30歳のズーレは、これまでホッフェンハイムやバイエルン・ミュンヘンでプレー。ドイツ代表としても49試合に出場し、2022年のFIFAワールドカップでは、日本代表とも対戦した。
ズーレは「今夏に現役を引退することを発表する」とポッドキャスト『Spielmacher』で明言。今季は度重なるケガに悩まされており、同選手は先月に行われた第30節のホッフェンハイム戦でも負傷交代を余儀なくされていた。
「ホッフェンハイムのロッカールームで、担当医が引き出しテスト(十字じん帯断裂の可能性を調べる検査)を行い、理学療法士が首を横に振ったんだ。理学療法士も同じ検査をしてくれたが結果は変わらず、シャワーを浴びて10分間泣いた。その瞬間、本当に『断裂したんだ』と思った」
「すべてが終わったと1000パーセントはっきりした。これから先の時間、つまり自立して休暇を取ったり、子どもたちと過ごしたりすることを楽しみにしていたのに、3度目の十字じん帯断裂という現実を受け入れなければならないなんて、想像もできなかった」
2022年夏に加入したドルトムントでは、ここまで公式戦109試合に出場し、ブンデスリーガ優勝争いやUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出などに貢献した。
ズーレは「ドルトムントでの4年間を振り返ると、楽しい瞬間がたくさんあった。ロッカールームでの冗談の応酬、スタジアムの雰囲気、8万人もの観客が集まるスタジアムだ。ファンの方々にはいつも温かく迎えられた。この時間をとても懐かしく思うだろう。本当に居心地が良かった。ドルトムントの人々がどんな人たちなのか、初日から感じることができた。オープンで、温かく、正直な人たちだ。彼らと強いつながりを感じたよ。子どもたちもここにある保育園に通っている。もうすでにここを離れるのはつらい」と心情を語った。


