Graham Potter(C)Getty Images

「最高の出来事だったのかもしれない」、ポッター監督が解任されたチェルシー時代を回想

ウェストハム・ユナイテッドのグレアム・ポッター監督がチェルシー時代を振り返った。1日、イギリス『BBC』が伝えた。

プレミアリーグで23試合を終えて14位に位置するウェストハムは、次節に6位のチェルシーと対戦する。2025年1月にウェストハムの監督に就任したポッター監督は「サッカー人生には良い時も悪い時もあるのは分かっている」と、公式戦31試合中12試合の勝利に留まり解任されたチェルシー時代を回想した。

「仕事を失いたくなかった。しかし、いま振り返ってみると、あれは私にとって最高の出来事だったのかもしれない」

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「これまでの経験のおかげで、今後10年から20年は素晴らしいものになるかもしれない。私は学びの経験として捉えているし、チェルシーに対して悪い感情は抱いていないし、いまもあそこの人々と良好な関係を保っている」

ウェストハムでは3試合を指揮し、1勝1分1敗中のポッター監督。同クラブでの仕事については「私はいまウェストハムという素晴らしいクラブで歩んでいる道を楽しみにしているし、サポーターとのつながりを築き、チームとともに働き、ここで私たちが本当に興奮し、誇りに思えるものを築き上げていくことを楽しみにしている」と充実感を抱いているようだ。

かつてはチェルシーでの日々を「最悪の事態」と表現していた指揮官。しかしいまは「過去を振り返って思うのは、誰もが人生において良いことも悪いこともあるということだ。正しい方法で進めば、より良くなる。私はそうしてきたし、(チェルシーでの)経験に感謝している」とスタンフォード・ブリッジでの監督キャリアを糧にしている。

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