オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督が辞任を表明した。
クーマンは2018年にディック・アドフォカートの後任としてオランダ代表監督に就任。元代表選手である彼は、2019年にネーションズリーグ決勝にオランダを導いた。そして、2022年ワールドカップ後、ルイス・ファン・ハールの後任として再び代表監督に復帰。2024年欧州選手権では準決勝進出を果たした。
今大会のワールドカップでは日本代表と同組のグループFを1位で通過。しかし、決勝トーナメント1回戦でモロッコの前にPK戦で敗れ、敗退が決まった。
クーマンが自身のSNSで「昨夜、オランダ代表監督としての任期を終える決断をした」と綴っている。
「オランダ代表での時間がこのような形で終わってしまうのは辛い。私たちは皆、歴史に残るワールドカップを夢見ていた。しかし、それは実現しなかった。誰よりも私が失望している。監督として、その責任を負わなければならない。私は常にその責任を感じてきたし、これからも感じ続けるだろう」
「さらに、ここ数年で、サッカーよりも大切なことがあるということを改めて実感しました」と、病気の妻バルティナさんについても述べた。
「サッカーは私の人生そのものだったが、健康はかけがえのないものだ。心から愛する人が困難な闘病生活を送っていると、ものの見方が変わる。妻のバルティナは、自身も病気を抱えながらも、私が代表監督としての仕事をやり遂げられるよう、毎日支え、励ましてくれた。それは、彼女の並外れた強さの証だ。言葉では言い表せないほど、彼女に感謝している」
クーマンは「複雑な気持ちで別れを告げる」と続け、「もちろん、代表チームでのキャリアをワールドカップ優勝で締めくくりたかった。残念ながら、その夢は叶わなかった。しかし、何よりも誇りが勝っている」と締めくくった。


