Mykhailo-MudrykGetty Images

FAがチェルシーのムドリクをドーピング違反で起訴。最大4年間の出場停止処分を受ける可能性

チェルシーのミハイロ・ムドリクは、アンチドーピング規則違反で起訴され、最大4年間の出場停止処分を受ける可能性があるようだ。『BBC』が伝えた。

現在24歳のムドリクは、母国ウクライナのシャフタール・ドネツクでプロデビュー。2023年1月にチェルシーへと8年半契約で加入すると、昨季からはクラブの10番を託され、今季は公式戦15試合出場3ゴール、5アシストを記録していた。しかし、シーズン途中にチェルシーは、クラブ公式サイトでムドリクのドーピング検査に関する声明を発表。ドーピング検査で陽性反応を示し、暫定的な出場停止処分を受けることになった。

その後、チェルシーでの練習が禁止され、クラブは彼と彼の精神面をサポートしていたが、今回、FAは現状に関して新たに声明を発表した。

「ミハイロ・ムドリクが、FAのアンチドーピング規則の規定3および4の条項において、禁止物質の存在または使用を主張するアンチドーピング規則違反で起訴されたことを確認。これは進行中の事案であるため、現時点でさらなるコメントはできない」

ムドリクは「定期尿検査で異常が発見された」後、12月にFAによって暫定的に出場停止処分を受けていたが、これにより世界サッカー統括団体FIFAのガイドラインの下、意図的に禁止物質を摂取したと判明した選手は最大4年間の出場停止処分を受ける可能性があるとのことだ。

広告