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Murat Yakin(C)Getty Images

エンボロの退場にスイス監督が不満「悪意など一切なかった」W杯アルゼンチン戦は「相手をはるかに凌駕していた」

スイス代表のムラト・ヤキン監督が判定に苦言を呈した。

北中米で開催されているFIFAワールドカップ(W杯)2026の決勝トーナメントラウンド8でスイスは前回王者のアルゼンチン代表と激突。先制されるも、68分にダン・エンドイェが相手の股下を通す鮮やかなゴールでゲームを振り出しにした。

ここから畳みかけたいスイスだったが、72分にFWブレール・エンボロが退場に。初めはエンボロのマークに付いていたアルゼンチンMFレアンドロ・パレーデスが足を引っかけたとしてイエローカードを提示されたが、VARの結果でエンボロのシミュレーションが確認させた。これによりパレーデスのカードは取り消され、代わりにこの日2枚目のカードをもらったエンボロが退場となり、10人の戦いを強いられた。

試合後、ヤキン監督は「あのカードは全く根拠のないものだった。理解できない。あれは無害な状況だった。悪意など一切なかった。あの判定は信じられない。全く納得できない。明らかな接触があったのに、審判とVARがどうしてあんな結論に至ったのか理解できない」と不満を口にした。『マルカ』が伝えた。

「彼らが有利だったとは言わない。私たちはクリーンでオープンな試合をした。両チームともサッカーをしていた。今日はサッカーで勝ったわけではなく、私たちはミスで罰を受けた。それが試合の結果を決定づける決定的な瞬間だった。今は不満を言うこともできるが、アルゼンチンを祝福しなければいけない」

数的不利ながらも何とかして耐え抜いて延長戦に望みをつないだスイス代表だったが、112分にFWフリアン・アルバレスにゴラッソを決められると、試合終了直前にはFWラウタロ・マルティネスにダメ押し弾を入れられて、1-3で敗北した。

「今日の試合プランも功を奏した。試合展開を分析すれば、我々は相手をはるかに凌駕していたことがわかる。劣勢から巻き返し、勢いは我々に傾いていた。攻撃陣にフレッシュな選手を投入したかったのだが、そこで誤った判断が下された。なぜこのようなルールが作られたのか理解できない。しかし、選手たちは英雄だった」

ヤキン監督は「彼らがこのように我々を弱体化させるなんて、私には理解できない。エンボロは激しく戦い、多くの打撃を受けた。この判定は私を困惑させる。全く正当な理由がないから残念だ。私たちは大きなチャンスを失い、残念ながら旅は終わってしまった。つらいことだが、誇りに思うことができる。彼らは私の真のヒーローだ」と選手たちの健闘を称えた。

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