Getty ImagesGOAL(ゴール)
2020年に引退した世界的プレーヤーまとめ|キャリアを終えたスター選手は?
(C)J.LEAGUEダビド・ビジャ
引退時の年齢:38歳
ラストクラブ:ヴィッセル神戸スペイン代表やバルセロナで数多くのタイトルを獲得したビジャが、日本の地で現役を退くことを決断した。
キャリア当初から類まれな得点能力を発揮しており、2005年から2010年まで所属したバレンシアでは特に好パフォーマンスを維持。クラブ通算で公式戦220試合127ゴールを決め、バルセロナにステップアップを果たした。
バルセロナでチャンピオンズリーグ(CL)やリーガ・エスパニョーラなどを制したビジャ氏は、アトレティコ・マドリー、ニューヨーク・シティなどを経て昨シーズンに神戸に加入。明治安田生命Jリーグを盛り上げてくれたあとに、シャツを脱ぐ決断を下した。
Getty Imagesダニエレ・デ・ロッシ
引退時の年齢:37歳
ラストクラブ:ボカ・ジュニアーズローマで公式戦616試合に出場したデ・ロッシは、2006-07シーズンからのコッパ・イタリア連覇に貢献。ローマ生まれローマ育ちであり、ピッチで見せる熱いプレーからサポーターに愛され、フランチェスコ・トッティと並んでクラブの象徴であり続けた。
また、イタリア代表としては14年間にわたり117キャップ21ゴールを記録。2006年のドイツ・ワールドカップ制覇を経験した。
キャリアのラストクラブにはアルゼンチンのボカ・ジュニアーズを選択。ボカで現役を引退することとなった。
Getty Imagesルシオ
引退時の年齢:41歳
ラストクラブ:ブラジリエンセブラジル代表で日韓W杯優勝を経験、バイエルンで4度のブンデスリーガ制覇、2009年から所属したインテルでは2009-10シーズンの3冠達成に大きく貢献するなど、長年に渡り成功を収めた。
その後は、ブラジル国内を中心に現役を続行していたが、2020年1月末に引退を表明した。
Getty Imagesベネディクト・ヘヴェデス
引退時の年齢:32歳
ラストクラブ:ロコモティフ・モスクワヘヴェデスは2001年にシャルケ下部組織に加入。2007-08シーズンにはトップチームに引き上げられると、同クラブでは主にセンターバックとして公式戦335試合に出場した。
2011年からキャプテンマークを巻き、シャルケを象徴する選手となったが、2017-18シーズンには当時指揮を執っていたドメニコ・テデスコ監督との衝突が伝えられ、ユヴェントスにレンタル移籍。ここ2年間は完全移籍でロコモティフ・モスクワに所属していた。
Getty Imagesヴァンサン・コンパニ
引退時の年齢:34歳
ラストクラブ:アンデルレヒト2008年からプレーするマンチェスター・シティを退団し、古巣のアンデルレヒトにプレーイングマネージャーとして復帰したコンパニ。
しかし、シーズン開幕直後に指揮官の座を降りて選手としてプレーに専念した。そして2020-21シーズンのジュピラーリーグ第2節終了後に、同選手は契約期間が2022年まで残るものの、現役から退き、フランキー・ヴェルコーテレン監督の後任としてチームの指揮官に就任することが決まった。
Gettyイケル・カシージャス
引退時の年齢:39歳
ラストクラブ:ポルトカシージャスは1990年にレアル・マドリーの下部組織に入団し、1999年にトップチームでデビューを果たした。それから2015年まで在籍した同クラブではサン(聖)・イケルと崇められ、合計721試合に出場して5回のリーガ・エスパニョーラ、2回のコパ・デル・レイ、3回のチャンピオンズリーグ優勝などに貢献している。
その後、合計5シーズン(1シーズンはスタッフとして)在籍したポルトでは156試合に出場して1回のプリメイラ・リーガ優勝を経験。スペイン代表としては153試合に出場し、EURO2008、南アフリカ・ワールドカップ、EURO2012の優勝を達成するなど同代表チームの黄金時代を支えた。
Gettyマリオ・ゴメス
引退時の年齢:34歳
ラストクラブ:シュツットガルト2003年にシュトゥットガルトでファーストチームデビューを飾ったゴメスは、バイエルン・ミュンヘンやフィオレンティーナ、ヴォルフスブルクを経て、2018年1月に同クラブに復帰し、2シーズン半を過ごした。また、ドイツ代表としても78キャップ31ゴールと驚異的な数字を記録した。
Getty Imagesステファン・リヒトシュタイナー
引退時の年齢:36歳
ラストクラブ:アウクスブルクリヒトシュタイナーはスイス代表として長年活躍。通算108キャップを誇り、3度のワールドカップ、2度のEURO出場を経験。EURO2016と2018年のロシア・ワールドカップには主将として臨み、ベスト16へと進出していた。
また、クラブレベルではセリエAで活躍。ユヴェントスでは7年間プレーし、7度のスクデット獲得、4度のコッパ・イタリア制覇を経験していた。なお、2019-20シーズンはドイツのアウクスブルクに所属していた。
Gettyアンドレ・シュールレ
引退時の年齢:29歳
ラストクラブ:スパルタク・モスクワシュールレが29歳で電撃引退を表明したことは、2020年のフットボール界で大きなトピックとなった。
2009年にマインツの下部組織からトップチームに引き上げられたシュールレは、2011年にはレヴァークーゼンに渡ると、その2年後にはチェルシーに移籍。ヴォルフスブルクを経て2016年にドルトムントに加入するも、ここ2シーズンはそれぞれレンタルでフラムとスパルタク・モスクワに送り出されていた。
クラブレベルでは公式戦373試合(86ゴール)に出場したシュールレはドイツ代表チームでは57キャップ(22ゴール)を記録。2014ブラジル・ワールドカップの決勝アルゼンチン戦では元ドイツ代表で、同じく今夏にドルトムントから退団したMFマリオ・ゲッツェの決勝弾をアシストし、ドイツのW杯優勝に貢献した。
Gettyレイトン・ベインズ
引退時の年齢:35歳
ラストクラブ:エヴァートン2007年にウィガンから加入して以来、プレミアリーグ屈指の左サイドバックとして活躍を続けていたベインズだが、2018年からルカ・ディーニュがバルセロナから加わったことで出場機会が減少。2019-2020シーズン限りでスパイクを脱ぐことを表明した。
Getty Imagesミラン・バロシュ
引退時の年齢:38歳
ラストクラブ:バニーク・オストラヴァEURO2004で、チェコ代表として大会得点王に輝いたバロシュ。2004-05シーズンにはリヴァプールの一員としてチャンピオンズリーグ(CL)で優勝を経験した。
Getty Imagesクラウディオ・ピサーロ
引退時の年齢:41歳
ラストクラブ:ブレーメン1996年に母国ペルーでプロとしてのキャリアをスタートさせたピサーロは以降、ドイツでこれまで19シーズンにわたりプレー。大迫勇也の所属するブレーメンに在籍し、2019年2月にはブンデスリーガの最年長ゴール記録を樹立したが、20シーズン目となる新シーズンがラストシーズンとなった。
Sky Sportsパブロ・サバレタ
引退時の年齢:35歳
ラストクラブ:ウェスト・ハム2008年に加入して9シーズンをマンチェスター・シティで過ごしたサバレタ。2度のプレミアリーグ優勝やFAカップ制覇、2度のEFLカップ制覇に貢献するなど通算333試合に出場し、近年著しい成長を見せるクラブで重要な役割を担ったレジェンドだ。
その後、2017年に退団し、ウェスト・ハム・ユナイテッドで昨シーズンまでプレーした35歳の同選手だが、6月末に退団が決定。以降、無所属の状態が続いていたが、ソーシャルメディアを通じて現役から退くことを発表した。
Gettyジャンパオロ・パッツィーニ
引退時の年齢:36歳
ラストクラブ:エラス・ヴェローナアタランタでデビューを果たしたパッツィーニは、その後フィオレンティーナやサンプドリア、インテル、ミランなどでプレー。2015年から所属していたエラス・ヴェローナでは、主将に。昨季限りで退団しており、そのまま引退する運びとなった。
Gettyフェルナンド・ガゴ
引退時の年齢:34歳
ラストクラブ:ベレス・サルスフィエルド1986年生まれのガゴはボカ・ジュニオルスのアカデミー育ち。セントラルMFとして評価を高め“レドンドの後継者”とも呼ばれた。2007年1月には同胞ゴンサロ・イグアインとともに若くしてレアル・マドリーに加わり、その後ローマ、バレンシア、ベレスを経て2013年から古巣ボカに復帰。
だが近年はアキレス腱の断裂など幾度も大ケガに悩まされ、2019年春には治療に専念するためボカとの契約を解消。2019年夏からベレスと契約を結ぶも、その後も負傷での離脱が続いていた。アルゼンチン代表としては2007年~2017年までで61キャップを刻み、2008年の北京五輪ではリオネル・メッシ、セルヒオ・アグエロらとともに優勝メンバーに名を連ねた。
Gettyアレクサンドル・フレブ
引退時の年齢:39歳
ラストクラブ:FCイスロチ・ミンスク・ラヨンアーセナルで主力として評価を伸ばしたフレブは、2008年にバルセロナへ加入するも、期待されていたような活躍を見せることができず、その後はシュツットガルトやバーミンガム、ヴォルフスブルクを渡り歩き、2019年に母国ミンスクにあるイスロチに加入。2020年限りで現役を退くこととなった。
Gettyアリツ・アドゥリス
引退時の年齢:39歳
ラストクラブ:アスレティック・ビルバオ2002年にビルバオのファーストチームデビューを飾ったアドゥリスは、バジャドリー、マジョルカ、バレンシアに在籍したものの、3期間、計12シーズンにわたりバスクのクラブでプレー。スペイン代表としては、13キャップ2ゴールをマークし、同国の最年長得点記録を樹立した。
今シーズンの開幕戦バルセロナとの一戦で終盤に決勝点となるオーバーヘッドを決め、リオネル・メッシ以外では初となるラ・リーガ15シーズン連続ゴールを達成。しかし、それ以降はケガに苦しみ、選手キャリアにピリオドを打つことが決まった。
Depophotosエムレ・ベロゾール
引退時の年齢:39歳
ラストクラブ:フェネルバフチェインテルやニューカッスル、アトレティコ・マドリーなどでプレーしたエムレが現役引退を表明した。3度目の加入となった母国のフェネルバフチェでスパイクを脱ぐことになった。
Getty Imagesザンドロ・ヴァーグナー
引退時の年齢:32歳
ラストクラブ:天津泰達バイエルンアカデミー出身のヴァーグナーは、2007年にトップチーム昇格を果たすも、出場機会を得られず退団。2015年に加入したダルムシュタットで14ゴールを挙げてブレイクを果たすと、ホッフェンハイムを経て古巣バイエルンに復帰。その後、シーズン途中に中国の天津泰達へ完全移籍したが、7月末に契約解除。そのまま現役を退くこととなった。ドイツ代表では8試合・5得点の成績を残している。
Getty Imagesブルーノ・ソリアーノ
引退時の年齢:36歳
ラストクラブ:ビジャレアルビジャレアルの下部組織出身であるブルーノは、同クラブがたとえ2部に落ちようともクラブを離れる考えを抱かなかった、絶滅危惧種のワン・クラブ・マンだ。こちらは膝蓋腱に問題を抱えて、3年以上に及ぶ離脱を強いられたが、6月末に感動の復帰。2019-2020シーズン限りで現役引退を表明した。
Gettyミル・ジェディナク
引退時の年齢:36歳
ラストクラブ:アストン・ヴィラ2001年に母国クラブのシドニー・ユナイテッドでプロキャリアをスタートさせたジェディナクは、クロアチアやトルコでプレーした後、2011年にクリスタル・パレスに移籍。2016年からはアストン・ヴィラに所属し、昨季限りで退団していた。
2008年にデビューしたフル代表で79試合に出場して20ゴールを記録したジェディナクは、2015年にアジアカップを制覇。ワールドカップ(W杯)では2010年の南アフリカ大会から3大会連続でプレーし、ブラジルW杯とロシアW杯ではキャプテンマークを巻いて出場した。
Getty Imagesマルセリーニョ
引退時の年齢:44歳
ラストクラブ:ADペリリマ1975年生まれのマルセリーニョは1991年にカンピネンセでキャリアをスタートさせると、その後サントス、サンパウロなどを渡り歩き、2000年にマルセイユへ加わり欧州初上陸。その後ヘルタ・ベルリン、トラブゾンスポルを経て、ヴォルフスブルクでは長谷部誠とも同僚に。2008年にフラメンゴへと移籍した。
ブラジルに戻ってからもその技巧に衰えは見られず、サンパウロ、スポルチ、フォルタレーザ、オエステ、トレーゼ、ポルトゥゲーザを転々とし、2020年に入ってからはADペリリマに籍を置いていたが16日にスパイクを脱ぐことになった。
Getty Imagesロイク・ペラン
引退時の年齢:35歳
ラストクラブ:サンテティエンヌ2003年にサンテティエンヌのアカデミーからトップチームへ昇格したペランは、2020年の現役引退まで17年に渡ってサンテティエンヌ一筋でプレー。キャリア通算469試合30ゴール15アシストを記録している。
Getty Imagesジャクソン・マルティネス
引退時の年齢:34歳
ラストクラブ:ポルティモネンセコロンビア代表として40試合8得点を挙げたジャクソン・マルティネス。日本にとっても印象深い選手のはずだ。2014年のブラジルW杯のグループリーグ・日本代表戦では、2ゴールを記録していた。
Gettyジェルソン・フェルナンデス
引退時の年齢:33歳
ラストクラブ:フランクフルトマンチェスター・シティ、サンテチェンヌ、レスターなどでプレーしていたフェルナンデスが、フランクフルトで引退することを発表した。同選手は、スイス代表として67キャップを記録、3度のW杯出場、2度のEURO出場を果たしている。
Getty Imagesウーゴ・アルメイダ
引退時の年齢:35歳
ラストクラブ:アカデミカ・コインブラ名門ポルトで育ったアウメイダは、ポルトから複数回のレンタル移籍を経験。その後ブレーメン、ベシクタシュ、チェゼーナ、クラスノダール、アンジ・マハチカラ、ハノーファー、AEKアテネ、ハイデュク・スプリットなど様々なクラブを渡り歩き、2018年からポルトガルのアカデミカに在籍していた。
2004年~2015年までプレーしたポルトガル代表としては57キャップで19ゴールをマーク。また、EURO2008から2014年のブラジル・ワールドカップまで主要大会でメンバー入りを果たし、同世代のクリスティアーノ・ロナウドともにポルトガルの攻撃を長年けん引した存在としても著名だった。
Goal / Abi Yazidモハメド・シソコ
引退時の年齢:35歳
ラストクラブ:FCソショーフランスのオセールでプロデビュー後、バレンシア、リヴァプール、ユヴェントス、パリ・サンジェルマンといった名だたるビッグクラブを渡り歩いたシソコ。マリ代表では34試合に出場した。
Gettyアレクサンダー・マイアー
引退時の年齢:37歳
ラストクラブ:ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ1983年生まれ、現在37歳のマイアーはハンブルガーSVの下部組織育ったものの、ハンブルクに拠点を置くライバルチーム、ザンクト・パウリでトップデビューを果たした。後にハンブルガーSVに出戻りとなり、高原直泰と同僚になった。
2004年には当時2部のフランクフルトへ新天地を求め、チームの1部残留に貢献した後、同チームへの完全移籍が決定。マイアーは2018年に退団するまでの14年間で379試合137ゴールをマーク。この間に2部降格時もチームを支え続けたことから、フランクフルトサポーターからは“チームの象徴”として絶大な支持を得ていた。今シーズン前半戦はオーストラリアのウェスタン・シドニーに在籍していたが、1月下旬に現役引退を表明。37歳でスパイクを脱いでいる。
ROMAN KRUCHININ/AFP/Getty Imagesハビエル・マスチェラーノ
引退時の年齢:36歳
ラストクラブ:エストゥディアンテスこれまでリヴァプールやバルセロナなどでプレーしてきた36歳のマスチェラーノ。2019年12月には母国のエストゥディアンテスへと加入していた。また、アルゼンチン代表としては通算147試合に出場。2014年のブラジルW杯では全試合でフル出場し、準優勝に大きく貢献していた。
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