Jose Mourinho Roma 2021-22Getty Images

ナポリと劇的ドローもモウリーニョは不満「ローマに勝つ権利がないかのよう」

ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョが、18日のナポリ戦終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じ、選手たちを称えた一方、審判団に不満をこぼした。

リーグ戦11戦無敗で3連勝中のモウリーニョ率いる5位ローマは18日、セリエA第33節でルチアーノ・スパレッティ率いる3位ナポリと敵地で対戦。11分にPKを与えてリードを奪われたが、後半アディショナルタイムに途中出場のFWステファン・エル・シャーラウィが約半年ぶりのゴールを挙げて、土壇場で1-1のドローに持ち込んだ。モウリーニョは試合終了後、劇的な同点弾を喜びつつ、選手たちのパフォーマンスを称えた。

「良い結果を残せないままピッチを後にするなどできないと思っていた。ローマは非常に良いプレーをし、成長を見せてくれた。良い結果が出るはずだとずっと思っていただけに、同点弾で歓喜したんだ。選手たちは最高だった。素晴らしいクオリティと気迫をピッチで見せてくれた。フィジカルやメンタル面も並外れていた」

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ローマは現在、58ポイントで5位。モウリーニョはこの試合において、スクデット争い中のナポリに対して有利な判定があったと主張して不満を述べた。

「ローマはスクデット争いに加わっていないが、我々も試合に勝利する権利がある。だが今日は、まるで我々に勝つ権利がないように感じられた。リーグ戦は、スクデット争い中の3チームに不利となる審判の判定ミスで決まると言われているが、その3チームに有利な判定ミスでも決まると思う。今日も試合中、その場にいるのが恥ずかしくなるほどだった」

「(アレッサンドロ)ザノーリはレッドカードに値したはずだし、(ニコロ)ザニオーロにはPKが与えられなかった。この他にもたくさんあった。我々はリスペクトを求める。まだスクデットを争えるほど上手くはないが、試合で勝利する権利は欲しい。土曜日(インテル戦)こそは、試合に勝つ権利が与えられることを願う」

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