FIFAワールドカップ2026は16日にグループJの初戦が行われ、アルゼンチン代表とアルジェリア代表が対戦した。
前回大会王者にして4度目の優勝を目指すアルゼンチンと、3大会ぶり5回目の出場となるアルジェリア。両チームがカンザスシティ・スタジアムで激突した。優勝候補筆頭の1つであるアルゼンチンでは、主将メッシが先発入り。史上初めて6大会連続出場を果たした選手となっている。
試合は開始4分にラウタロ、5分にメッシがネットを揺らしたが、ここは共にオフサイドの判定。アルゼンチンが立ち上がりから決定的なチャンスを量産していく。しかし、アルジェリアにもビッグチャンス。8分、ボックス左に抜け出したシャイビが冷静にシュートを流し込んだ。だが、ここもオフサイドの判定でノーゴールに。序盤から白熱の攻防が繰り広げられる。
すると17分、均衡が破れる。ネットを揺らしたのは、やはりメッシだった。アルゼンチン主将はデ・ポールの見事な縦パスを受けて反転すると、距離のある位置から正確で鋭いシュートを突き刺している。代表通算200キャップ目、史上初の6大会連続出場達成と記念すべき試合で、38歳FWが代表通算118ゴール目となる先制弾を挙げた(W杯通算14ゴール目)。先制後もアルゼンチンは主導権を渡さず、ボールを保持しながら優勢に進める。ボックス付近に迫りながら追加点は奪えなかったが、アルゼンチンが1点リードで前半を折り返す。
アルゼンチンは後半序盤、54分にラウタロが決定機を迎える。すると直後の55分、スカローニ監督はラウタロとアルマダを下げてフリアン・アルバレスとニコ・ゴンザレスを投入。アルジェリアがテンポを上げて攻めに出る中で、攻撃陣の活性化を図る。
そして60分、アルゼンチンがリードを広げる。決めたのはやはりメッシ。左で受けたメッシがチャンスを作ると、最後はマクアリスターのミドルシュートをGKが弾いたところ、反応したメッシが押し込んでいる。38歳主将の代表通算119ゴール目(W杯通算15ゴール目)で、王者がアルジェリアを突き放す。さらに66分、抜け出したメッシが決定機を迎えたが、GKジダンがファインセーブで防いでいる。
メッシの勢いは止まらず、76分にハットトリックを達成。自らのパスでチャンスを作ると、ニコ・ゴンザレスのリターンパスを受け、狙いすましたシュートを突き刺した。38歳FWが圧巻のハットトリックを達成し、試合を決定づける。なお、メッシはこれが代表通算120ゴール目。W杯通算16ゴール目となり、ミロスラフ・クローゼ氏の持つ大会史上最多得点記録に並んだ。
アルゼンチンは80分、メッシとロメロを下げてニコ・パスとオタメンディを投入して試合を締めくくりに行く。そして試合はこのまま終了し、アルゼンチンがアルジェリアを3-0で下して白星発進を飾った。

