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バルセロナ移籍が大失敗に終わった選手たち|彼らが輝けなかった要因は?
Gettyバルセロナ移籍が大失敗に終わったのは?
バルセロナは優秀なアカデミーを持ち、長くクラブでプレーし続ける選手が多いことで有名である。
しかし、中には高額な移籍金をはたいて有名選手を獲得することもあり、結果的にその移籍が失敗に終わった例も多数ある。
今回は、バルセロナ移籍が失敗に終わった選手たちを紹介する。
Getty Imagesファビオ・ロッケンバック
2001-2005|ST|68試合、3ゴール、5アシスト
900万ユーロでインテルナシオナルから加入このブラジル人は新世代のけん引役として期待されていた。しかし、彼は有り余るサラリーをアルコールやパーティー、そして不健康な食事に浪費してしまった。2017年には違法な闘鶏を行ったとして自国で逮捕されている。
Getty Imagesマルク・オーフェルマルス
2001-2004|LM|141試合、19ゴール、19アシスト
4000万ユーロでアーセナルFCから加入最初のうちはよいパフォーマンスを見せたオーフェルマルスだったが、ケガの影響で頻繁に欠場せざるを得なくなってしまった。批判が重なった結果、引退を余儀なくされた。2012年よりアヤックスでスポーツダイレクターを務めている。
Getty Imagesハビエル・サビオラ
2001-2006|ST|179試合、72ゴール、31アシスト
3590万ユーロでリーベル・プレートから加入バルセロナはこのタレントに約3600万ユーロもの大金を投じた。このアルゼンチン人にとって滑り出しはよかったものの、後にサミュエル・エトーらがバルサに加入してからは、サビオラは彼らの陰に隠れるようになってしまった。2007年にフリーでクラブを出ることになったのだが、あろうことか移籍先は仇敵レアル・マドリーであった。
Getty Imagesアレクサンドル・ソング
2012-2016|DM|65試合、1ゴール、2アシスト
1900万ユーロでアーセナルから加入このアンカーはカタルーニャのベンチを賑わせるだけの結果になってしまった。2年間不遇の時期を過ごしたあと、プレミアリーグに戻り、ウェスト・ハムで活躍したが、2016年にフリーでロシアへ移籍。現在はアフリカ北東部のジブチ共和国にあるクラブでプレーを続けている。
Gettyケイリゾン
2009-2014|ST|0試合
1400万ユーロでデスポルチーヴォ・ブラジルから加入このブラジル人は超ド級のタレントだと思われていたが、結局バルサで試合に出ることはなかった。5年間をローン先で過ごしたのち、2014年に契約を終えた。現在はブラジルで現役を続けており、2020年からはUSLリーグ2(アメリカ4部相当)でプレーしている。
(C)Getty Imagesマウコム
2018-2019|WG|24試合、4ゴール、2アシスト
4100万ユーロでボルドーから加入このウィンガーはヨーロッパの多くのクラブから狙われる存在だった(その中にはドルトムントやバイエルンも含まれている)が、結局マウコムはバルサを選んだ。結局驚くべきことに、彼はほとんど試合に出ることなく、メッシやスアレスたちの陰に隠れてしまった。1年後、ロシアに移籍した。
Gettyドミトロ・チグリンスキー
2009-2010|CB|14試合
2500万ユーロでFCシャフタール・ドネツクから加入ウクライナ人のチグリンスキーは、ラフなゲームを好む選手で、ティキ・タカ向きではなかった。ペップ・グアルディオラがそのことに気がついたのは最初の練習の後であった。1シーズンを過ごしたのちドネツクに1500万ユーロで戻ることになった。
Getty Imagesズラタン・イブラヒモヴィッチ
2009-2011|ST|46試合、22ゴール、12アシスト
6950万ユーロでインテルから加入サミュエル・エトーとの入れ替わりでバルサに加入したが、結果的にインテルがその恩恵を受け三冠を達成する格好となってしまった。しかし、ズラタンはペップやメッシとの確執もあり、1年後にはミランへと期限付き移籍。その後売却されることとなった。
Gettyウスマン・デンベレ
2017-|RW|82試合、22ゴール、17アシスト
1億3000万ユーロでボルシア・ドルトムントから加入まだ所属選手のため、期待はずれに終わったとは言わないが、これまでの成績は期待を大きく下回っている。そのためベンチにいることが多くなってしまっている。また、スキャンダルの多い選手でもある。
Getty Imagesアレクサンドル・フレブ
2008-2012|OM|36試合、0ゴール、3アシスト
1700万ユーロでアーセナルから加入アーセナルではレギュラーを張り、魔術師とまで言われたベラルーシ人MFでもバルサでは控えに甘んじた。数々の期限付き移籍の結果、この元シュトゥットガルトのスターの契約が切れた2012年以降は、東ヨーロッパ各国リーグを放浪することになっている。
Getty Imagesパウロ・エンリケ
2008-2012|CB|0試合
800万ユーロでデスポルチーヴォ・ブラジルから加入このセンターバックは契約後すぐにローンで放出された。レヴァークーゼンでは時々よいプレーを見せたものの、バルサではチャンスに恵まれず、試合出場は叶わなかった。結局2012年にブラジルに戻ることになった。
Getty Imagesフアン・ロマン・リケルメ
2002-2005|OM|42試合、6ゴール、9アシスト
1000万ユーロでボカ・ジュニアーズから加入加入してすぐのこと、監督であったルイス・ファン・ハールは「政治的な移籍」と彼を形容した。ファン・ハールの下ではサイドの選手として起用されていたリケルメだったが、ビジャレアルに期限付き移籍したことで再び輝きを取り戻した。
Gettyアルフォンソ・ペレス
2000-2003|ST|38試合、5ゴール、1アシスト
1650万ユーロでベティスから加入両チームにとって運命的な移籍だった。アルフォンソはバルサではルイス・フィーゴの控えになるはずだったが、自身の強みを取り戻すことはできなかった。1シーズンをバルサで過ごしたのち2年間ローンで放出され、ベティスに戻ることになった。
Getty Imagesマルティン・カセレス
2008-2011|CB|23試合
1650万ユーロでビジャレアルから加入予想通り、ピケとプジョルのコンビが鎮座するセンターバックではこのウルグアイ人はほとんど試合に出ることができなかった。出場できた試合でも説得力に欠くパフォーマンスであった。2度のローンを経てセビージャFCに移籍。現在はフィオレンティーナに在籍しているカセレスは、フランク・リベリーとチームメイトだ。
Getty Imagesガブリエル・ミリート
2007-2011|CB|76試合、2ゴール、1アシスト
2000万ユーロでレアル・サラゴサから加入このアルゼンチン人を襲ったのはケガに次ぐケガ。欠場期間は最長で578日にも及んだ。キャリアの最後に、ユース時代に在籍したCAインデペンディエンテにフリーで移籍、1年を過ごした。
Getty Imagesフィリップ・クリスタンヴァル
2001-2003|CB|47試合、0ゴール、1アシスト
1700万ユーロでASモナコから加入クリスタンヴァルは主力選手から外され、バルセロナでチャンスを得ることはそれ以来なかった。フランス代表の座まで失ってしまった。そのため2シーズン後にフリーでマルセイユに移籍し、その後フラムに活躍の場を移した。
Getty Imagesジェオヴァンニ
2001-2003|OM|43試合、3ゴール、3アシスト
2100万ユーロでECクルゼイロから加入このブラジル人は時々よいプレーを見せたが、好不調の波が激しい選手だった。試合経験を積むため2003年にベンフィカへローンで放出されたが、後にベンフィカが彼を買い取ることとなった。その後7つのクラブと契約を交わしており、その中にはマンチェスター・シティも含まれている。
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