リヴァプールMF遠藤航の去就について、地元メディア『リヴァプール・エコー』の記者が持論を展開している。
2023年8月にリヴァプールへ加入すると、初年度は公式戦43試合に出場してリーグカップ制覇に貢献した遠藤航。しかし、アルネ・スロット監督就任後は出場機会が大幅に減少し、さらに昨季は足首の負傷もあってわずか12試合の出場に留まっていた。その後FIFAワールドカップ2026を戦う日本代表メンバーに選出されたものの、ケガの影響で大会前に離脱。そのまま代表引退を発表している。
そんな33歳MFはすでにリヴァプールのプレシーズンに合流しているが、『リヴァプール・エコー』は「彼は契約最終年を迎えている数多くの選手の1人だが、クラブは今夏に売却して資金を回収すべきなのだろうか?」とし、同メディアの記者が遠藤航の将来について持論を展開した。
イアン・ドイル記者は、「ここ数年の彼が少なからずフラストレーションの溜まる時期を過ごしてきたというだけでは、事態を過小評価している」としつつ、リヴァプールが今夏にモハメド・サラーやアンドリュー・ロバートソンといった選手を放出したことに注目し、こう綴っている。
「リヴァプールは、サラーやロバートソン、そして(程度は異なるが)イブラヒマ・コナテといった選手たちが持つ膨大な経験が失われる状況にある。そのため、エンドウを積極的に売却する前に、慎重に再考すべきだろう」
「確かに彼は再び出場時間が限られるかもしれないが、今のリヴァプールにおいては“専門の守備的MF”という希少な存在だ。もしこのポジションを補強しないのであれば、彼を早々に手放すのは愚策だろう。経験や知識でチームに貢献できるし、守備的な役割なら他のポジションもこなせる多才さもある」
「彼がチームの“未来”を担う存在ではないことは確かだし、新契約が提示されることもないだろう。だがもし彼がもう1シーズン残留を望むなら、その“知見”を活かすために留めておくのは賢明な判断に思える。このワールドカップでのベテラン勢の活躍を見れば、それは明らかだ」
一方でリチャード・ガーネット記者は、契約が残り1年という状況や年齢を考慮すると「売却して微々たる移籍金を得ようとするメリットはほとんどない」と分析。さらに副キャプテン候補になる可能性を指摘しつつ、「彼を手放す理由があるとすれば、それは彼自身がより多くの出場機会を求めて、欧州のビッグクラブでプレーするという地位を捨てても構わないと望む時だけだろう」と予想している。
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