北中米で開催されているFIFAワールドカップ(W杯)2026の準決勝でアルゼンチン代表と戦ったイングランドだったが、アルゼンチン代表に1-2で逆転負けを喫した。
この試合では、リードしていた72分ごろから守備的な布陣で戦うことを選択したトーマス・トゥヘル監督の決断に疑問の声があがっている。マンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ)などで監督を務めたオランダ人のエリック・テン・ハフ氏も「イングランドは試合を通して何もできなかった。臆病になれば、その代償を払うことになる」とした。『NOS』で語っている。
「イングランドにとって非常に残念な結果だった。まず、レギュラーのウィングを交代させたことから始まった。これまであれほど成功を収めてきたポジションだったにもかかわらずだ。先制点を奪った後、守備的な選手交代を行った。ゲームプランと采配が狂っていた。そういう時に敗退するんだ」
また、元デンマーク代表のケネス・ペレス氏は「トゥヘル監督は守備的な選手交代ばかりで、ひどい印象を与えた」と酷評。その上で「アルゼンチンは試合を完全に支配していたし、本当に楽しめた。攻撃、攻撃、攻撃の連続だった。一番良かったのは、イングランドの臆病なサッカーが報われなかったことだ。イングランドは今、『一体何をしたんだ?』という気持ちで帰国するだろう。オランダと少し似ている。世界最大の国内リーグを持っているのに、一体何を見せたというのか?」と痛烈に批判した。
アヤックスでプレー経験のあるぺレス氏が例として挙げたオランダ代表は、グループステージで日本代表とも対戦。その際にも、終盤の守備的な布陣が批判されていたなかで、決勝トーナメント初戦でモロッコに敗れた。オランダとロナルド・クーマン元監督に対して、同様の批判が生まれていた。
なお、日本代表も1-2で敗れたブラジル代表戦の後半は守備的な戦いを強いられてしまった。




