サンフレッチェ広島レジーナはDF近賀ゆかりが今季限りで現役を引退することを発表した。
現在40歳の近賀はこれまで日テレ・ベレーザやINAC神戸レオネッサのほか、イングランドやオーストラリアでもプレー。2021年から広島でプレーし、リーグ戦通43試合に出場していた。
また、日本女子代表(なでしこジャパン)としても通算100試合に出場し5得点。2度のオリンピック出場を経験した他、2011年には女子ワールドカップで日本史上初の優勝を果たしていた。現役引退に際して近賀は以下のように語っている。
「今シーズンをもってサッカー選手を引退することを決断いたしました。このサンフレッチェ広島というクラブ、そして広島という街で現役生活を終えられることを心から幸せに思っています」
「サンフレッチェ広島レジーナは、リーグ戦残り6試合。勝利のために、全力で闘い少しでも上の順位を目指していきます。まだまだ足りないところのある私たちですが、皆さんの応援の力を借りることで強さを発揮できるチームへと成長してきています。いつも支えてくださっているサンフレッチェ広島ファミリーの皆さんの声援が、私たちの大きな力になっています。そして私は、怪我から必ず復活し、サンフレッチェ広島レジーナの力になれるように全力で努力を続けます」
「感謝の気持ちを直接お伝えできるようたくさんの方にご来場いただけると嬉しいです。ピッチに戻れることを信じて、最後の瞬間まで自分らしくチャレンジしていきます。5月4日 ホーム最終戦エディオンピースウイング広島でお待ちしています」
