元ディナモ・ザグレブの監督ネナド・ビエリツァ氏が、自身が指導したRBライプツィヒMFダニ・オルモの移籍金が、アトレティコ・マドリーFWジョアン・フェリックスと比べて格安であったことに疑問を呈している。
現在20歳のJ・フェリックスは昨夏に移籍金1億2700万ユーロでベンフィカからアトレティコ・マドリーに加入し、22歳のダニ・オルモは昨冬に3000万ユーロでディナモ・ザグレブからRBライプツィヒに移籍。そんな両者はチャンピオンズリーグ準々決勝で対戦し、オルモの活躍も目立ったRBライプツィヒが2-1で準決勝へと駒を進めた。
この結果を受けて、ダニ・オルモが過小評価されていたと強調するのが、4月までディナモ・ザグレブを指揮したビエリツァ氏だ。
クロアチア『スポルツケ・ノヴォスティ』とのインタビューに応じた同氏は、スペインのクラブがスペイン人であるダニ・オルモの獲得を目指さなかったこと、アトレティコがJ・フェリックスに1億ユーロ以上の巨額を支払ったことに首を傾げている。ポルトガル『レコルド』がそのコメントを伝えている。
「ダニ・オルモはトップレベルの選手で、粘り強い努力によってそのような存在になった。スペインのクラブが、彼の獲得を試みなかったのはじつに奇妙なことだ。彼のクオリティーと、その移籍金が2000~2500万ユーロであったことに鑑みればね」
「アトレティコがオルモ獲得に動かなかった理由が分からない。フェリックスがアトレティコにたどり着く前、オルモがディナモにいた頃に私が行った分析では、どのような監督にとってもオルモの方がジョアンよりずっと素晴らしかった」
「ジョアン・フェリックスが悪い選手というわけではまったくない。彼はとても素晴らしいよ。しかし守備面で問題を露呈してしまっている。反対にオルモはほかのプレーと同様に守備だって素晴らしい。彼は中盤のほか、現在は前線でもプレーできる。中盤、サイド、さらには前線でもプレーできる能力を有する選手は、ほんのわずかしかいないよ」
「スペインのクラブがダニ・オルモの才能を認めなかったのは、大きな驚きであり、失望だ。彼がこれまでに成し遂げてきたことに鑑みれば、3000万ユーロを支払わないなど信じられない。何より、アトレティコがジョアン・フェリックスのために1億2600万ユーロを支払ったことを思えばね」
「ダニ・オルモはフェリックスより素晴らしく、さらに9000万ユーロも安上がりなど、誰にとっても素晴らしい選択肢だろう。フェリックスはセカンドトップとしてプレーできるだけだ。私はフットボールであらゆることを見てきたが、これだけ馬鹿げたことは目にしたことがないよ」
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