」ではボールを持つとすべての攻撃的プレイヤーが走り出し、ディフェンダーはラインを押し上げる。このオプションではより多くのプレイヤーが攻撃に転じるが、ディフェンス面では欠陥を作ってしまう。

「幅」はディフェンスの幅の調整と同じだが、ボールを持っている時の選手の広がり具合を決めるパラメータだ。ここでも1から10の数値で調節することで「狭い」「ノーマル」「ワイド」の主に3種のセッティングに変更できる。

「狭い」(1〜3)はウィンガーよりもセントラルMFを多く配置するフォーメーションに合っている。一方「ワイド」(8〜10)はウィンガーやサイドバックに適したフォーメーション。「ノーマル」(4〜7)は二つの中間だ。

「PAへの侵入」ではサイドからのクロスに対してエリアに入って合わせにいく選手の数を決定する。「少ない」「ノーマル」「多い」の主に3つのエリアに分けられる。「少ない」(1〜3)ではフォワードだけがエリアに入る。「ノーマル」(4〜7)ではミッドフィルダーが何人かエリアの中に入っていこうとする。

一方「多い」(8〜10)ではなるべく多くの人数がエリアに入っていく。クロスを多用するのであれば、「PAへの侵入」の数値を多くしておくことをお勧めする。しかし、そうすることでカウンターを受けやすくなってしまうことは覚えておこう。

「コーナーキック」と「フリーキック」ではともに1(低い)から5(高い)の数値を設定する。ここではコーナーキックや攻撃時のフリーキックでエリアに入る人数を決定する。「低い」設定では多くの選手が後方に残り、「高い」では多くの選手が攻め上がり、ディフェンダーもセットプレーに参加させることができる。

攻撃と守備の十字キー戦術

FIFA 20 GameplansEA Sports

十字キー戦術はFUT攻略に通ずる

試合中に十字キーを左か右に動かすことで、5種類の戦術を切り替えることができる。切り替えられる戦術には「超守備的」「守備的」「バランス」「攻撃的」「超攻撃的」の5種類がある。

守備的、攻撃的、といった名前になってはいるが、どんなフォーメーションや戦術でもこれらの十字キー戦術に当てはめることができる。十字キー戦術を使っているプレイヤーは非常に多く、試合中に選手のポジションを変更するのに使っているくらいである。

十字キー戦術を使いこなすことで大幅に自由度を上げることができるため、FUTでもケミストリーと親和性の高い機能になっている。

カスタム戦術とフォーメーションをこの十字キー戦術で設定することができ、フォーメーションに合わせるように選手の位置も切り替えることができる。

デフォルトの設定では攻撃の戦術は「深さ」とプレッシャーの設定値が高くなっている。一方、守備の戦術では位置が深く設定されており、低いディフェンスラインを敷くようになっている。

「指示」のエリアではフィールドプレイヤーからゴールキーパーまで、選手個人個人に5種類の戦術を指示することができる。

Virgil van Dijk FIFA 20EA Sports

選手への指示

さらに、選手個人に別々の指示を与えることもできる。例えば、中盤の選手を後方に残らせたり、サイドバックに攻撃に参加させたり、といった具合だ。

ポジション別のオプション設定をマスターしよう

フィールドプレイヤー向けには11のオプションが、ゴールキーパー向けには2種類のオプションが用意されており、これらのすべてが別々のパラメータを調整する要素になっている。それぞれのポジションにはプレーエリアに適した設定があるため、ストライカーにはディフェンダーのように振る舞わせる設定は存在しない。

フォワードとサイドバックは「アタッキングラン」の設定をすることができる。フォワードは「裏に抜ける」「ミックスアタック」「ターゲットマン」「フォルス9」の4種から選ぶ。「裏に抜ける」はディフェンダーの裏に抜けてボールを受けることができる設定だ。

「ターゲットマン」では攻撃の最前線に固定させることができる。一方「フォルス9」は深く戻り中盤でボールを受けに行く。「ミックスアタック」はこれらをミックスさせた設定だ。

サイドバック向けの「アタッキングラン」の設定は、「攻撃参加」「バランス」「攻撃時に上がらない」と内容をそのまま説明するような名前になっている。「攻撃参加」は以前のバージョンでは「常にオーバーラップ」という名前であったが、内容は全く同じだ。

「アタックサポート」はセントラルMFとディフェンダー向けのオプションだ。センターバック向けには「攻撃参加」「攻撃時に上がらない」「ストライカーとしてプレー」の3つの選択肢がある。最後の選択肢はたいてい戦術「超攻撃的」と一緒に使うものだが、いつでも適用することができる。

MF向けのアタックサポートには「DFの間を狙う」「攻撃時に上がらない」「バランスアタック」「前に行く」がある。「DFの間を狙う」ではディフェンスをサポートするために自陣深くにポジションを取り、ディフェンスラインからボールを持ち運ぶように動く。

「攻撃時に上がらない」では、ボールを保持していてもいなくてもミッドフィルダーのポジションから離れないように指示することができる。

「チャンスメイク」はウィンガーの攻撃したがる方向を決定する。「中へ切り込む」「バランスワイド」「サイドに張る」「自由に動く」の4つの選択肢がある。「中へ切り込む」は利き足と逆方向に配置したウィンガーに合う指示であり、自分の利き足を使って内側に切り込み、シュートやパスを行うようになる。

「サイドに張る」はペナルティエリアにクロスを供給するタイプの典型的なウィンガー向けの指示だ。「バランスワイド」はこの2つをミックスしたものであり、FIFA20で新たに追加された「自由に動く」を選択すると、サイドバックの内側・外側の両側からスペースに走り込ませることができる。

「守備時の動き」はセントラルMF向けのオプションであり、「パスコースを切る」「バランスディフェンス」「マンマーク」の3つの選択肢がある。「パスコースを切る」を選ぶとミッドフィルダーを深い位置でプレーさせることができ、ボールがアタッカーに渡るのを防ぐ。「マンマーク」では相手のミッドフィルダーの近くに張り付きプレッシャーをかけ、ボールを奪う。 

「DFポジション」も同じくセントラル守備的MF(CDM)向けのオプションであり、「中央をカバー」「サイドをカバー」の2種類がある。「中央をカバー」ではミッドフィルダーを自分のポジションに残るように指示する。逆に「サイドをカバー」を選ぶと、オーバーラップしたサイドバックが敵陣に残っている時にサイドをカバーするようになる。

「ポジショニング」はセントラルMF(CM)とCAM向けのオプションであり、「自由に動く」か「ワイドに開く」のどちらかを選択できる。「自由に動く」を指示された選手は時折自分のポジションを離れ、相手DFのギャップを探して背後に走り込むようになる。

ディフェンス面でのサポート機能

すべての攻撃的プレイヤーとサイドのMFには「DFサポート」の設定が用意されている。「ディフェンスに戻る」「ベーシックディフェンスサポート」「前線に張る」の選択肢がある。この3つの選択肢で取る行動は名称を見れば明らかだが、アタッカーのうち少なくとも一人か二人は「ディフェンスに戻る」にしておくとよいだろう。

同様に、サイドアタッカーやミッドフィルダーは「クロス時のサポート」のオプションを選択できる。「PA内でクロスに合わせる」「バランス」「サイドのケア」の3つの選択肢が用意されている。時々アタッカーを数人エリアの外に残し、セカンドボールを回収できるようにしておくとよい。

サポートランはフォワード、ウィンガー、サイドMF向けの設定だが、選手の取るポジションによって違いが見られる。中央のプレイヤーには「ワイドに開く」「バランスワイド」「中央に留まる」の3種類の選択肢がある。ワイドのプレイヤーは「裏に抜ける」「バランスサポート」「積極的には上がらない」「ターゲットマン」の4つの選択肢から選ぶことができる。「積極的には上がらない」と「ターゲットマン」はストライカーの「フォルス9」「ターゲットマン」とそれぞれ同じ内容だ。

すべての選手に「インターセプト」を設定することができる。「積極的なインターセプト」「ノーマルインターセプト」「受動的なインターセプト」の3種類のオプションがある。チーム全体のディフェンス戦術におけるプレッシングの設定に似ているが、ここでは選手個々人に指示を与えて、相手を封鎖するよう詳細に設定することができる。

サイドバックには「ランタイプ」が設定されており、「インバーテッド」「ミックスアタック」「オーバーラップ」の3種類から選択することができる。ウィンガー向けのオプションに似ているが、サイドバックを上がらせたくない場合はこのオプションは使うことはない。

ゴールキーパーには2種類の指示が用意されている。「クロスセーブ」には「積極的なクロス対応」「バランス」「慎重なクロス対応」の3種類がある。自分のポジションに留まらせるか、クロスに飛び出してキャッチやパンチングに向かうかを選ぶことができる。「P.エリア外セーブ」には「スイーパーキーパー」と「バランス」の2つのオプションがある。「スイーパーキーパー」でよいプレーをさせるためにはキーパーにスピードが要求される。

『FIFA21』について

次作のFIFA 21は2020年10月9日に販売されることが決定した。FIFA 21に関する最新情報は以下の記事を参考にしてほしい。

● 『FIFA 21』の販売日、価格、対応機種、新機能は?

攻略ガイド|キャリアモード・FUT・新機能を紹介
● 『FIFA』vs『ウイニングイレブン』:2大サッカーゲームを徹底比較
勝つために必須な8つのポイント
● 守備攻略のヒント|ディフェンスで上手くなるコツ
● Switch版・攻略ガイド|PS4版との違いは?
ユヴェントスが未収録の理由
● 若手能力ランキング
GKDFMFFW
● 最強選手ランキング
GKDFMFFW
● FKレートランキング

広告