今夏ここまでの主な獲得・放出
【IN】
カイ・ハヴェルツ(←レヴァークーゼン)
チアゴ・シウバ(←PSG/フリー)
マラン・サール(←ニース/フリー)
ベン・チルウェル(←レスター)
ティモ・ヴェルナー(←ライプツィヒ)
ハキム・ツィエク(←アヤックス)
【OUT】
ペドロ(→ローマ)
ウィリアン(→アーセナル/フリー)
ダニロ・パンティッチ(→FKチュカリチュキ)
基本フォーメーション(4-2-3-1&3-4-3)
(C)Goal
(C)Goal今夏、プレミアリーグで最も積極的な動きを見せているのがチェルシーだ。過去2回のマーケットで補強禁止処分を受けていたため、“アザール・マネー”を含めた貯金を市場に思う存分費やしている。
フランク・ランパード監督の下で若く勢いがありながら、一方で未熟でもあった昨季のチェルシー。そのため、今夏はベテランのチアゴ・シウバ、すでに実績のあるティモ・ヴェルナー、ハキム・ツィエクを獲得した。さらに、カイ・ハヴェルツやベン・チルウェル、マラン・サールといったこれからキャリアを積み上げていく選手も加わり、陣容は盤石に。新シーズンはより魅力的でスピーディーな攻撃を見ることができそうだ。
【GK・DF評価:A】頼れる守護神不在がネック
Getty Images最終ラインはセサル・アスピリクエタやアントニオ・リュディガーを除き、若手中心であったが、経験豊富なチアゴ・シウバが加わったことでより締まった陣容になるはずだ。また、チルウェルやサールら若手にとっても同年代のリース・ジェームズやフィカヨ・トモリがチャンスを得ている状況はポジティブに働くだろう。
一方で、最後方では2018年に8000万ユーロ(約96億円)で加入したケパが信頼をつかめておらず、今夏も補強に動いている。新たな正キーパー候補が加入しなければ、難しいポジションと言わざるを得ない。
【MF評価:S】十分すぎる陣容に
Getty Imagesすでにヌゴロ・カンテ、ジョルジーニョ、マテオ・コヴァチッチといったピークを迎えている主力選手が在籍していることに加え、昨季はメイソン・マウント、ビリー・ギルモアといった若手もブレーク。かねてより噂が挙がっているドイツの新星、カイ・ハヴェルツの加入も正式発表に至った。年齢のバランス、層ともに十分で、評価は「S」にふさわしいだろう。
【FW評価:A】次代のタレントが加入
Gettyウィリアン、ペドロといった実績あるベテランが抜け、ヴェルナーとツィエクという新世代のタレントが加わった。タミー・エイブラハムとオリヴィエ・ジルーのいずれかがストライカーを担う状況は少々心もとなかっただけに、生粋のゴールゲッターであるヴェルナーの加入は大きなプラス材料だ。
ツィエクはプレシーズンマッチで負傷し、開幕に間に合うかは不透明だが、すでにゴールも演出するなどその実力は証明済み。ファンに愛されたウィリアンやペドロ同様のインパクトを期待したいところだ。
【総合評価:A】新戦力フィットなら優勝争いも
Goal昨季はランパード政権1年目で4位フィニッシュ。今季の補強を受け、リヴァプールやマンチェスター・シティの優勝争いに割って入ることが期待される。新戦力たちが1年目からプレミアに適応することができれば、王座奪還も決して高望みなどではない。
とはいえ、気がかりなのは最後方に信頼できる選手がいないこと。チアゴ・シウバが加わったが、守護神の補強は必要不可欠だろう。アンドレ・オナナ(アヤックス)やヤン・オブラク(アトレティコ・マドリー)など噂に挙がっているビッグネームを確保することができれば、文句なしの夏となる。
【そのほかの戦力分析&補強まとめ】
・マンチェスター・C編
・マンチェスター・U編
・トッテナム編
・アーセナル編
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