レアル・マドリーの会長選挙に立候補している37歳実業家エンリケ・リケルメ氏は、自身が就任した場合の次期指揮官を明かしている。
再生可能エネルギー企業コックス・エネルギーを経営するエンリケ・リケルメ氏。今回レアル・マドリーの会長選挙に立候補し、選挙管理委員会からクラブ予算の保証や理事会メンバー候補が承認されたことで、フロレンティーノ・ペレス現会長(79)と会長の椅子をかけて争うことになった。
リケルメ氏はこれまで、マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドとMFロドリの獲得を約束した他、レアル・マドリーのレジェンドであるラウール氏がSD(スポーツダイレクター)に就任することを明かすなど、7日の選挙へ向けてアピールを続けている。そして5日、自身が勝利した場合に招聘する指揮官の名前を声明で発表した。
同氏は5日に発表した声明の中で、「レアル・マドリーにいつでも偉大な時代をもたらしてきた競争心、日々の要求、プロ意識、実力主義、ロッカールームの結束、そして仕事への献身」をもたらせるリーダーとして、「その監督の名前は、ユルゲン・クロップだ」と発表。ドルトムントやリヴァプールに数々のタイトルをもたらしたクロップ氏を招聘する意思があることを明かしている。
そして、今回のクロップ氏の招聘がスポーツ部門の決定権を託す予定であるラウール氏の選択であると明言。現在クロップ氏はRBグループのグローバルサッカー部門責任者を務めており、近い将来の監督復帰の可能性については何度も否定しているが、「まさにそうした理由から、レアル・マドリーの挑戦は特別なものだと我々は考える。偉大なクラブは数多くあるが、レアル・マドリーは唯一無二の存在だ」と強調した。
またリケルメ氏は、「もしソシオの皆さまが日曜日に私を信頼してくれるのであれば、ラウールが8日にクロップ監督と直接連絡を取り、我々のスポーツプロジェクトについて説明する予定だ」と付け加えている。
一方で、クロップ氏の代理人を務めるマルク・コジッケ氏は、リケルメ氏の声明を否定。ドイツ『スカイ』で「腹立たしいね! ユルゲン・クロップはRBでの役割に満足しており、クラブの監督して働く野心はないよ」と語っており、レアル・マドリー指揮官就任の可能性はないと明言した。今後の動向に注目だ。

