カタールW杯出場国の監督リストを紹介。レジェンドから新進気鋭の若手指揮官など、各国の指揮官プロフィールを一挙紹介。
※2022年9月16日(金)時点の情報
Getty ImagesカタールW杯出場国の監督リストを紹介。レジェンドから新進気鋭の若手指揮官など、各国の指揮官プロフィールを一挙紹介。
※2022年9月16日(金)時点の情報
Getty Images年齢:46歳
出身:スペイン
チーム監督歴:2017年~
獲得タイトル:アジアカップ(2019)
バルセロナのユースコーチなどを経験した後、2006年から拠点をカタールに移し、アンダー世代の指導を担当。2017年からトップチームを率いると、2019年にアジアカップを初制覇。一貫した育成プログラムでカタールを勝てるチームに仕上げた。
Getty Images年齢:60歳
出身:アルゼンチン
チーム監督歴:2020年~
獲得タイトル:なし
ボカ・ジュニアーズ退団後の2020年からエクアドルで指揮を執るアルファロ氏。ボカではリーグ優勝とカップ戦優勝を成し遂げるなど、南米界隈では知られた人物だ。
南米予選では、個で勝るブラジルやアルゼンチン、ウルグアイに次ぐ4位で本大会出場を決めた。
Getty Images年齢:46歳
出身:セネガル
チーム監督歴:2015年~
獲得タイトル:アフリカネイションズカップ(2021)
現役時代はフランスやイングランドでプレーした経験を持つ。2015年からセネガル代表を指揮しており、アフリカネイションズカップでセネガルを初優勝に導いた。
トレッドヘアに端正な顔立ち、ということもあり2018年のロシア大会では「ハンサム監督」として注目を集めた。
Getty Images年齢:71歳
出身:オランダ
チーム監督歴:2021年~
獲得タイトル:なし
2000年から02年、12年から14年にもオランダ代表を指揮したファン・ハールにとって、今回のカタール大会は第3次政権の集大成となる。
2021年の就任後は欧州予選で5勝2分の無敗を記録。トルコやノルウェーらが同居するグループGを首位で通過し、2大会ぶりのW杯出場に導いた。
Getty Images年齢:52歳
出身:イングランド
チーム監督歴:2016年~
獲得タイトル:なし
2018年のロシア大会で低迷するイングランドを4位に導き、21年のEUROでは史上初のファイナルへ導いた。カタール大会に向けては欧州予選プレーオフを8勝2分の無敗で首位通過。ケインやスターリングら2018年からの主軸に加えて、ベリンガムやマウントといった若手の台頭も著しい。1966年以来56年ぶりの世界制覇へ知将の采配が注目される。
(C)Getty images年齢:69歳
出身:ポルトガル
チーム監督歴:2022年~
獲得タイトル:なし
イランはアジア最終予選を8勝1分1敗の首位で通過し、3大会連続のW杯出場を手にした。
カルロス・ケイロス氏による長期政権により対アジア39戦無敗で一躍アジアのトップに躍り出たイラン。サルダル・アズムンやアリレザ・ジャハンバフシュ、メフディ・タレミといったタレントが揃うチームを、イランに精通したスコチッチ氏が強固なチームに作り上げた。
しかし、イランサッカー連盟は開幕2ヶ月前の9月にスコチッチ氏を解任し、ケイロス氏の再登板を決断。ケイロス氏にとっては第二次政権となる。
W杯本大会ではイングランド、アメリカらと同居。史上初のベスト16進出を目指す。
Getty Images年齢:49歳
出身:アメリカ
チーム監督歴:2019年~
獲得タイトル:CONCACAFネーションズリーグ(2019-20)、CONCACAFゴールドカップ(2021)
選手として2002年日韓、06年ドイツ大会に出場したバーホルター氏は2019年より同代表の指揮を執っている。北中米カリブ海のネーションズリーグとゴールドカップを制覇。近年の成功はバーホルター氏なくしては語れないだろう。
プリシッチを中心に、レイナやマッケニー、ウェアといった欧州でも注目を集めるヤングプレーヤーらがカタールで輝きを放つかどうかは、同監督の手腕にかかっていると言っても過言ではない。
Getty Images年齢:48歳
出身:イギリス
チーム監督歴:2019年~
獲得タイトル:なし
ページ氏は女性に対する暴行容疑で起訴されたライアン・ギグス氏に代わってEURO2020で暫定監督に就任。ワールドカップ欧州予選でもチームを指揮し、プレーオフを勝ち上がり、64年ぶりのW杯本大会出場に導いた。そして2024年までの契約を2年延長し、2026年までウェールズ代表を指揮することが決定している。
Getty Images年齢:44歳
出身:アルゼンチン
チーム監督歴:2018年~
獲得タイトル:コパ・アメリカ(2021)
ロシア大会での大敗で前任のホルヘ・サンパオリが解任されたことを受け、2018年から暫定指揮を執ることとなったスカローニ氏。その後、安定した戦いぶりを発揮し正式に監督に就任すると、2021年にコパ・アメリカを制覇。確かな手腕で南米予選も危なげなく通過している。
エースのリオネル・メッシをはじめ、世界的なタレントを抱えるだけにチームのマネジメント力がより問われるアルゼンチンだが、44歳のスカローニ氏はここまでのところその難しいタスクをしっかりとこなせているようだ。
Getty Images年齢:53歳
出身:フランス
チーム監督歴:2019年~
獲得タイトル:なし
モロッコやコートジボワールなど、アフリカで指導者としての評価を上げたルナールは、2019年からサウジアラビア代表の監督に就任。アジア最終予選では日本を1-0で下すなど序盤から安定した結果を残し、W杯出場に導いた。
まるで俳優のような甘いマスクはW杯のたびに取り上げられる。ダンディーな雰囲気を醸し出す白いシャツも彼のトレードマークだ。
Imagen: Getty年齢:59歳
出身:アルゼンチン
チーム監督歴:2019年~
獲得タイトル:CONCACAFゴールドカップ(2019)
アルゼンチンの名将・マルティーノ氏は現在、メキシコ代表で指揮を執っている。
日本では、2010年の南アフリカ大会ではパラグアイ代表監督としてベスト16で立ちはだかったことで知られた人物だ。代表レベルではタイトルに恵まれなかった同氏だが、2019年にゴールドカップを制覇。代表チームを率いて初のタイトルを手にした。
Getty Images年齢:52歳
出身:ベラルーシ
チーム監督歴:2022年~
獲得タイトル:なし
昨年末にパウロ・ソウザ監督がフラメンゴに引き抜かれたことで、ポーランド代表は急遽ミフニェヴィチ氏に監督を依頼することになった。
3月の欧州予選プレーオフでは、スウェーデンを2-0で退けW杯出場を確定。2大会連続で本大会に参戦する。
Getty年齢:53歳
出身:フランス
チーム監督歴:2012年~
獲得タイトル:ワールドカップ(2018)
ローラン・ブランの後任としてやってきたデシャンが、今日に至るまでレ・ブルーで長期政権を築いている。
1998年に選手として、2018年に監督として2度のW杯制覇を経験。より成熟したチームはカタール大会で史上3カ国目のW杯連覇を狙う。
Getty Images年齢:59歳
出身:オーストラリア
チーム監督歴:2018年~
獲得タイトル:なし
大陸間プレーオフから勝ち上がり、5大会連続5回目のワールドカップ出場を決めたオーストラリア代表。本大会も引き続きアーノルド監督が指揮を執る。現役・監督時代ともにJリーグチームでの所属経験もあるアーノルド氏にとっては、初のW杯の舞台となる。
Getty年齢:50歳
出身:デンマーク
チーム監督歴:2020年~
獲得タイトル:なし
モアテン・オルセン、オーゲ・ハレイデと名将にチームを託してきたデンマークだが、ハレイデの後任は当時48歳のヒュルマンドがその責務を担うことになった。
2021年のEUROではチームをベスト4に導くと、欧州予選では8戦全勝&無失点で早々とW杯出場を確定。こうした飛躍によりデンマークは最新のFIFAランクで10位に上昇。カタール大会での躍進が期待される。
Getty Images年齢:50歳
出身:チュニジア
チーム監督歴:2022年~
獲得タイトル:なし
1月のアフリカネイションズカップ後から暫定指揮を執っているカドリ氏。アフリカ最終予選ではマリを2戦合計1-0で下し、2大会連続6回目のW杯出場を決めた。
本大会のグループリーグではフランス、デンマークらと同組に入っている。
Getty Images年齢:52歳
出身:スペイン
チーム監督歴:2019年~
獲得タイトル:なし
EURO2020ではベスト4に終わったスペインだが、欧州予選では6勝1分1敗で首位通過。2010年南アフリカ以来3大会ぶりの世界制覇を目指す。
グループリーグでは欧州のライバル・ドイツ、日本らと同組に。抽選会後に「簡単なことだろう? ドイツと? ハハハ、いいね。素晴らしいライバルがいる素晴らしいグループだ。楽しめそうだね」と余裕のコメントを残している。
Getty Images年齢:57歳
出身:ドイツ
チーム監督歴:2021年~
獲得タイトル:なし
バイエルンで2度のブンデスリーガ優勝、UEFAチャンピオンズリーグを制覇するなどタイトルを総ナメにしたフリック。2021年にヨアヒム・レーヴの後任としてドイツ代表指揮官に就任。チームは3節、北マケドニアに敗れるなど序盤躓いたが、その後は破竹の7連勝。圧倒的な得点力と安定した試合運びでW杯予選突破1番乗りを果たした。
本大会のグループリーグでは日本と対戦することについては、「日本はいつも出場しているチーム。ブンデスリーガでプレーする選手も多い。だから、高いクオリティを備えているはずだ」と警戒感をあらわにしている。
Getty Images年齢:62歳
出身:コロンビア
チーム監督歴:2021年~
獲得タイトル:なし
母国コロンビアを筆頭にエクアドル、ペルー、ホンジュラス、メキシコ、コスタリカなど6つのラテンアメリカ諸国で監督業を続けてきたスエレス監督。コスタリカ代表は2021年から指揮。大陸間プレーオフを経てチームをワールドカップに導いた。
(C)Getty images年齢:54歳
出身:日本
チーム監督歴:2018年~
獲得タイトル:なし
ロシアW杯後に東京五輪代表との兼任で日本代表指揮官に就任した森保一監督。
アジア最終予選では初戦のオマーン、第3戦のサウジアラビアで敗れるなど苦しいスタートとなったが、その後連勝街道を突き進み、1試合を残して7大会連続7度目のW杯出場を確定。チームの立ち上げから最終予選を戦い抜き、W杯まで導いたのは、日本人監督で史上初となる。
Getty Images年齢:49歳
出身:スペイン
チーム監督歴:2016年~
獲得タイトル:なし
2018年のロシア大会で史上初の3位に導き、近年のベルギー成功における最大の功労者だろう。
自身の契約はカタールW杯終了後までとなっており、まさに今大会が集大成。タレント揃う’’赤い悪魔’’が悲願のW杯初優勝を目指す。
Getty Images年齢:47歳
出身:イギリス
チーム監督歴:2018年~
獲得タイトル:なし
カナダのハードマン監督は2011年から18年までカナダ女子代表を指揮し、16年のリオ五輪で同国女子代表を銅メダル獲得に貢献。18年に女子監督から男子代表監督に鞍替えした異色の経歴を持つ。
北中米カリブ海予選ではメキシコやアメリカら強豪を抑えて首位通過を達成。カナダを36年ぶりのW杯出場に導いた。
同氏は史上初めて女子と男子のチームをW杯出場に導いた監督となった。
Getty年齢:46歳
出身:モロッコ
チーム監督歴:2022年~
獲得タイトル:なし
元日本代表指揮官のハリルホジッチ氏の下、アフリカ予選を勝ち抜いたモロッコだが、W杯直前にハリルホジッチ監督を解任。モロッコ人のワリド・レグラギ氏を招へいしている。
ハリルホジッチはコートジボワール代表を南アフリカW杯に、アルジェリア代表をブラジルW杯に、日本をロシアW杯へ、そしてモロッコをカタールW杯へ導いたこととなり、これは指導者としては初の快挙となったものの、日本と同様にまたしても本大会直前で解任の憂き目に遭っている。
レグラギ氏就任によりモロッコ代表は、追放状態だった中心選手のハキム・ツィエクを再招集。チェルシーでプレーするスターがカタールの地で見ることができそうだ。
Getty Images年齢:55歳
出身:ボスニア・ヘルツェゴビナ
チーム監督歴:2017年~
獲得タイトル:なし
2018年のW杯でクロアチアを初のファイナルに導いたダリッチ氏が、カタール大会も引き続き指揮を執る。
クロアチアと同監督との契約は2024年夏にドイツで行われるEURO2024までとなり、契約を全うした場合は7年の長期政権となる。
欧州予選では初戦に敗れはしたものの、その後は9戦無敗。首位でカタール大会への切符を手にしている。
Getty Images年齢:61歳
出身:ブラジル
チーム監督歴:2016年~
獲得タイトル:コパ・アメリカ(2019)
王国再建を託されたチッチ氏によって、近年のカナリア軍団は輝きを取り戻しつつある。
コパ・アメリカ2021ではアルゼンチンに苦杯をなめたが、南米予選では17試合14勝3分の無敗で首位通過。全チーム最多の40得点を奪ってカタール行きを決めた。
人心掌握術に長けており、ネイマールら選手からの信頼も厚い。
Getty Images年齢:57歳
出身:セルビア
チーム監督歴:2021年~
獲得タイトル:なし
現役時代はJリーグでプレーし、引退後も名古屋で指導者としてJ1優勝に導くなど、’’ピクシー’’は日本でも知られた存在だろう。
現在は母国セルビア代表を指揮しており、欧州予選ではポルトガルを退けて首位でのW杯ストレートインを決めている。
Getty Images年齢:48歳
出身:スイス
チーム監督歴:2021年~
獲得タイトル:なし
現役時代もスイス代表としてプレーした経験のあるヤキン氏。2021年にヴラディミル・ペトコヴィッチ氏の後任として同国代表監督に就任した。
欧州予選では就任後も無敗を維持し、強豪イタリアを抑えて首位通過を決めた。
元スイス代表のハカン・ヤキンは実の弟である。
Getty Images年齢:46歳
出身:カメルーン
チーム監督歴:2022年~
獲得タイトル:なし
カメルーンは、開催国で臨んだアフリカネイションズカップ2021を3位で終えたことにより、トニ・コンセイソン氏を解任。同国のレジェンドであるソング氏に白羽の矢が立った。
ソング氏は2016年に脳卒中で一時昏睡状態となったが生還。2018年にも同国代表で暫定指揮を執ったが、今回は正式就任となる。
Getty Images年齢:67歳
出身:ポルトガル
チーム監督歴:2014年~
獲得タイトル:EURO(2016)、UEFAネーションズリーグ(2019)
2014年にポルトガル代表監督に就任して以降、フェルナンド・サントスは2016年のEURO、19年のUEFAネーションズリーグ制覇と主要タイトルを相次いで獲得。その手腕を評価され、現体制は8年目に突入している。
欧州予選では最終節でセルビアに敗れ、プレーオフに回ることになったが、トルコと北マケドニアを退けて本大会の出場権を獲得した。
Getty Images年齢:47歳
出身:ガーナ
チーム監督歴:2022年~
獲得タイトル:なし
2021年9月に就任したミロバン・ライェバツ氏がアフリカネイションズカップの早期敗退を受けて1月に解任。後任には直近までドルトムントのアシスタントを務めていたオットー・アッド氏が就任した。
アフリカ最終予選ではナイジェリアにアウェーゴール差で勝利。3大会ぶりのW杯出場を決めた。
Getty Images年齢:47歳
出身:ウルグアイ
チーム監督歴:2021年~
獲得タイトル:なし
15年もの長期政権を築いたオスカル・タバレス時代は終焉を迎え、46歳のアロンソ氏が新たにウルグアイを率いることになった。
4試合を残して出場圏外の7位に低迷していたウルグアイだったが、アロンソ監督就任後は巻き返して4連勝。逆転で3位に浮上しW杯出場を決めた。
Getty Images年齢:53歳
出身:ポルトガル
チーム監督歴:2018年~
獲得タイトル:なし
ロシアW杯後に韓国代表指揮官に就任したパウロ・ベント氏が、2014年以来2大会ぶりにW杯で指揮を執る。
韓国はアジア最終予選でイランに次ぐ2位でストレート通過。グループリーグではウルグアイ、ガーナ、ベント監督の母国であるポルトガルと対戦する。

11月21日(月)に開幕するカタール・ワールドカップ2022は、スポーツくじ「WINNER」の対象となる。購入は11/7(月)午前8時から可能となる。
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