バルセロナの前会長ジョアン・ラポルタ氏は、パリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍したドロ・フェルナンデスの代理人に憤慨している。
バルセロナの育成組織出身で、昨夏には日本と韓国で行われたプレシーズンツアーに参加するなど期待を集めたドロ。ヴィッセル神戸戦ではゴールも決めると、9月には17歳で公式戦デビューを飾り5試合に出場していた。
ハンジ・フリック監督を筆頭に、バルセロナが将来的な中心選手として期待を込めていたとされる18歳MFだったが、冬の移籍市場で退団希望を通達。指揮官が「あまり多くは言いたくないが、若い選手の周りには決断を下すたくさんの人がいる状況だ」と嘆き、逸材の流出はクラブにとって痛手だと認めていた。その後、契約解除金を上回る820万ユーロ(約15億円)とされる移籍金でPSG加入が決まっている。
そんなドロについて、以前にも「不快だ。代理人から合意を守れないと言われた」と明かしていたラポルタ氏は、『Jijantes』で再び代理人を口撃。「幸運なことにPSGとは良好な関係を築いている」としつつも、厳しい口調で激しく非難した。
「ジョルジュ・メンデスのおかげでラミン・ヤマルは残留できたし、イヴァン・デ・ラ・ペーニャ(ドロ代理人)のようなことは起きなかった。彼のせいでドロはPSGに移籍した。もしメンデスがドロをサポートしていれば、こんなことは起こらなかっただろう……裏切り行為だ。恥ずべき裏切りだよ」
バルセロナで選手・監督として数々のタイトルを獲得し、現在PSGの指揮官を務めるルイス・エンリケ監督の代理人でもあるデ・ラ・ペーニャ氏。ラポルタ氏は「彼はバルサでの経歴から特別な存在だったが、我々全員に偽善であることを露呈したね。彼を特別に扱ってきたのにもかかわらず、卑劣な行為を犯したんだ。恥知らずであり、嘘をつき続けた」と続けている。

