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「三笘薫の活躍は近年の日本サッカー飛躍の象徴」西メディアが手放しで大絶賛!

日本代表やブライトンMF三笘薫の活躍に対し、スペイン『ムンド・デポルティーボ』も注目している。

プレミアリーグ8月の月間最優秀選手にノミネートされた三笘をはじめ、冨安健洋(アーセナル)や久保建英(レアル・ソシエダ)、鎌田大地(ラツィオ)や伊東純也(スタッド・ランス)など、欧州5大リーグでも輝きを放つ日本代表選手たち。9月の活動ではドイツ代表を4-1で撃破すると、トルコ代表にも4-2で勝利し、欧州遠征2連勝を達成。特にドイツ戦の勝利は、各国メディアで大きく取り上げられていた。

そして『ムンド・デポルティーボ』も「三笘と日本の台頭」と題し、「プレミアの試合日にはブライトン中央通りで日本人の観光客グループをよく目にする。その数はますます増えており、突然イングランドの南海岸が流行の最先端になったわけではないが、彼らを動かすのはサッカーとそこにいるアイドルだ」とし、三笘の活躍が大きな影響を与えていると指摘した。

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「これはここ数カ月でさらに加速しており、アメックス・スタジアムに日本の国旗やスカーフが増えても何ら驚きはない。ブライトンのスター選手である三笘薫の人気は、アジアのファンがイギリスを訪れる理由となっており、その存在感は増している。彼は先発で、ゴールを決め、ヨーロッパでも秀でたチームの中で最高のアタッカーの1人だ」

「三笘のクオリティは近年飛躍的に向上し、その価値はイングランドで3倍となった。8月のリーグ最優秀選手候補に選ばれた他、ドイツ戦の勝利の立役者に。この勝利は日本の進化と、数年前では考えられなかったが、今では世界最高のチームと対等に渡り合える力を裏付けるものとなった」

「2002年にワールドカップを開催した時、日本はヨーロッパから監督を招き、戦術的な知識などを模倣する存在だった。しかし20年が経ち、選手たちはヨーロッパ最高レベルのリーグでも好成績を残している。ワールドカップではドイツやスペインも破った」

そして「現実はすべてを物語る。日本のクオリティが飛躍的に向上したことは、結果を見れば明らかだ」としつつ、「もし三笘がプレミアリーグの月間最優秀選手を獲得したならば、日本サッカーの台頭を正しく反映したものになる。彼の影響力は商業的な面も大きいが、何よりも隆盛を極める日本サッカーのイメージを最高の形で表現したものだ」とし、三笘と日本サッカーの成長ぶりを絶賛した。

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