サッカー日本代表は2025年9月10日(水)に2026年ワールドカップの開催国の1つを務めるアメリカ代表と対戦する。ミランのクリスチャン・プリシッチをはじめ、ヨーロッパ各国やメジャーリーグ・サッカー(MLS)のトップクラブでプレーする選手を擁する北中米カリブ海の強豪国だ。
本記事では、アメリカ代表の有名選手や注目選手を紹介する。
Getty Imagesサッカー日本代表は2025年9月10日(水)に2026年ワールドカップの開催国の1つを務めるアメリカ代表と対戦する。ミランのクリスチャン・プリシッチをはじめ、ヨーロッパ各国やメジャーリーグ・サッカー(MLS)のトップクラブでプレーする選手を擁する北中米カリブ海の強豪国だ。
本記事では、アメリカ代表の有名選手や注目選手を紹介する。
Getty Images若くして注目を集めてきたプリシッチ。ドルトムントで台頭し、その後チェルシーでチャンピオンズリーグ優勝を経験、そして現在ミランで活躍している。特にイタリアに渡ってからは得点能力に磨きがかかり、2季連続で二桁得点を記録した。
17歳でデビューしたアメリカ代表の中心選手であるプリシッチは、攻撃面でチームを牽引することはもちろん、若くして主将を務め、リーダーとしてもチームをまとめている。日本との一戦では、同選手の高い技術や決定力、さらにチャンスメイクで守備陣を苦しめることになりそうだ。
Getty Imagesリベリアの英雄ジョージ・ウェアの息子であるティモシー・ウェアは、パリ・サンジェルマン下部組織を経て、ユヴェントスなどでプレーし、今夏からフランスの名門マルセイユに加入。当初は父同様にFWでプレーするも、クラブではウィングバックとして活躍の幅を広げている。
アメリカ代表が決勝進出したゴールドカップでは招集外だったが、9月に代表復帰。そのスピードを活かして攻守にわたって左右両サイドでインパクトを残せるウェアは、日本代表のウィングやサイドバックにとって危険な存在になりそうだ。
Getty Imagesアメリカ期待のストライカーがバログン。アーセナル出身の同選手は、スタッド・ランスでブレイクして現在モナコで南野拓実とともにプレー。今季はチームの主力に定着し、序盤から得点を挙げるなどさらなる活躍が期待されている。
ユース世代ではイングランド代表でもプレーしたバログンは、負傷の影響でしばらく代表から離れていたが、9月に1年ぶりの復帰。大きなポテンシャルを有するストライカーは、クラブでの調子を代表でも維持し、日本戦、さらには来夏のワールドカップで輝きたい。
Getty Images鎌田大地のチームメイトでもあるリチャーズは、バイエルンユースからクリスタル・パレスに加入。守備陣の中心選手として昨季にマンチェスター・シティ攻撃陣を零封してのFAカップ制覇に大きく貢献した。
アメリカ代表でも定位置をつかんで今夏のゴールドカップ決勝進出を支えたりと、相方トム・リームととともに安定した守備陣を形成。対人守備を得意とする同選手は、日本代表攻撃陣にとって厄介な相手になることは間違いない。
Getty Images現在アメリカ代表の主将を務めるのがアダムス。RBライプツィヒやリーズでプレーし、現在ボーンマスの主力として活躍している。守備的MFとしてデュエルでインテンシティの高い守備を見せ、昨季のチームの躍進を支えていた。
アメリカ代表の中盤としても不可欠な存在であるアダムスは、守備だけではなく、ロングパスやミドルシュートを得意とするなど、トランジションにおいて重要な役割を担う。主将としてチームを鼓舞し、来夏のワールドカップにつながるパフォーマンスを日本戦で残したい。
Getty Imagesアメリカ代表を指揮するのはポチェッティーノ。2014年から指揮したトッテナムで2019年チャンピオンズリーグ決勝進出など近年のクラブの成功を支えた。その後、パリ・サンジェルマンやチェルシーを率いて、昨秋から現職に就いた。
ホスト国としてのワールドカップでの成功を目指すアメリカ代表だが、ポチェッティーノの下でここまで順調とは言えず。17戦で7敗を喫し、ネーションズリーグやゴールドカップでは優勝を逃した。すでにワールドカップまで1年を切る中、ハイプレスを用いた攻撃的なフットボールが日本戦でどこまで機能するか注目だ。
(C)Getty Images■基本情報
W杯出場:11回
最高成績:3位(1930)
FIFAランク:15位
▽GK
ロマン・チェレンターノ(FCシンシナティ)
マット・フリーズ(ニューヨーク・シティFC)
ジョナサン・クリンスマン(チェゼーナ/イタリア)
▽DF
マックス・アーフステン(コロンバス・クルー)
ノアカイ・バンクス(アウグスブルク/ドイツ)
トリスタン・ブラックモン(バンクーバー・ホワイトキャップス)
セルジーニョ・デスト(PSV/オランダ)
アレックス・フリーマン(オーランド・シティ)
ネイサン・ハリエル(フィラデルフィア・ユニオン)
ティム・リーム(シャーロットFC)
クリス・リチャーズ(クリスタル・パレス/イングランド)
▽MF
タイラー・アダムズ(ボーンマス/イングランド)
セバスチャン・バーハルター(バンクーバー・ホワイトキャップス)
ルカ・デ・ラ・トーレ(サンディエゴFC)
ディエゴ・ルナ(レアル・ソルトレイク)
ジャック・マッグリン(ヒューストン・ダイナモ)
ショーン・ザヴァツキ(コロンバス・クルー)
▽FW
ダミオン・ダウンズ(サウサンプトン/イングランド)
クリスチャン・プリシッチ(ミラン/イタリア)
ジョシュ・サージェント(ノリッジ・シティ/イングランド)
ティモシー・ウェア(マルセイユ/フランス)
アレハンドロ・センデハス(クラブ・アメリカ/メキシコ)
監督
マウリシオ・ポチェッティーノ
U-NEXTアメリカ戦は、ネット『U-NEXT』がライブ・見逃し配信を予定。テレビ放送は衛星放送『NHK BS』で生中継される。
なお、『U-NEXT』のライブ配信は会員でなくても視聴することができ、完全無料となっている。
U-NEXTサッカー国際親善試合のアメリカvs日本はBS放送の『NHK BS』とネット『U-NEXT』が生中継を予定。『U-NEXT』では、U-NEXTアカウントを持っていなくても無料視聴が可能となっている。
なお、『U-NEXT』の見逃し配信は試合終了から72時間以内なら誰でも視聴可能。それ以降から試合終了の1年後までは『サッカーパック』に加入中の方のみ見逃し配信を視聴することができる。
アメリカvs日本に関する関連情報は以下にまとめている。
※本ページの情報は2025年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。