44歳のカバジェロ氏はボカ・ジュニアーズでプロデビューを果たし、2004年にはスペインのエルチェに渡った。その後アルゼンチンのクラブへの期限付き移籍を経て、ラ・リーガのマラガに加入し、2014年にマンチェスター・シティ、2017年にはチェルシーといったビッグクラブの一員となり、UEFAチャンピオンズリーグやUEFAヨーロッパリーグのタイトル獲得に貢献。2023年の引退後は指導者としてのキャリアを歩んでいる。
YouTubeチャンネル「La Matraca」に出演したカバジェロ氏は、2005年に当時4歳だった娘ががんを患ったと告白。当時はスペインでプレーしていたが、母国のアルゼンチンに一時帰国したという。『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
「治療には3年半ほどかかった。当時は家族の絆が大切だったし、良い治療を受け、安心させてくれる良い医師に診てもらうことも重要だった。精神的、心理的な面でも大変な努力が必要だった」
アルゼンチン代表としてW杯の大舞台なども経験しているカバジェロ氏だが、「サッカー選手はプレーしたり競争したりする準備はできているが、プレッシャーや現代社会に存在する無数の事柄など、他のことに対処する準備はできていない」と説明した。
さらにマラガからマンチェスター・シティに移籍した際にも、困難は続いたという。
「生活の質、文化、気候といった面での個人的なショックはものすごい。家族にとってはさらにひどく、日々の活動が事実上失われることになる」
それでもカバジェロ氏は「だが、その分、閉ざされた扉の向こうでは家族の絆がより一層強まる。もちろん、他にも利点がある。世界で最も準備が整ったリーグであり、何も不足しているものはない。何の懸念もない」とプレミアリーグの良さにも言及。「これらの経験を通して、僕の性格は違った形で成長したと思う。良い方向にね。なぜなら、この経験によって僕は強くなり、サッカーをしている時に起こる批判や様々な出来事に対して、より強く立ち向かえるようになったからだ」と前向きに締めくくった。
