2021-2022シーズンのドイツ・ブンデスリーガでプレーする日本人選手を紹介する。
Getty Images【2021-2022】ブンデスリーガ所属の日本人選手を紹介|新たにドイツでプレーするのは?
(C)Getty Images長谷部誠(フランクフルト)
- 生年月日:1984年1月18日(37歳)
- ポジション:DF・MF
- 昨季ブンデス公式戦出場:29試合(2290分出場)
■ブンデス最年長男が15年目のシーズンへ
ブンデスリーガ15シーズン目を迎え、リーグ最年長として新シーズンを迎えるのが、37歳の長谷部誠だ。昨シーズンはリーグ戦29試合でプレーするなど、ここまでブンデスリーガ通算340試合に出場してアジア人歴代最多出場記録を更新中だ。
今春にフランクフルトと1年間の契約延長を締結した長谷部は今シーズン、チームがヨーロッパリーグにも参戦することから、昨シーズン以上の出番が期待されている。
本人いわく「週に2試合、90分間ずつプレーできます」とコメントしており、新シーズンに向けてコンディションは好調のようだ。
(C)Getty Images鎌田大地(フランクフルト)
- 生年月日:1996年8月5日(25歳)
- ポジション:MF・FW
- 昨季ブンデス公式戦出場:32試合5ゴール12アシスト(2373分出場)
■日本代表でも覚醒中!欧州でも注目株に
フランクフルト復帰後は目に見える結果を残し続けている鎌田大地。最近では日本代表にもコンスタントに招集されており、類まれなゴール&アシストセンスをいかんなく発揮している。
昨季は5ゴール12アシストを記録したものの、チームはあと一歩のところでUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃す結果に。新シーズンでは自身のキャリアハイを目指すとともに、チームをトップ4に導く活躍に期待したい。
Getty Images遠藤航(シュトゥットガルト)
- 生年月日:1993年2月9日(28歳)
- ポジション:DF・MF
- 昨季ブンデス公式戦出場:33試合3ゴール3アシスト(2957分出場)
■チーム主将に就任。より重要な存在へ
2019年にベルギーのシント=トロイデンから当時ブンデスリーガ2のシュツットガルトに加入した遠藤航。すると、1年目から昇格に貢献し、初挑戦となった昨シーズンのブンデスリーガでは出場停止の最終節を除く33試合に先発。32試合でフル出場するなど、チームの中心選手としてプレーした。
ブンデスリーガでのデュエル成功数は全選手トップを記録しており、シュツットガルトにとっては欠かせないピースの一人である。
今夏の東京五輪では、オーバーエイジ枠としてリオ大会に続いて出場。中盤の支柱として日本をベスト4に導いた。開幕を迎えるチームへの合流が遅れたことは気がかりだが、ハンブルガーSV時代の酒井高徳に続く史上2人目の日本人キャプテンとして遠藤はブンデスリーガ2シーズン目を迎える。
Getty Images伊藤洋輝(シュトゥットガルト)
- 生年月日:1999年5月12日(22歳)
- ポジション:DF・MF
- ジュビロ磐田(日本)から期限付き移籍加入
■NEXTブレイク候補との呼び声も高い
今夏にジュビロ磐田からシュトゥットガルトに期限付き移籍で加入した伊藤洋輝。すでにチームに合流しており、プレシーズンからインパクトを残しているようだ。DFBポカール1回戦では先制点の起点となる正確なパスを供給。チームの勝利に大きく貢献した。
クラブスポーツディレクターのスヴェン・ミスリンタートは「ヒロキは中期的に我がトップチームのスカッドに昇格するための、プレー面、フィジカル面においてのすべての要素を備えている」と評価。遠藤航とともにトップチームでプレーする日もそう遠くないはずだ。
Getty Images原口元気(ウニオン・ベルリン)
- 生年月日:1991年5月9日(30歳)
- ポジション:MF・FW
- ハノーファーから移籍加入
■帰ってきた原口元気。3年ぶりのブンデス1部で躍動できるか
昨シーズンをブンデスリーガ2部のハノーファーで過ごした原口は、今夏にウニオン・ベルリンに加入。2018-19以来3シーズンぶりにブンデスリーガに復帰している。
今年で30歳になった日本代表MFは、ドイツでプレーするクラブは実に4つ目。チームへの献身性はもとより、昨シーズンに2部で記録した9ゴール7アシストに違わぬ攻撃面での活躍を見せられるか、注目だ。
Getty Images遠藤渓太(ウニオン・ベルリン)
- 生年月日:1997年11月22日(23歳)
- ポジション:MF
- 昨季ブンデス公式戦出場:16試合1ゴール(447分出場)
■ドイツ2年目。東京五輪選外の悔しさをピッチで晴らす
昨季から期限付き移籍でウニオン・ベルリンに加入していた遠藤渓太だが、シーズン途中に完全移籍に移行。前半戦は負傷の影響などもあり、シーズンを通して16試合のみの出場にとどまる悔しい結果となった。
東京五輪ではアタッカーとして選出も期待されたが、結果はメンバー外に。この悔しさをドイツのピッチで晴らし、今度はW杯を目指す日本代表入りを目指す。
Getty Images浅野拓磨(ボーフム)
- 生年月日:1994年11月10日(26歳)
- ポジション:FW
- パルチザンと契約解消、フリーで加入
■快速“ジャガー”が再びドイツの舞台へ
今夏にパルチザンと契約解消に至りフリーになった浅野は、昇格組のボーフムに加入。3年ぶりにドイツに復帰した日本代表FWだが、ここまでブンデスリーガで通算28試合で1ゴールのみと期待されていたほどの結果を残せていない。
しかし、昨シーズンにはセルビア1部で18ゴールを挙げる活躍を見せており、新天地のボーフムでは10番を背負うなど大きな期待を集めている。日本代表でも持ち味のスピードを武器に前線を務める機会も増加。ワールドカップに向けて重要な1年が始まる。
Getty Images奥川雅也(アルミニア・ビーレフェルト)
- 生年月日:1996年4月14日(25歳)
- ポジション:MF・FW
- ザルツブルクから完全移籍で加入
■新監督も期待。躍動の準備は整った
2021年1月にシーズン終了までのレンタルでビーレフェルトへ加入した奥川雅也。ビーレフェルトでは13試合に出場し、1ゴールと結果は振るわなかったものの、チームは完全移籍での獲得を決断。新たに2024年6月30日までの契約を結んだ。
2021-22シーズンから新監督に就任したフランク・クラマー氏は奥川を「非常に知的で、勤勉。中盤から得点への脅威を生み出せる」と高く評価しており、堂安律が去ったビーレフェルトでの活躍が期待される。
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