イランサッカー連盟は、国際サッカー連盟(FIFA)に対してワールドカップの試合会場変更を求めているようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。
2026年ワールドカップアジア最終予選のグループAを首位通過したイランは、4大会連続7度目の本戦出場を決めた。グループステージではグループGに入り、ベルギー、エジプト、ニュージーランドと対戦する。しかし、2月末に同国とアメリカ・イスラエル間での軍事衝突が始まり、イランのワールドカップ出場が現時点で不透明な状況に陥っている。
グループステージの3試合すべてをアメリカ国内で予定するイランに対して、先週末にアメリカのドナルド・トランプ大統領は「渡航した場合、生命と安全が危険に晒される」と警告。これを受け、イランサッカー連盟は試合をアメリカ国外に移す可能性を探っており、メフディ・タージ会長は試合会場の変更についてFIFAと協議中であることを認めていた。
しかし、『ガーディアン』によると、FIFAはイランの試合会場をアメリカ国外に移すことに対して消極的な模様。関係者の間では、開催地変更は他の出場国に不便を強いることになり、すでにチケット販売や放映スケジュール、スポンサー契約が確定しているため、商業的にも大きな問題があるようだ。
それでも、FIFAは最終判断を4月30日にバンクーバーで開催される総会まで下さない可能性が高く、現時点でイランの大会出場を望む姿勢を維持している。


