イタリア代表の団長を務めていたジャンルイジ・ブッフォン氏は、辞任を表明している。
先日行われた欧州予選プレーオフ決勝でボスニア・ヘルツェゴヴィナにPK戦で敗れ、3大会連続FIFAワールドカップ出場を逃すことになったイタリア代表。現地では2018年からイタリアサッカー連盟(FIGC)の会長を務めるガブリエーレ・グラヴィーナ氏を筆頭にその責任を追求する声が相次ぐと、2日にグラヴィーナ氏は辞任することを発表している。
そして同日、イタリア代表の団長を務めていたブッフォン氏がSNSを更新。現役時代に同国史上最多176試合に出場し、2006年ワールドカップ優勝の立役者となった同氏もチームを離れることを明かした。
「あの試合から1分後に辞任の意思を明かしたのは、心の奥底から湧き上がってくる切迫した行動だった。みなさんと分かち合っているであろう、涙と胸の痛みと同じくらい、衝動的な行動だった」
「みんながじっくり考える時間を持つまで待つように言われたが、グラヴィーナ会長が退任を決めた今、責任ある行動と感じるこの決断を下す自由を得た。リーノ(ガットゥーゾ監督)をはじめとするスタッフ全てと共に築き上げてきたものを心から信じているにもかかわらず、最大の目標であったワールドカップ復帰を我々は達成できなかった。私の後任となる人たちへ、この役割を担うに最もふさわしい人物を選ぶ自由を与えるのは当然のことだ」
「国を代表するのは本当に名誉であり、少年時代からずっと情熱を注いできた。私は自分の役割を全力で尽くそうと努め、あらゆる部門を精査し、様々なユースチーム間との対話や相乗効果を生み出す架け橋として尽力してきた。各監督と一緒に最年少年代からU-21代表まで網羅するプロジェクトの構築を目指してきた。これはすべて、将来のA代表を担う才能の育成を根本から見直すためである。経験豊富なキーパーソンの参加が実現し、彼らが必要な変革をもたらしてくれるだろう。私は実力主義と専門分業の原則を信じている。これらの選択の妥当性を判断するのは、責任者の人たちになるだろう」
そして、「この激動の経験がたとえ辛い結末を迎えても、私に与えてくれた特権と教訓に心から感謝している。フォルツァ・アッズーリ。永遠に」と締めくくっている。


