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Ceferin infantino(C)Getty Images

UEFA会長がW杯決勝戦を“ボイコット”…バログン事件でFIFAへ抗議?「さらに緊張が高まっている」

UEFA(欧州サッカー連盟)のアレクサンデル・チェフェリン会長は、FIFAワールドカップ2026決勝への参加を見送っていたようだ。


19日に行われた決勝戦をもって、閉幕したFIFAワールドカップ2026。欧州王者スペインの16年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた今大会だが、参加国が48チームまで増加し、史上初の三カ国共催で行われた他、大会史上初めて決勝戦でハーフタイムショーが行われるなど、様々な面で新たな試みが行われた大会となった。


しかし、UEFA会長は決勝戦への参加を抗議のために“ボイコット”した模様。『The Athletic』によると、チェフェリン会長は6月11日の開幕戦をFIFAの招待を受けて観戦しており、決勝戦にも出席する予定だったとのこと。だが、スペインが優勝した場にその姿はなかったようだ。


イギリス『The Times』によると、この“ボイコット”の主な原因の1つがアメリカ代表FWフォラリン・バログンの出場停止処分を延期したことにあるという。バログンはラウンド32のボスニア・ヘルツェゴヴィナ戦で一発退場となったが、通常課される1試合の出場停止処分をFIFAが延期。この決定の前には、アメリカのドナルド・トランプ大統領がFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長に電話をかけたことを認めるなど、政治的介入の可能性が大問題となった。UEFAは直ちに「前例がなく、理解し難く、正当化できない。レッドラインを越えた」と非難の声明を発表していたが、今回のチェフェリン会長の欠席はこれに抗議する意味があったと伝えられている。


さらに『The Athletic』は、「バログンの件はFIFAとUEFAの間に存在する対立の1つに過ぎない。両者の関係は平時でも冷ややかだが、現在は特に緊張が高まっている」と分析。チェフェリン会長がワールドカップのチケット価格に加え、ソマリア出身の審判員オマール・アルタン氏の大会参加を説得できなかったFIFAの対応などを批判したこと、さらにUEFA側がハイドレーションブレイクの義務化やハーフタイムショーなどを明確に支持しない姿勢を見せていることなどを指摘している。

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