トッテナムDFクリスティアン・ロメロの行動について、有力メディア『The Athletic』の記者が酷評している。
これまでトッテナムで150試合以上に出場し、今季からはキャプテンに就任したロメロ。しかしクラブが難しい時期を過ごす中で、4月12日に行われたサンダーランド戦で内側側副靭帯を損傷。ひと足早くシーズンを終えていた。
そんなロメロだが、すでに母国アルゼンチンに帰国。トッテナムは24日、プレミアリーグ残留をかけたシーズン最終戦のエヴァートン戦に挑むが、主将はこの試合に帯同せず。その一方で、少年時代からのファンであるアルゼンチンのCAベルグラーノとリーベル・プレートによるリーグ優勝決定戦を観戦する予定であることが広く報じられると、ファンからは批判の声が上がっていた。
そして『The Athletic』のジェイ・ハリス記者は、「クリスティアン・ロメロは腕章を巻いているが、決してキャプテンではない。今夏に売却すべきだ」と題し、その振る舞いを酷評している。
「トッテナムのサポーターは、長年心の奥底で感じていたことを受け入れるべき時が来た。クリスティアン・ロメロは、時折奇行に走るものの、優れた選手として描かれることが多い。しかし、実際には正反対だ。ロメロが引き起こす絶え間ない騒動は、彼の実力を上回っている。スパーズは今夏に売却すべきだろう」
「シーズン開幕前にキャプテンに任命され、新たな長期契約を結んでクラブ最高給の1人となった。リーダーはエゴを抑え、うまくいかない時には責任を取り、自己犠牲精神を保つ必要がある。しかし、ロメロはまさにその逆だ」
「彼がエヴァートンとのシーズン最終戦を欠席するという決断は、チームメイトとサポーターへの侮辱に他ならない。給料をもらっているクラブ、毎日一緒に過ごすチームメイトを応援する代わりに、少年時代から応援していたクラブの優勝決定戦を観戦するようだ」
なおロベルト・デ・ゼルビ監督は、ロメロが「我々と一緒にいたいと常に言っていた」としつつ、アルゼンチン代表としてワールドカップ出場を目指すため、クラブと話し合った結果、母国に帰国したことを明かしている。しかしハリス記者は、「ベルグラーノを優先することはこうしたすべてを台無しにする」とし、「クラブにとってこの世代で最も重要な試合を欠席するのは、果たして模範的な行動と言えるのだろうか?」と指摘。そのうえで、こう締めくくっている。
「ロメロは今夏、ワールドカップでその実力を示すだろう。だが、スパーズを何度も失望させてきた。来シーズンにどのディヴィジョンに所属するにせよ、チームの刷新は苦境に立たされているキャプテンから始めるべきだ」


