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romano(C)Getty Images

SNS総フォロワー数1億人弱で「いくら稼いでる?」。ロマーノ氏が信念を口に「私はフォロワーに課金させない」

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移籍市場専門ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が自身の信念を語った。

近年、欧州サッカー移籍市場を中心としたスクープを連発して世界的なジャーナリストとして認知されているロマーノ氏。31歳のイタリア人は、Xで2200万フォロワー、Instagramで3200万フォロワー超えなど、SNSの総フォロワー数9000万を超えるジャーナリストとなっている。

そのロマーノ氏が『ABEMA』の番組『スポーツタイム』に出演。自身の働き方について問われたロマーノ氏は「以前は会社員として働いていたこともあるけど、今はフリーランスだ。90%は一人でやっているよ。毎日電話や直接会ったりして多くの人とコンタクトを取っている。でも僕は写真やグラフィックなどの作り物が得意ではないので、2人の友人に手伝ってもらっている。そのような技術的な部分以外は全部僕の仕事だ」と明かし、「いくら稼いでいるのか?」と問われると、以下のように自身の信念を口にした。

「今の生活に不満ないくらいだ。いい生活ができている。ただ、稼ぐという点について『フォロワーに課金させない』というのが僕の信念なんだ。課金したら移籍に関するスクープが見られるというアプリの開発を提案されたことがあるけど、『絶対にやらない』と断ったよ」

「ただ、サッカー界のスポンサーとは今後も仕事をしていくし、サッカー以外の仕事をするつもりはないよ。サッカーの試合を見に行くことが大好きだし、それが僕の人生だからね」

また、移籍間近となった時に投稿する自身の代名詞「Here we go!」について、頻繁に使うようになった経緯と、移籍成立の可能性について語った。

「SNS仲間と作ったんだけど個人的にもすぐに気に入ったよ。初めて使ったのはたしか、マンチェスター・ユナイテッドの交渉についての投稿(2020年のブルーノ・フェルナンデスの移籍)だったと思う。交渉が3~4週間も続いて、移籍が決定して『これで終わり』ということで『here we go!』と書いたんだ」

「そうしたら他の移籍情報でも『Here we go!』をやってくれとコメントがたくさん届いたんだ。それから、交渉がほぼ決まったと確信したときに書いている。使うのは交渉が口頭でまとまった段階。移籍の確率は90~95%だね」

「いつもみんなに言っているんだけど、契約書にサインするのは僕らジャーナリストじゃない。すべて整ったように見えてもサインの1時間前に『やっぱり気が変わった』となることも何度もあった。僕らが最終的に契約書にサインできないというのはそういうことだ。正式発表はクラブがすることでファブリツィオ・ロマーノがすることではないからね」

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