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2022年カタール・ワールドカップ(W杯)強豪6カ国にまつわる興味深い対戦データ
Getty Imagesフランス
2018年ロシア大会の覇者フランスは、ディフェンディング・チャンピオンとして今回のカタール大会に臨む。
これまで2010年のイタリア(06年優勝)、2014年のスペイン(10年優勝)、2018年のドイツ(14年優勝)と前回W杯優勝チームが次の大会でグループリーグ敗退の憂き目に遭っているが、レ・ブルー(フランスの愛称)の命運はいかに。
Getty Imagesメキシコ
アルゼンチン、ポーランド、サウジアラビアが入るグループCに入ったメキシコ。W杯でアルゼンチンにはこれまで3敗、ポーランドには1敗しており、分が悪い相手と同居することになった。
1994年から7大会連続でベスト16入りしているメキシコだが、相対するアルゼンチンのエース、リオネル・メッシはメキシコ戦5試合で3ゴールをマークしており、非常に厄介な存在となりそう。
同じくポーランドには絶対的エースのロベルト・レヴァンドフスキが控えており、敵国のエースをどう封じるかが決勝トーナメント進出のカギとなる。
Getty Imagesアメリカ
アメリカ代表は、イングランド、イラン、欧州予選プレーオフ勝者(スコットランドorウクライナorウェールズ)と同グループに入った。
アメリカはイングランドと過去2回対戦し無敗だ。アメリカとイングランドは2010年の南アフリカ大会でも同居。グループリーグでは1-1の引き分けに終わっている。なお、当時はアメリカが首位通過、イングランドが2位でベスト16に勝ち上がった。
また、アメリカはイランとワールドカップでの対戦成績を有している。1998年フランス大会で対戦し、1-2で敗れている。
Gettyアルゼンチン
アルゼンチンは現在31試合無敗を続けており、イタリアの世界記録37試合まであと6に迫っている。
彼らがこのまま無敗記録を伸ばすためには、メキシコ、ポーランド、サウジアラビアとW杯で対戦する前に、まずは6月1日にウェンブリーで開催される欧州王者vs南米王者の一戦で、世界記録を築いたイタリアを倒さなければならない。
Gettyブラジル
優勝候補筆頭に挙げられるブラジルは、セルビア、スイス、カメルーンと同じグループGに入った。
セレソンにとって同居したスイスは厄介な存在だ。スイスとは過去2度(1950年と2018年)ともワールドカップで引き分けに終わっており、通算対戦成績もブラジルの3勝4分2敗と拮抗している。
ブラジル、スイス、セルビアは2018年のロシア大会でも同じ組に入っており、ブラジルとスイスがグループリーグを突破した。
Gettyウルグアイ
ウルグアイにとってポルトガル、ガーナ、韓国はワールドカップで馴染みのある対戦相手だろう。
ウルグアイは2010年南アフリカ大会のラウンド16で韓国に2-1を下し、ベスト8ではガーナとのPKに及ぶ死闘を制して4強入りを果たした。ガーナ戦ではルイス・スアレスが明らかなハンドによりガーナの得点を阻止。スアレスは退場となったが、ガーナは直後のPKを失敗し、結果的にはウルグアイが準決勝に勝ち進むことになった。この因縁の対決が12年ぶりにカタールの地で実現する。
また、ウルグアイは2018年ロシア大会のラウンド16でポルトガルと対戦。エディンソン・カバーニの2ゴールで2-1と勝利している。
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