ローマFWパウロ・ディバラは、解任されたダニエレ・デ・ロッシ前監督へメッセージを送った。
地元ローマ生まれで下部組織に入団、現役時代は18年間に渡って愛するクラブでプレーしたデ・ロッシ前監督。2020年1月の現役引退後は指導者の道へと進むと、2024年1月にジョゼ・モウリーニョ前監督の後任として指揮官に就任した。すると、公式戦26試合で14勝6分け6敗と見事な成績を残してチームを6位フィニッシュに導き、6月には2027年まで契約を延長していた。
そんなデ・ロッシ前監督だったが、今季はセリエA開幕から4試合で勝利なし。3分け1敗で16位に低迷していた。すると18日、ローマは指揮官の解任を発表。新たにイヴァン・ユリッチ新監督を招聘している。
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今夏の移籍市場では、サウジアラビア勢から高額なオファーを受けたことが伝えられていたディバラ。それでもSNSでローマ残留を宣言し、今季も全4試合に出場。9月にはアルゼンチン代表にも復帰を果たし、早速ゴールを奪っていた。そうした中でのデ・ロッシ前監督解任について、自身の『X』で指揮官との喜び合う写真とともに思いを綴っている。
「ミステル、まだ何カ月も経っていなかったけど、僕らにスポーツ面だけじゃなく人間として多くのことを伝えるには十分な時間だったね。フットボールでは、不公平なことはたくさんある……すべてに感謝したいし、あなたの将来が素晴らしいものになることを願っているよ」