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世界ランク2位のベルギー代表、まさかのGS敗退…前回準優勝クロアチアが決勝Tへ、日本がスペインに勝利なら対戦濃厚に

カタール・ワールドカップ(W杯)グループF第3節が現地時間1日に開催され、モロッコ代表とクロアチア代表が決勝トーナメント進出を決めた。

グループFでは第2節を終えた段階で首位のクロアチア(勝ち点4)以下、モロッコ(同4)、ベルギー(同3)、そして敗退が決まっているカナダ(同0)という状況だった。

第3節では、前回大会準優勝のクロアチアと、FIFAランキング2位で前回大会3位のベルギーが決勝トーナメント進出をかけて相まみえた。

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試合序盤は積極性を出したクロアチアが攻め込み、ベルギーがカウンターで脅威を与える展開に。そんな中、クロアチアは16分、モドリッチがゴール前に入れたFKからボックス内でクラマリッチがカラスコに倒される。これでPKが与えられるも、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の結果、直前にオフサイドがあったことで取り消しとなる。

ハーフタイムにかけても互いに攻守の切り替えが早い好勝負が繰り広げられる。モドリッチを中心に組み立てるクロアチアに対し、ベルギーもデ・ブライネを軸とした攻撃で応戦。前半はそのままスコアが動かず、0-0で折り返す。

迎えた後半、ハーフタイム明けにルカクを投入したベルギーに対し、クロアチアは序盤にコヴァチッチ、ブロゾヴィッチ、モドリッチが立て続けに枠内シュートに持ち込む。しかし、いずれもGKクルトワのファインセーブを前に先制点とはならない。一方のベルギーは60分、ゴール前で強引に仕掛けたデ・ブライネのシュートはブロックされるも、こぼれ球を拾った正面のルカクがシュート。だが、右ポストに弾かれる。

その後、他会場の結果から勝利が必要なベルギーはエデン・アザールらを投入してリスクを冒して攻めるも、クロアチアも集中を切らさず。90分にはトルガン・アザールのクロスからルカクが絶好機を得るも、シュートに持ち込めず、0-0のまま終了した。クロアチアは準優勝した前回大会に続く2大会連続の決勝トーナメント進出となった。

なお、もう一方の試合ではモロッコがカナダに2-1で勝利。この結果、グループFはモロッコが首位通過、クロアチアが2位通過となった。日本はこの後のグループEでスペイン代表(勝ち点4)に勝利すれば、勝ち点3で並ぶコスタリカ代表との得失点差から首位通過が濃厚。仮に勝利できれば、グループFで2位通過のクロアチアと対戦することが濃厚となる。

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