RCランスは21日、ローマからオーストラリア代表GKマシュー・ライアンを完全移籍で獲得したことを発表した。
現在32歳のライアンは、母国オーストラリアのブラックタウンでプロキャリアをスタート。セントラルコーストを経て、欧州のクラブ・ブルッヘに渡ると、それからバレンシアやブライトン、アーセナルなど数多くの欧州クラブでプレーした。今季はAZからローマへ移籍。しかし、ここまでローマではコッパ・イタリアの出場1試合のみで、出場機会を得ることがなかなかできていなかった。
その影響でオーストラリア代表でも定位置を失ったこともあり、在籍半年の段階で移籍を決断したようだ。
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RCランスのマネージング・ディレクターを務めるピエール・ドレオッシ氏は、「プロとして454試合に出場した経験を持つライアンは、我々にとって大きな戦力だ。リーダーシップと価値観に定評のあるオールラウンドなGKであるマシューは、GK陣の強化という点では申し分ない。彼はプレーに飢えており、クラブの観衆を発見したがっている。ようこそマシュー」と期待を口にしている。