2019-20シーズンは、新型コロナウイルス蔓延のために3か月間中断されたが、新シーズンに向けたユニフォームのアップデートは当初のスケジュール通りに行われている。
今夏には、多くのクラブが2020-21シーズン用のユニフォームを身にまとい、戦うはずだ。新たなルックを採用する中、『Goal』はリーク情報を含めて最新ユニフォームを紹介していく。
Getty/Nike/Puma/Goal composite2019-20シーズンは、新型コロナウイルス蔓延のために3か月間中断されたが、新シーズンに向けたユニフォームのアップデートは当初のスケジュール通りに行われている。
今夏には、多くのクラブが2020-21シーズン用のユニフォームを身にまとい、戦うはずだ。新たなルックを採用する中、『Goal』はリーク情報を含めて最新ユニフォームを紹介していく。
GOAL
Arsenal/Adidas2020-21シーズンのアーセナルのホームキットは、やや濃い赤を基調とし、下地には幾何学模様が織り込まれている。
両サイドにはホワイトのストライプが入り、襟には大砲のマークが入っている。
Adidasアーセナルのアウェイユニフォームは8月20日に正式発表された。デザインはオフホワイトの帯に栗色の縞模様が施されている。
手描きの模様は大理石の表面に似ている。大理石の表面は、ロンドンのハイバリーにある有名な大理石のホールに着想を得ているという。
Adidasアーセナルのサードユニフォームは2020年9月10日にリリースされた。
ピエール・エメリク・オーバメヤンやダビド・ルイスらがモデルとして登場している。
Chelsea FCチェルシーの新たなホームユニフォームは、昨季の取り組みから一転して全面的なリニューアルを行った。
最近のキットにあった赤は完全になくなり、首元、襟、袖にはダークブルーが施され、ポップな印象を与えている。また、ヨコハマタイヤに代わって新しいスポンサーであるスリーが登場したのも新鮮だ。
Chelsea FCチェルシーはすでにアウェイユニフォームを発表済み。アークティックブルーのデザインは、エキサイティングな若いチームを反映させた。
クラブとその未来へのビジョンを反映したデザインを追求し、できあがったものだという。
Nike
Hummel2020-21シーズンのユニフォームは、ヒュンメルのアイコンである模様を肩と袖にあしらった。伝統的なブルーに、白が肩口、袖に施されている。
アンブロから切り替わっただけではなく、新たなスポンサーが加わり、『SportPesa』に代わって『Cazoo』が胸に入っている。
Evertonエヴァートンは、1960〜1970年代のアウェイキットからインスピレーションを得て、2020-21シーズンの新しい琥珀色の外観を備えている。
ベースカラーは琥珀色。袖、襟のロイヤルブルーが特徴だ。
Manchester cityプーマがサプライヤーとなっているマンチェスター・シティのホームキット。
マンチェスターの市内北側に位置する街、ノーザン・クォーター (Northern Quarter)のストリートで見られる象徴的なモザイクからインスピレーションを得て、クラシックなシティブルーにホワイトのパターンが印象的に施されている。
また、モザイクは芸術、産業、フットボール、音楽、ファッションなど、多様なカルチャーを反映しているという。
Pumaペップ・グアルディオラが率いるクラブは、アウェイユニフォームについても発表がなされている。主に黒の配色が採用された。
デザインはマンチェスターのキャッスルフィールド地区にある建物にインスピレーションを得たものと思われる。
Puma
Man Unitedアディダスはすでに、マンチェスター・Uの来季ホームユニフォームを明らかにしている。クラブのDNAが織り込まれており、選手とサポータが団結していることを強調。独特・ユニークな柄を用いながらも、歴史を継承するデザインで表現している。
Adidasアディダスは、マンチェスター・ユナイテッドのアウェイシャツを「伝説のアースグリーン」であり、「複雑な手描きと塗装のデザイン」を誇っていると考えている。
Adidasレッド・デビルズは「クラブの歴史からの縞模様のジャージにインスピレーションを得た視覚的に特徴的なデザイン」を発表した。
アディダスは「大胆な新しいパターンを作るために、クラブの長い歴史を通じてさまざまなジャージから組み合わせられた要素を描画。 ユナイテッドの象徴的なクラブの色である赤、白、黒を利用したキットは、モダンなアップデートが施されたオリジナルのストーリー」であると説明している。
Liverpool/Nikeリヴァプールは市場初めてナイキのユニフォームを採用。これまではニューバランスとサプライヤー契約を交わしていたが、来季からは変更となる。
ナイキと個人契約を結んでいるオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクはこのようにコメントしている。
「僕はこのようなキットを形成する、デザイン性と革新性の素晴らしさを知っている。今回のキットを身に纏った来シーズンにチャンピオンとして戦うことは、とても特別な時間になるだろう」
Nike2020-21のリヴァプールのアウェイキットは、大胆なティールとブラックのナンバーで構成されている。このユニフォームは8月13日にリリースされた。
ジャージとショーツのベースはティールで、渦巻き状のオーバーレイが上部にあり、黒い襟のラインと袖で縁取られています。 襟は、ホームユニフォームとは異なり、Vネックではなくクルーネックで、無地に。 2019-20シーズンに展開していた白のアウェイスタイルからの脱却を図った。
Nikeリヴァプールのサードユニフォームは、2020年9月15日よりすべての小売店で入手可能だという。
ナイキによるとリヴァプールのサードキットは「クラブの長年の伝統」に「ナイキ・エアマックスの象徴的なカラーウェイ」を兼ね備えたデザインであるという。
Tottenhamトッテナムは新シーズンもナイキのキットを採用した。
伝統的なホワイトにニット柄を織り込んであり、かつてのジャージのグラフィックを再解釈して新しいデザインに至ったもの。ブルーのブロックが肩を覆い、パターンを縁取り、黄色のピンストライプが暗いVネックカラーを照らすというコンセプトで作られた。
Nike/Tottenham
Nike多くのナイキのサードキットデザインのように、トッテナムもスニーカーの伝統に触発されたと言われている。
スパーズのサードキットは、ほとんどが明るい黄色が施され、襟、袖、ロゴにネイビーのトリムが付いている。
Umbroアンブロはウェスト・ハムの125周年を記念し、特別なホームキットを製作した。新キットはおなじみのカラーリングのブルーを縮小し、より伝統的な外観となっている。
青は袖と襟に限られ、クラブロゴのハンマーは金色から青色に変わった。一部の専門家は、2015-16シーズンに着用されたものに似ていると指摘している。
Umbro2020-21シーズンのウェスト・ハムのアウェイキットは、白の代わりに青とクラレットが使用されており、ホームキットとは逆のデザインになっている。
クラブクレストの後ろのジャージの胸元にはクラレットのバーがクロスしており、襟と袖にはベーシックなクラレットのトリムが施されている。
Adidasレアル・マドリーの新キットは7月末に発表
ホーム仕様の新ユニフォームは、「勝利へ導く不屈の精神」がコンセプトとなってデザイン。2019-20シーズンに苦しみながらも“全員攻撃・全員守備”のサッカーでラ・リーガ王者に輝いた“白い巨人”のメンタリティが反映された、王者にふさわしい一着となった。
Adidas
Adidasレアル・マドリーのサードユニフォームのカラーはブラックを基調としている。
一方でクラブエンブレム、スポンサーロゴ、アディダスのロゴと3本ラインはすべてピンクを採用しており、ユニフォームのフロントと袖にはアズレージョ(タイル)の絵画をモチーフとした柄がプリントされている。
FC Barcelonaバルセロナの2019-20シーズンのホームユニフォームは、チェック柄で世界に衝撃を与えたが、来季は伝統的な縦縞に戻ることになる。
最新キットは、2010-11シーズンにマンチェスター・ユナイテッドにウェンブリーで勝利し、チャンピオンズリーグを制覇したユニフォームを彷彿とさせる。黄色の首元と伝統的な赤と青の太い縦縞が特徴だ。
Nike
fcbarcelona.com
Nikeナイキのアトレティコホームキットは、伝統的なストライプはそのままに従来のものとは全く異なったものに。より多くのブルーをサイドに使用し、クラシックなボタン付きの襟元が特徴的だ。
サウールは新キットについて「非常にクラシカルな外観で、久しぶりにフルカラーの襟が戻ってきたのは嬉しいね」と語っている。
Nike
Nike
Gettyバイエルンは2020-21シーズンのユニフォームを今季のリーグ戦終盤にデビューさせた。
ここ数シーズンのユニフォームと非常に似ており、ソリッドな赤がデザインを支配している。だが、白がより多く使用されている。サイドには3本のストライプが飾られ、襟と袖には白の配色がなされている。
Adidas/Goal composite2020-21シーズンに向けたバイエルン・ミュンヘンのアウェイキットは、ツートーングレーで、襟と袖は白になる。
また、前面の印象的なオレンジレッドが特徴で、バッジ、スポンサーのロゴ、メーカーの記章がすべてその色の仕様となっている。
©adidas
Puma/Borussia Dortmundドルトムントのホームキットは伝統的な黄色とは対照的に、印象的な黒い稲妻のデザインが目立っている。
この新たなデザインは、ヴェストファーレンの地下をイメージしているという。また、『Evonik』とのスポンサー契約が終了し、代わりに『1&1 Ionos』のシンボルが胸に入っている。
Adidasユヴェントスは2020-21シーズンに向け、アディダスのユニフォームを発表。
近年のシーズン有名なスプリットデザインに従い、象徴的なビアンコネロのパネルが再登場している。また、今回はゴールドをブラシストロークとエンブレム、スポンサーロゴに配色している。
Adidas/Goal composite
Adidasユヴェントスのサードキットは、黒いカモフラージュのようなデザインにオレンジ色の番号を施している。
襟と袖は黒のトリミングで、バッジとロゴは白になっている。
Nike大胆な新しいジグザグのデザインが2020-21シーズンのホームキットに取り入れられた。
古典的なキャンディストライプのデザインから脱却した背景には、ポストモダンなアップデートを提供したことがある。クルーネックの襟が特徴で、伝統的なカラーウェイを踏襲している。
Nike
Nike/Goal composite
AC Milan/PUMAミランはプーマがサプライヤーを務める新キットを発表。
チームカラーの赤と黒の縦縞は変わらず、2019-20シーズンよりも太くデザイン。ミラノの街の優雅さと壮大さ、代表する偉大な建築物からインスピレーションを得ており、街の特性と文化を祝し、ミラノの伝統と現代的なデザインをオマージュしている。ユニフォーム全面にプリントされるストライプは、ミラノ大聖堂前のドゥオーモ広場から続く『ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア』に着想。ガッレリアの印象的なパターンと建築からインスパイアされている。
Puma
Nikeナイキとローマは7月22日、2020-21シーズンのホームキットを発表。新ユニフォームは、1980年のイタリアカップ優勝から40年の節目を迎え、特徴的なグラデーションのキットからインスピレーションを得ることとなった。
MFロレンツォ・ペッレグリーニは「ローマの象徴的なカラーを取り入れたシャツが、このような独創的なデザインで登場するのを見ることができるのは嬉しい。クラブの過去の有名なキットにインスパイアされたシャツを着ることは、チームにとってもサポーターにとっても特別なものになるだろう」と話している。
Nikeローマは、ホームキットでクラシックな外観を実現したため、アウェイキットでも同じようにクラシックデザインとなっている。
ボタンダウンの襟が特徴のジャージは、黄色と赤のボーダーが付いたアイボリーのベースがあり、1980年代の外観を思い起こさせる。
さらに、クラブの紋章はルペット(狼の子)のバッジで、クラシックな1970年代の紋章のデザインを現代的に取り入れている。
Nike
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adidasリヨンは2020-21シーズンに向けて、クラシックな白をベースに赤と青で彩られたホームキットに少しだけ色を加えた。
左腕と肩には青のトリミングが施され、右腕には赤のトリミングが施され、新スポンサーであるエミレーツが赤で登場している。
Puma2019-20シーズンはピンストライプを採用したが、新シーズンのホームキットなよりモダンな雰囲気を醸し出している。
白いボディには微妙なグラフィックの下地が施され、袖とクルーネックの襟はソリッドブルーで縁取られている。
Puma2020-21シーズンのアウェイユニフォームは、白の代わりに濃いターコイズ色を使用し、襟と袖にも同じブルーを使用した。まさにホームキットの鏡のようなデザインとなっている。
adidas/Celtic FCセルティックは2020-21シーズンから初めてアディダスに切り替え、ニューバランスから離れて10連覇の可能性のあるシーズンを迎える。
伝統的な緑と白の模様は変わらず、肩には3本線は入る。ホームキットには、袖と襟にゴールドのラインが入っている。
Castoreレンジャーズには2020-21シーズンに向けて、フンメル社から引き継いだ新しいキットサプライヤーがいる。
予想通り青を中心に白のトリミングが施されており、襟元にはわずかに赤のタッチが入っている。