今夏ここまでの主な獲得・放出
【IN】
コスタス・ツィミカス(←オリンピアコス)
【OUT】
アダム・ララーナ(→ブライトン)
デヤン・ロヴレン(→ゼニト)
ナサニエル・クライン
昨シーズン、2位のマンチェスター・シティに17ポイント差をつけて悲願のプレミアリーグ初優勝を果たしたリヴァプール。既に2018-19シーズンにチャンピオンズリーグ制覇も成し遂げているチームは、ユルゲン・クロップ体制6年目を迎え、今後はどのように現在のトップの地位を守っていくかが焦点となる。
【GK・DF評価:SS】世界最高クラスの名手が揃う
(C)Getty Imagesアリソン・ベッカー、アレクサンダー=アーノルド、フィルジル・ファン・ダイク、アンドリュー・ロバートソンと、各ポジションに世界最高レベルのレギュラーを揃え、どのクラブもうらやむ陣容に。層に不安を抱えていた左サイドバックにはコスタス・ツィミカスを引き入れ、アレクサンダー=アーノルドのバックアッパーも同じく抜群のキック精度を誇る新進気鋭の19歳、ネコ・ウィリアムズが台頭。さらに、ジョエル・マティプもプレシーズン中に負傷からの復帰を果たした。ファン・ダイクとアリソンが怪我した際は大きな戦力ダウンも、それが重箱の隅をつつくような指摘と言えるほどの充実ぶりだ。
【MF評価:S】南野&カーティス・ジョーンズが底上げ
(C)Getty Images主将のジョーダン・ヘンダーソン、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、ファビーニョという抜群の構成力を誇るトライアングルに加え、本領発揮の兆しが見えるナビ・ケイタ、そして昨シーズン冬に加入した南野拓実がフィットしてきた中盤も世界屈指だ。そして若手でも、生え抜きの19歳であるカーティス・ジョーンズがプレシーズン中に十分のインパクトを残しており、レギュラー争いに食い込んでもおかしくないポテンシャルを発揮している。
【FW評価:S】トリデンテ健在
(C)Getty Imagesサディオ・マネ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノはいまや誰もが認める世界最高峰のトリデンテだ。一方で層という面では誰か一人が離脱するとその影響が小さくない状況は相変わらず。南野やディヴォック・オリギ、20歳のリアン・ブリュースターらの覚醒に期待がかかる。
【総合評価:S】ひいき目なしに鍵は南野
(C)Getty Imagesほぼ完成しているチームの中で、懸念点を挙げるとすれば同様のメンバーで既にCLとプレミアリーグを経験したことからくるマンネリだ。財政面の問題もあり補強での活性化が難しい中、クロップ監督はプレシーズンで4-2-3-1を採用するなど、フォーメーションや人員配置の変更でチームにフレッシュさをもたらそうと試みている。とりわけ、コミュニティシールドで加入後初ゴールを決め、トップ下で起用されたブラックプールとのプレシーズンマッチでもゴールを挙げた2年目の南野にかかる期待はひいき目なしに大きく、今季のチームの鍵となる選手の一人になることは間違いない。
補強に関し、現在ではバイエルン・ミュンヘンのチアゴへの強い関心が伝えられている。総合力で言えば現在のままでも断然の優勝候補であることは間違いないが、レギュラークラスを一人程度は補強し、チーム内に新鮮な空気を取り入れたいところだ。
【そのほかの戦力分析&補強まとめ】
・マンチェスター・C編
・マンチェスター・U編
・チェルシー編
・トッテナム編
・アーセナル編
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