ヴァンフォーレ甲府は、FIFA(国際サッカー連盟)の新選手登録禁止処分について声明を発表した。
現在明治安田J2リーグで12位につける甲府。しかしFIFAは、25日に公開した「金銭的問題や規則違反などにより、一時的に新規選手の登録を禁止されているクラブ」のリストに甲府を掲載。今後3回の登録期間に補強できないことが明らかとなっている。なお、処分に至った理由は現時点で公開されていない。
そして26日、甲府は代表取締役社長である佐久間悟氏の名で声明を発表。2022年8月1日~2023年12月31日まで期限付きで所属していたジェトゥリオに関するトラブルであったことを明かした。
「本件につきましては、2022年8月1日~2023年12月31日までトンベンセFC(ブラジル)から期限付き移籍にて弊クラブに所属しておりましたジェトゥリオ選手の移籍金について、当該クラブとの間で支払いに関して、齟齬が生じておりました」
「ヴァンフォーレ甲府としては、これまでクラブ側の代理人を通じて、トンベンセFCとの間で交渉等を重ねて参りましたが、双方合意には至らなかったことが今回のFIFAからの通達に繋がりました」
「ヴァンフォーレ甲府と致しましては、この様な問題が報じられ、クラブに関わる全ての皆様方に多大なるご心配とご迷惑をおかけしていることを心からお詫び申し上げます」
「クラブと致しましては、引き続き、本件の早期解決に向けて、トンベンセFCと調整を図って参りますので、ご理解を賜りたくお願い申し上げます」
