GFX Jurgen Klopp FIFA 20 TacticsGetty/Goal

【FIFA 20】FUTでリヴァプールを再現する方法|最強のゲーゲンプレッシングをゲームでも

2019-20シーズン、リヴァプールのプレミアリーグ優勝は目前。30年にわたるリーグ無冠の歴史に終止符が打たれそうだ。

マージーサイドのプレースタイルは、クロップによる有名な「ゲーゲンプレッシング」の哲学が導入されている。見た目にもわかりやすいため、ゲームで戦術を再現しようと躍起になるFIFA 20プレイヤーも多い。

フォーメーションの変更とカスタム戦術の調整でリヴァプールの戦術を再現してみよう。

目次

  1. リヴァプールのフォーメーションと選手
    1-1. 4-3-3(2)が最適
    1-2. ウィンガーの重要性
  2. リヴァプールの戦術を再現する
    2-1. ゲーゲンプレスの設定
    2-2. 選手の動かしかた
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リヴァプールのフォーメーションと選手

EMBED ONLY FIFA 20 defendingEA Sports

4-3-3(2)が最適

クロップの攻撃的な4-3-3を支えるのはファビーニョを軸とするディフェンシブMF。サイドバックが上がった際のバックラインを守る役割を果たしている。同時に、ディフェンシブMFは最終ラインからボールを受け取り、チームをフィールド前方に押し上げる役割も担っている。FIFA 20では、4-3-3(2)がリヴァプールのフォーメーションを最もよく再現している。

ロベルト・フィルミーノは典型的なストライカータイプではない。自身が得点を奪うだけでなく、チームメイトと連携しアシストすることを好む選手だ。なので、フォルス9(偽9番)を使う4-3-3(5)がこの動きを再現する次の選択肢となる。センターFWに起用する選手に応じて使い分けよう。

4-3-3(2)もフォルス9を使うことができるフォーメーションだ。ストライカーへの「指示」を調整し、デフォルトの設定よりもフィルミーノの役割に近づけて使うとよい。

ウィンガーの重要性

ヴィルヒル・ファン・ダイクと契約したことで、リヴァプールは欧州王者になることができた。リヴァプールの高いディフェンスラインを構築でき、プレッシングが格段に効果的になったからだ。同様に、アリソンを獲得したことでキーパーの不注意なミスがなくなり、バックラインからの展開にも大いに貢献している。

FIFA 20でリヴァプール風のプレーをするためには、内側に切れ込んで利き足でシュートを打ったり仕掛けたりできる「インバーテッド」ウィンガーが必要になる。モハメド・サラーとサディオ・マネは共に逆足のレートも★4。両足とも器用に使いこなし、ディフェンダーをやり込めることができるということだ。

リヴァプールが高い位置からプレッシングをかけるということは、ミッドフィルダーは試合を通じて動き続けられる高レートの「スタミナ」が要求されるということだ。同時に、「パスカット」と「防御意識」も高く、「タックル」と「ショートパス」の両方が高い必要もある。

ジョーダン・ヘンダーソン、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、ジェイムズ・ミルナー、ナビ・ケイタ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンらは全員CMFに要求されるこれらのパラメータが高い選手だ。

リヴァプール風カスタム戦術

FIFA 20 Liverpool Tactics

ゲーゲンプレスの設定

FIFA 20では、カスタム戦術を使えばチーム全体の設定を変更することも、選手個人への指示を細かく与えることもできるようになっている。これを駆使してクロップのリヴァプールを再現してみよう。

クロップの「ゲーゲンプレッシング」戦術はマインツ時代やドルトムント時代に有名になり、その後アンフィールドにも導入された。この戦術をFIFA 20で再現するには、ディフェンスの戦術を「ボールロスト後にすぐプレス」に設定しよう。これによって、味方の選手が全員7秒間プレスをかけるようになる。その間にボールを奪取できなければ元のポジションに戻っていく。

ディフェンスの「幅」は4から7の間に設定し「ノーマル」にしておこう。一方、ハイラインを敷いてプレーするので「深さ」は「高い」(7周辺)に設定する必要があるが、カウンターに対して警戒しておかなければならないことは覚えておこう。

クロップのチームは大抵ポゼッションで上回る試合運びをするが、特にそれを意識してプレーする決まりにはなっていない。「攻撃のスタイル」は「高速ビルドアップ」に設定しよう。素早くクリエイティブなウィンガーと優秀なボールコントロールを誇るミッドフィルダーを起用してボールを素早くフォワードに送り、相手を圧倒するのだ。

選手の動かしかた

得点とチャンス創出にはウィンガーが非常に重要だ。チームの攻撃戦術の「幅」は「ノーマル」より上(7周辺)に設定し、サイドを活用しよう。

試合中、折を見て十字キーでサイドバックの「攻撃参加」を起動しよう。これでチームの比重がワイドに強く置かれることがわかるだろう。クロップがアンドリュー・ロバートソンとトレント・アレクサンダー=アーノルドを起用する意図はそこにある。

ストライカーをフィルミーノのようにプレーさせるには、それぞれの選手に対するアタッキングランの「指示」を「フォルス9」にし、両ウィンガーのサポートランを「裏に抜ける」にしておこう。

この設定で、セントラルアタッカーがワイドに開いた選手にチャンスを創出するようになる。ワイドの選手はディフェンダーの裏から走り抜け、中に切れ込んでシュートを打てるようになる。

『FIFA21』について

次作のFIFA 21は2020年10月9日に販売されることが決定した。FIFA 21に関する最新情報は以下の記事を参考にしてほしい。

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