トッテナムのイゴール・トゥドール監督について、有力メディア『The Athletic』の記者が分析している。
今季はトーマス・フランク監督体制でスタートしたものの、成績不振によって指揮官交代を決断したトッテナム。2月中旬からトゥドール監督に指揮を託したが、10日のチャンピオンズリーグ・ラウンド16第1戦でもアトレティコ・マドリーに2-5と大敗。同指揮官の下での最初の4試合は全敗、トッテナムの監督で就任後4連敗は史上初となった。
チャンピオンズリーグでも準々決勝進出が難しくなり、プレミアリーグでは降格圏18位と1ポイント差と、指揮官交代後も状況は好転せず。すでにトゥドール監督解任の声も上がる事態となっているが、『The Athletic』のオリバー・ケイ記者はこう指摘した。
「まず最初に言いたいのは、監督の解任を求めるのが大嫌いだということ。特に、就任からわずか4試合だとなおさらだ。だが、今は異常事態だ。トゥドールは短期的なインパクトを期待されたが、それが実現できていない。トッテナムの危機は深刻だ」
「プレミアリーグ過去55試合でわずか12勝、不振は長期化している。痛ましい状況だ。フランクからトゥドールへの交代は、降格の危機を回避するための苦肉の策だった。だが、フランク時代よりも状況は悪化している。これはパフォーマンスや結果だけではなく、クラブから漏れてくる声は深刻な不和と機能不全を反映している」
「これはトゥドールの責任ではなく、フランクの責任でもない。トッテナムは、ロッカールームと役員会の両方で巨大な過ちを繰り返してきた。とはいえ、パフォーマンスは悪く状況も危機的だ。不条理なことに、もはや現実的な選択肢とは思えない」
「だが問題は、トゥドールに固執するかどうかではなく、役員会が代替案を用意できると誰が信じられるのか、あるいはなぜ信じることができるのか、である」
トッテナムは15日にリヴァプールと対戦した後、18日にアトレティコとの再戦に挑む。

