――今季のプレミアリーグで数字的な目標はありますか?
やはり5点は決めたいです。アシストは正直、自分が横パスして(味方が)ミドルを決めた場合もアシストになったりするので、数字としてあるに越したことないのですが、そこまで気にはしていないです。それと怪我をしないというのも含めて、シーズンを通して30試合は出たいですね。
どのチームもベンチにいる選手を含めてレベルが高いし、たぶん38試合すべてスタメンで出る選手なんて限られていると思います。もちろん全試合に出られたら最高ですけど、多くても25試合くらいのスタメンだと思うので、それぐらいは出たいです。
現時点のチームのなかで「自分は出なければいけない選手」という自信はあるので、あとはピッチでやるだけという感覚です。ピッチで自分のパフォーマンスを出すのと、チームが勝てれば試合は出られるだろうと思うので、そこにフォーカスすればいいと思います。
あとは本当に自分のフィーリングを大事にしたい。自分がどれだけ90分のなかでゲームに関われたか。そういったところが重要だと思います。
――数字よりも感覚的なものが大事ということでしょうか?
ピッチ上で感じることのほうがすごく重要だと思っています。それこそボールを相手に持たれる試合が増えれば、そもそものプレーの回数自体が少なくなってしまいます。限られた1回でビッグチャンスを作るというタイプの選手でもないので、自分がボールを持ったときにどれだけの選択肢を持ってちゃんと冷静にプレーができているか。そういうところを大事にしないといけない。そこでできることを増やしていけばいいかなと。
――「できることを増やしていく」という点で、プレミアリーグを戦うからこそ自分のなかで変えよう思っている部分はありますか?
守備における局面の回数をすごく増やしたいとは考えています。1対1の状況で(ボールを)奪いに行く回数ですね。たくさんやられてもいいし、取れたらベストですけど、その回数はすごく増やしたいと思います。
奪いに行く回数やアタックしに行く回数。いわゆる”寄せている”ではなく、中盤の真ん中で潰しに行く回数を守備において増やしたいと思っています。