チェルシーがドルトムントの次期スターを獲得？ トレード交渉が加速か

チェルシーは、カーニー・チュクエメカとジェイミー・バイノー＝ギッテンスのトレード取引を積極的に進めているようだ。チュクエメカはシーズン終了までチェルシーからボルシア・ドルトムントにレンタル移籍中となっている。

ただ、ギッテンスを狙うのはチェルシーだけではない。ライバルのアーセナルも興味を示しているようだ。一方、チェルシーのスカウトチームはドルトムントとの別の取引を進め、守備の課題を解決しようとしている。

『ビルト』によれば、チェルシーとドルトムントは、チュクエメカとギッテンスのトレードを計画している。しかし、チェルシーの今シーズンの最大の課題は守備の弱さで、確実に改善する必要がある。その主要なターゲットの一つがスイス代表のグレゴール・コベル。この移籍はチェルシーに5100万ポンド（約98億円）の移籍金がかかる見込み。実現すれば、プレミアリーグ史上3番目に高額なGKとなる。

グレゴール・コベルのドルトムントとの契約は2028年まで有効。簡単な取引とはならない見込みだが、チェルシーの唯一の希望は、ドルトムントが今シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得できない場合、財政的な理由からコベルを売却せざるを得なくなる可能性があることだ。現在、ドルトムントはブンデスリーガで5位。残り2試合で、4位のフライブルクとは1ポイント差となっている。