カタール・ワールドカップ(W杯)死の組はどこ？日本代表のいる組み合わせは？

日本時間4月2日に行われたカタールW杯抽選会で、グループリーグの組み合わせが決定。サッカー日本代表はスペイン、ドイツらとE組に入った。

グループリーグの組み合わせは以下の通り。

“4年に1度の祭典”ワールドカップの抽選会では、毎回多くの強豪チームで構成される「死の組」が形成されることが通例となっている。

2002年の日韓大会ではアルゼンチン、イングランド、スウェーデン、ナイジェリアが同居したように、“恐ろしく厳しい”グループは、FIFAが大陸連合ではなくランキングでポットを編成するようになったため、そこまで実現可能ではないというのが実情だ。

しかし、カタール大会での抽選では、いくつかのグループが「死の組」をイメージさせるものとなった。

『GOAL』英語版は、カタール大会で「死の組」に位置づけられるのは「グループE」であると伝えている。

その理由としてグループEには、元世界チャンピオンのスペインとドイツの欧州強豪国が同居したこと、そしてアジア最強に位置づけられる日本がいることを挙げている。残り1枠はコスタリカとニュージーランドが大陸間プレーオフで争うことになるが、どちらが勝ち上がっても難しい組になることには変わりない。

スペインは2010年の南アフリカ大会でオランダを下して優勝したことは記憶にあたらしいだろう。

また、ドイツもその後の2014年ブラジル大会でワールドカップを掲げた。

しかしスペインは2014年にグループリーグでまさかの3位となり敗退。ドイツもディフェンディング・チャンピオンとして臨んだ2018年にグループ最下位という屈辱を味わっている。

あくまでもグループリーグ突破のポール・ポジション、フロントローにいるのは、スペインとドイツだが、日本も侮れない。

今回のアジア最終予選では序盤に躓いたが、驚異的な復活を遂げて勝ち上がりを決めた勢いがある。

前回のロシア大会でもコロンビアを撃破し、下馬評を覆すと、ベスト16では敗れはしたものの、当時世界ランク3位のベルギーをあと一歩のところまで追い詰めた。森保一監督が掲げる史上初のベスト8入りを成し遂げるには、スペインとドイツは越えなければならない壁だ。

コスタリカは2014年のブラジル大会で、イングランド、イタリア、ウルグアイが入った「死の組」を突破し、準々決勝に進出した経験がある。守護神のケイロル・ナバスは健在で、北中米カリブ海では2位タイの失点数の少なさを誇る。

ニュージーランドを大陸間プレーオフで下して本大会への出場が決定。日本はコスタリカとグループリーグ第2戦で対戦するが、ここでしっかりと勝ち点を積み上げないと決勝トーナメント行きは厳しいと言っても過言ではないだろう。

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