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2-0勝利で見せつけた“鹿島らしさ”。鬼木達監督「最後に何がチャンスになるか」と前半耐えて土俵に持ち込む

難しい時間を耐え抜き、自分たちの土俵に持ち込んだ。

前半はホームの川崎に攻め込まれたが、無失点で前半を終えた。鹿島の鬼木達監督は「前半をゼロで終えて帰ってきたのが勝負を決めたといっても過言ではないくらい、後半には自信があった」と勝負に出る。

後半の頭からDF安西幸輝を左サイドバックで投入して、より攻撃的に戦った。構えるのではなく、前線からアグレッシブに行く姿勢を見せると、53分にFW鈴木優磨がPKを沈めて先制した。

「隙や遅れを逃さないという部分が、ゲームが決すると思っています。自分たちもかなりピンチはありましたが、体を張ることで決定機にしなかったり、たとえ決定機でも人の多さでカバーできた。トレーニングのなかでも、隙が生まれたときに失点も得点もしているので、そういう部分が出た」

鹿島はチャンスを見逃さなかった。

64分のゴールシーンはまさに相手の虚を突くプレーだった。左サイドでボールを受けた鈴木は一拍置いてからゴール前を確認。スタジアムの注目が背番号40に集まるなか、ボールは大外のFWレオ・セアラに届けられた。相手の背後を取っていたレオ・セアラは、落ち着いてダイレクトで合わせて、貴重な2得点目をゲットした。

その後も川崎に攻められるシーンもあったが、決定的なチャンスは作らせなかった。試合はそのまま2-0で終了し、鹿島が2試合ぶり白星で首位を堅持した。

鬼木監督は「攻め込まれても、最後に何がチャンスになるかをみんなが分かっていた。敵陣でプレーしながらの試合巧者になりたいが、自分たちの理想通りにならなくても、試合巧者になることを求めていきたい」と難しいゲームをものしたイレブンを評価。

最終的に勝つという“鹿島らしさ”を、この日も見せつけた。

取材・文=浅野凜太郎

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