バイエルン・ミュンヘンがアルフォンソ・デイヴィスと新契約を締結した。
2019年1月に18歳でバンクーバー・ホワイトキャップスからバイエルンに加入したデイヴィス。以降、その俊足を生かしたプレースタイルでチームの左サイドバックとしての定位置を確保し、この6年間で公式戦220試合に出場して2020年のチャンピオンズリーグ制覇を含む3冠を成し遂げたりと、数々のタイトル獲得に貢献した。
この活躍を受け、今夏に契約満了を迎える予定だったデイヴィスに対してはレアル・マドリーからの関心が届く。バイエルンとの契約延長交渉が停滞すると報じられたりと、今シーズン終了後の去就には大きな注目が集まっていた。
しかし4日、バイエルンはついにデイヴィスと新契約を締結したことを発表。契約期間は2030年6月末までの5年半契約となる。
新契約を結び、今後もバイエルンでプレーすることの決まったデイヴィスはクラブの公式ウェブサイトで「この偉大なクラブと契約を延長することができてとてもうれしい。18歳のときにバイエルンに来て、僕のポジションで最高の選手になるために日々できる限り学びたかっただけだった。今、僕はこれからの5年間を楽しみにしている。ここですでにたくさんのことを成し遂げたけど、まだまだこれからだ」と喜びを語った。
また、クラブ幹部のマックス・エベール氏は「私たちは彼をますます責任を負うことになるこのチームの新世代の選手の1人と見ている。彼はここで成長し、これからもこのチームとともに成長を続ける」と話し、スポーティングディレクターのクリストフ・フロイド氏は「彼は彼のポジションで世界最高の選手の1人になり、多くの注目を集めている。彼が残留を望んだことは国際的なバイエルンのステータス、そしてアルフォンソがミュンヘンにスポーツ面での我が家を見つけたことを示している」とコメントした。