NXGN 2016 GFXGOAL

【NXGNプレイバック】2016年の世界最高若手ランキングTOP20選手の今

2016年にNXGNが導入されて以降、GOALは毎年、地球上で最も優れた若手50人を紹介している。

10代でその才能を認められた選手の中には、今やスーパースターとなっている選手もいれば、まだその才能を開花できていない選手もいる。

3月21日に予定されるNXGN2023の発表を前に、2016年のリストに入ったTOP20選手たちが現在、どのような状況にあるのかをチェックしよう。

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NXGN 2022(女子)

  • NxGn 2016 Jean-Kevin AugustinGetty Images

    20ジャン=ケビン・オーギュスタン | パリ・サンジェルマン

    2016: 同時期にフランスサッカー界を駆け抜けたキリアン・エンバペと同様に高く評価されたオーギュスタンは、ズラタン・イブラヒモビッチやエディンソン・カバーニがいるにもかかわらず、すでにPSGトップチームでプレー。2019年のU-19欧州選手権ではゴールデンブーツを獲得し、大会最優秀選手にも選ばれた。

    2017: 2016-17シーズンにはPSGで13試合に出場したオーギュスタン。トップチームでのコンスタントな出場機会を求め、1300万ユーロでRBライプツィヒに移籍した。

    2018: ドイツでの最初のシーズンは、ラルフ・ハーゼンヒュットルの下で公式戦12ゴールを記録した。

    2019: ライプツィヒでのセカンドシーズンは苦戦。2018-19シーズンはブンデスリーガでわずか3ゴールしか挙げられなかった。調子を取り戻すため、翌夏にはモナコへレンタル移籍することになった。

    2020: マルセロ・ビエルサの下でプレミアリーグ昇格を目指したリーズへレンタル。しかし、フィットネスの問題により、エランドロードでわずか3回の交代出場しかできず。その夏にライプツィヒから放出された後、2020-21シーズンにナントと契約することになった。

    2021: 新型コロナ感染もあって、最初のシーズンでわずか3試合の出場にとどまった。

    2022: 2021-22シーズンのリーグ・アンで1試合も先発出場できず、シーズン終了後に自由移籍でナントを去ることに。FCバーゼルへ移籍した。

    2023: 負傷のため、オーギュスタンはスイスでのキャリアを確立するのに腐心。最高峰のレベルでキャリアを積むという望みは厳しいものとなっている。

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  • NxGn 2016 Andrija BalicGetty Images

    19アンドリヤ・バリッチ | ハイデュク・スプリト

    2016: クロアチアでルカ・モドリッチ&イヴァン・ラキティッチ並の選手に成長する評価されたバリッチは、17歳の時点でハイデュクの中盤でレギュラーに。ユヴェントスへの移籍が噂されていたが、2016年2月にウディネーゼに加入した。

    2017: 加入から16カ月後、バリッチは2017年5月にウディネーゼでデビュー。セリエA最終戦の4試合に出場した。

    2018: イタリアでの2度目のフルシーズンでリーグ戦21試合に出場したが、シーズンの最終週で膝の怪我に見舞われるまで印象的なパフォーマンスはできなかった。

    2019: 序列を落とし、2019年1月にオランダのフォルトゥナ・シッタールへレンタル。リーグ戦13試合に出場した。その後、2019-20シーズンにセリエBのペルージャに移籍した。

    2020: 2020年2月、レンタル期間終了。スロバキアのドゥナイスカー・ストレダへのレンタルを経て、完全移籍が決定した。

    2021: 公式戦35試合に出場した2020-21シーズンは、ヨーロッパカンファレンスリーグへの出場権を獲得。キャリアの中でも最も多くの出場機会を得た。

    2022: 背中の負傷で2022年の大半を欠場。その後、クラブでの序列は下がった。

    2023: 2023年2月、同じスロバキアのバンクサ・ビストリツァにレンタル移籍。新天地でのデビュー戦ではゴールを記録した。

  • NxGn 2016 Manu GarciaGetty Images

    18マヌ・ガルシア | マンチェスター・シティ

    2016: 16歳でマン・シティと契約したガルシアは、クラブのアカデミーで2年間過ごした後、シニアチームに初招集。2015年末のクリスタル・パレス戦で初ゴールを記録した。

    2017: 2016-17シーズンはアラベスにレンタル移籍。だが、前半戦の出場がわずか1試合だったため、契約を打ち切られた。2017年1月にNACブレダに移籍し、オランダのトップリーグ昇格に貢献。その結果、レンタル期間が12カ月間延長された。

    2018: 2017-18シーズン、エールディヴィジで34試合に出場した後、翌シーズンにトゥールーズへレンタル移籍した。

    2019: フランスで再び活躍した後にシティを離れ、ユースを過ごしたスポルティング・ヒホンへ移籍。移籍はスポルティング・ヒホン史上最高額の400万ユーロとなった。

    2020: スポルティング・ヒホンに復帰した最初のシーズンで11ゴールを挙げ、スペイン2部リーグで重要なプレーメーカーとしての役割を果たす。

    2021: スポルティング・ヒホンで好調なシーズンを過ごし、新型コロナが蔓延する中、スペインA代表デビューを飾った。その後、キャリアで2度目となるアラベスへのレンタル移籍を果たした。

    2022: アラベスではインパクトを残しきれず。スポルティング・ヒホンは2022年の夏にギリシャのアリス・テッサロニキへ売却した。

    2023: 新しいクラブではレギュラーとして活躍。1月に行われたシーズン最後の試合ではハットトリックを達成した。

  • NxGn 2016 Victor OsimhenGetty Images

    17ヴィクター・オシムヘン | アルティメット・ストライカーズ下部組織

    2016: 2015年のU-17ワールドカップで10得点を挙げてゴールデンブーツを獲得したオシムヘンは、2017年1月にヴォルフスブルク移籍に合意。

    2017: ヴォルフスブルクでの最初の半シーズンではわずか3試合の出場にとどまったが、2017年の夏にナイジェリアA代表デビューを飾った。

    2018: ドイツでの最初のフルシーズン参戦となったが、ブンデスリーガ12試合にしか出場できず。2018-19シーズンを前にシャルルロワにレンタル移籍。

    2019: ベルギーで公式戦20ゴールを記録。オプション行使での完全移籍後、即座にリールへ約1200万ユーロで移籍することになる。

    2020: オシムヘンの好調はフランスでも続き、リーグ・アンで18得点を記録。ナポリは2020年夏に5000万ユーロを投じてクラブ史上最高額で彼を獲得した。

    2021: 肩と頭の負傷により、セリエAでの最初のシーズンはスロースタートに。それでも、リーグ戦で10ゴールを記録した。

    2022: 2021-22シーズン序盤に頬骨の骨折に見舞われたが、それでも公式戦18得点を挙げた。

    2023: 今シーズン、オシムヘンは爆発的に成長。ナポリがセリエAのタイトル獲得に向かう中、ヨーロッパで最もエキサイティングなチームを牽引。今夏、1億ユーロほどの移籍金でさらなるビッグクラブへ加入する可能性も出ている。

  • NxGn 2016 Patrick RobertsGetty Images

    16パトリック・ロバーツ | マンチェスター・シティ

    2016: 17歳の時にフラムでデビューしたロバーツは、2015年夏にシティと契約。2016年1月にセルティックに18カ月契約で貸し出される前に、すでにシティでも数試合の途中出場を果たしていた。

    2017: ロバーツはすぐにファンの心を掴み、エティハド・スタジアムで行われたチャンピオンズリーグの対戦では、シティ相手に得点も決めた。1シーズン半で17ゴール、20アシスト以上をマークしたことは、セルティックが2017年夏に12カ月間のレンタルで彼を確保し続けることを納得させた。

    2018: 2017-18シーズンは太ももの負傷で3カ月以上欠場。その結果、それまで同様のインパクトを与えることはできなかった。セルティックはシーズン終了後も彼との再契約に意欲的だったが、契約は成立せず。代わりにジローナへのレンタル移籍が決まった。

    2019: スペインのチームで20試合以上に出場したが、直接ゴール関与での貢献はごくわずかだった。そのため、2019年にプレミアリーグに昇格したノリッジ・シティの最初の契約選手となり、シーズン中にレンタル加入した。

    2020: この契約はシーズン途中で打ち切られ、ミドルスブラにレンタル移籍した。

    2021: 2020-21シーズンもミドルズブラで6カ月間過ごした後、ダービー・カウンティにレンタル移籍。ウェイン・ルーニー率いるチームがチャンピオンシップの地位を維持するのに貢献した。2021年夏はトロワに移籍し、6つ目のレンタルクラブに。しかし、リザーブチームでのプレーを強いられる。

    2022: 2022年1月にはサンダーランドに完全移籍。プレーオフを経てチャンピオンシップに再昇格するのを手助けした。

    2023: サンダーランドでレギュラーとして活躍中。

  • NxGn 2016 Umar SadiqGetty Images

    15ウマル・サディク | スペツィア

    2016: 2015-16シーズン、スペツィアからローマにレンタル移籍したサディクは、18歳という若さにもかかわらず、新年早々2得点を挙げるなどすぐにインパクトを与えた。この活躍により、スペツィアはシーズン終了後に彼と正式契約を締結。その後、ナイジェリアが2016年のオリンピックで銅メダルを獲得する際に4ゴールを記録した。

    2017: ボローニャは2016-17シーズンにサディクをレンタルで獲得。一連の怪我の問題で、セリエAでの出場はわずか7試合にとどまった。その後、トリノにレンタル移籍した。

    2018: トリノではリーグ戦わずか3試合の出場にとどまり、レンタルが打ち切られることに。シーズン後半はNACブレダに移籍し、リーグ戦12試合の出場で8ゴールに直接関与した。この活躍でレンジャーズは彼をレンタルで獲得するも、その契約はわずか4カ月となった。

    2019年: ペルージャにレンタル移籍。2019-20シーズンの後半をセリエBでプレーし、次のシーズンを前にパルチザンへ1シーズンの契約で加入。

    2020: パルチザンでようやく潜在能力を発揮。2020-21シーズンの間にゴールとアシストを合わせて30以上を記録し、シーズン途中に完全移籍が決まった。翌シーズンも好調を維持し、10月にはアルメリアへ500万ユーロで移籍する。

    2021: セグンダ・ディビジョンでの最初のシーズンに20ゴールを記録。しかし、アルメリアは昇格を逃してしまう。

    2022年: アフリカネイションズカップでナイジェリア代表デビュー。その後、アルメリアに復帰する。18ゴール12アシストを記録してセグンダ・ディビジョン優勝の立役者となった後、レアル・ソシエダへ2000万ユーロで移籍する。

    2023: 新しいクラブでの最初の6試合で3ゴールを挙げた後、右膝前十字靱帯断裂から回復中である。

  • NxGn 2016 Amadou DiawaraGetty Images

    14アマドゥ・ディアワラ | ボローニャ

    2016: 2015年夏にボローニャがディアワラを獲得。レギュラーとして活躍し、1年後にナポリへ1500万ユーロで移籍。

    2017: ナポリでのデビューシーズンで30試合に出場した。

    2018: 2018年4月にセリエA初ゴールをマーク。同年末にはギニア代表デビューも果たした。

    2019年: 2018-19シーズンもフラストレーションの溜まる時期が続いた。ナポリでの3年間を終えたディアワラは、2019年夏にローマへ移籍。移籍金は2100万ユーロとなった。

    2020: イタリアでの1年目は、膝の怪我に悩まされ、パウロ・フォンセカ監督の下で確固たる地位を築くことはできなかった。

    2021: 2021-22シーズン序盤にジョゼ・モウリーニョ監督と対立。チームから外れることになった。

    2022: 2022年の夏、ローマを離れ、アンデルレヒトに移籍。

    2023: 現在25歳のディアワラは、ベルギーのトップリーグで最初のシーズンをレギュラーとして過ごしている。

  • NxGn 2016 Donny van de BeekGetty Images

    13ドニー・ファン・デ・ベーク | アヤックス

    2016: アヤックスのサポーターから「MaraDonny」と呼ばれたファン・デ・ベークは、印象的なパフォーマンスを連発。18歳にしてフランク・デ・ブール監督のチームのレギュラーとなった。

    2017: アヤックスで成長し続け、2017年11月にはオランダ代表として初キャップを獲得した。

    2018: 2017-18シーズンは真のブレイクキャンペーンに。エールディヴィジで11ゴール6アシストを記録した。

    2019: エリック・テン・ハーグの下で存在感を増し、アヤックスのチャンピオンズリーグ準決勝進出に重要な役割を果たす。バロンドール候補30人の一人に名を連ねた。

    2020: 2019-20シーズン、さらなる活躍を見せ、シーズン終了後にマンチェスター・ユナイテッドと契約。レッド・デビルズは3500万ポンドを支払ってレアル・マドリード移籍が噂された選手を迎え入れた。

    2021: オーレ・グンナー・スールシャール監督は、ユナイテッドでファン・デ・ベークの居場所を見つけるのに苦労。オランダ人選手はイングランドでの最初のシーズンでプレミアリーグ4試合に出場にとどまった。

    2022: スールシャールとラルフ・ラングニックの両監督の下でユナイテッドの戦列に加わることができなかったファン・デ。ベーク。2022年1月にエヴァートンにレンタル移籍したが、トフィーズでもわずか7試合の出場に終わった。

    2023: アヤックス時代の元監督であるエリック・テン・ハーグの就任により、ファン・デ・ベークのユナイテッドでのキャリアが活性化することが期待された。だが、1月にシーズンを締めくくる膝の怪我を負うまで、重要な存在になることはできていない。

  • NxGn 2016 Gabriel JesusGetty Images

    12ガブリエル・ジェズス | パルメイラス

    2016: 18歳のジェズスは、その電光石火のスピードとテクニックからネイマールとも比較され、アーセナル、ユヴェントス、ローマへの移籍が噂された。そんな中、2016年夏にマンチェスター・シティが2700万ポンドで獲得。その1ヵ月後、彼はブラジル代表デビューを果たした。

    2017: 2017年1月にエティハド・スタジアムに到着し、シティでもすぐさま活躍。プレミアリーグの最初の10試合で7ゴールを記録した。

    2018: 2017-18シーズンは膝の負傷で2カ月間欠場したものの、イングランドでの最初のフルシーズンで公式戦17ゴールを記録。契約延長を勝ち取った。

    2019: 2018-19シーズンに初めてシーズン20ゴールの大台を超え、その夏のコパ・アメリカの決勝では得点と退場の両方を経験した。

    2020: セルヒオ・アグエロが欠場した際に与えられたチャンスを生かし、2019-20シーズンも20ゴール以上を記録した。

    2021: 2020-21シーズンは、先発出場が減ったこともあり、ゴール数は減少。出場した際には、通常のセントラルストライカーの役割ではなく、ウイングとして起用されることが多くなった。

    2022: シティが再びリーグタイトルを獲得するのに貢献し、公式戦25ゴールに関与。しかし、アーリング・ハーランドの加入による序列低下も予想され、4500万ポンドでアーセナルに移籍することになった。

    2023: ワールドカップで負った怪我により、12月以降、試合から遠ざかることに。それでも、復帰を果たし、アーセナルの久々のリーグ制覇への後押しとなっている。

  • NxGn 2016 Vaclav CernyGetty Images

    11ヴァーツラフ・チェルニー | アヤックス

    2016: ドリブル能力の高さからアリエン・ロッベンやマルク・オーフェルマルスと比較されたチェルニー。チェコのレジェンド、パヴェル・ネドベドがユヴェントスに契約を勧めたとも報じられていた。

    2017: 2016-17シーズン、アヤックスのスター選手だったチェルニーだが、トップチームではその姿を再現することができず、苦戦を強いられる。2017年10月には前十字靭帯の損傷に見舞われ、約1年にわたって離脱を強いられた。

    2018: 2018年9月に復帰したが、自身の序列を上げることはできず。

    2019: 怪我からの回復後、2019年夏に約100万ユーロでユトレヒトに移籍。

    2020: 新たなクラブでポジションを確保するのに苦労。2020-21シーズンを前にFCトゥベンテにレンタル移籍する。シーズン序盤は好調を維持し、チェコ代表デビューを果たした。

    2021: シーズン前半はエールディヴィジでの16試合で13得点と活躍。2021年1月には膝を負傷し、シーズンを棒に振ることになった。

    2022: 2021年11月に復帰し、トゥベンテで徐々に存在感を示す。

    2023: 2022-23シーズンも好調を維持し、公式戦2桁ゴールを達成。

  • NxGn 2016 Joe GomezGetty Images

    10ジョー・ゴメス | リヴァプール

    2016: 2015年夏にチャールトンからリヴァプール入りしたゴメスだが、10月に負った前十字靭帯損傷により、残るシーズンを棒に振ることになった。

    2017: 2016-17シーズンのプレミアリーグでの出場はわずか8試合に。だが、翌シーズンにはより多くの出場機会を得るようになり、2017年11月にはイングランドデビューを果たした。

    2018: 2018年3月に負った足首の怪我により、手術を受けることに。夏のワールドカップを欠場することになった。2018-19シーズン開幕に復帰し、フィルジル・ファン・ダイクのパートナーとしての地位を確立。だが12月には足を骨折し、4カ月以上の戦線離脱を強いられる。

    2019年: 復帰を果たし、リヴァプールがマドリードでトッテナムを下したチャンピオンズリーグ決勝で途中出場。

    2020: 2019-20シーズンにプレミアリーグのタイトルを獲得したレッズでリーグ戦28試合に出場。だが、2020年11月に負った膝の怪我により、翌シーズンの大部分を欠場することになった。

    2021: 2020-21シーズンのプレシーズンに復帰したが、序列が低下。

    2022: 2021-22シーズンはプレミアリーグでわずか8試合の出場にとどまったものの、新たな5年契約を結んだ。

    2023: 今シーズン、ゴメスは出場機会を増やしているものの、今夏の放出も予想されている。

  • NxGn 2016 MalcomGetty Images

    9マルコム | コリンチャンス

    2016: マルコムは母国コリンチャンスで印象的なプレーを連発し、ユヴェントスやボルシア・ドルトムントからの関心が伝えられることに。最終的に、2016年1月にボルドーへ移籍した。

    2017: フランスでの最初のフルシーズンは、リーグ・アンで12ゴールに直接関与した。

    2018: このプレーメーカーは、2017-18シーズンにかけて、欧州サッカー界で最も有望な攻撃的選手の一人として頭角を現すことに。フランスのトップリーグで12ゴール、さらに7アシストを記録した。夏にはバルセロナがローマを抑えて争奪戦を制し、4100万ユーロで獲得した。

    2019: スペインで苦戦。バルセロナでリーグ戦1ゴールに終わった後、ゼニトに約4000万ユーロで売却された。しかし、股関節を痛め、ロシアでの最初の4カ月は離脱を強いられた。

    2020: ゼニトでの最初のシーズンではリーグ戦12試合に出場。4ゴールを記録した。

    2021: 2020-21シーズン、再び怪我に見舞われたが、出場した際には着実にゴールとアシストを積み重ねた。

    2022: 2021-22シーズンは15ゴールに直接関与し、ロシアプレミアリーグ制覇に貢献。2027年までの新契約を手にした。

    2023: 2022-23シーズン、マルコムのプレーは新たなレベルに到達。ロシアトップリーグで得点王になるべく、リーグ戦で20ゴール以上を記録する勢いでネットを揺らし続けている。

  • NxGn 2016 Renato SanchesGetty Images

    8レナト・サンチェス | ベンフィカ

    2016: 2015年10月にトップチームデビューを果たしたばかりにもかかわらず、サンチェスは18歳という年齢を感じさせない中盤での威圧的なフィジカルで、ポルトガルで絶賛される若手に。その後、ポルトガルがユーロ2016を制した際に大会最優秀選手に選ばれ、バイエルン・ミュンヘンへの3500万ユーロでの移籍が決定した。

    2017: ドイツでの最初のシーズン、チームに溶け込むのに苦労。26試合に出場したが、ゴールやアシストを記録することができなかった。そのため、翌シーズンにはスウォンジー・シティにレンタルされることになった。

    2018: プレミアリーグでも不振。スワンズではわずか12試合の出場にとどまった。

    2019: バイエルンに復帰したが、なかなか存在感を示せず。チャンピオンズリーグのベンフィカ戦で初ゴールをマークしたが、2019年夏に2500万ユーロでリールに売却された。

    2020: リールでは年明けにレギュラーに定着。リーグ・アンでの4位フィニッシュに貢献した。

    2021: シーズン半ばに怪我で2カ月間欠場したものの、サンチェスは重要な存在に。リールはパリ・サンジェルマンを抑えてフランスリーグのタイトルを獲得し、ヨーロッパサッカーを驚かせた。

    2022: 2021-22シーズンもリールで活躍。パリ・サンジェルマンがミランとの争奪戦に勝利し、最大1300万ユーロでこのミッドフィルダーを獲得した。

    2023: パルク・デ・プランスでも活躍が期待されたが、度重なる怪我に苦しんでいる。

  • NxGn 2016 Ante CoricGetty Images

    7アンテ・チョリッチ | ディナモ・ザグレブ

    2016: 17歳の誕生日の2日後にシニアデビューを果たしたチョリッチは、ヨーロッパで最も有望な選手の一人と見なされることに。レアル・マドリーとチェルシーが、このクロアチア代表デビューを果たした選手を狙うとの報道も。

    2017: ディナモ・ザグレブのレギュラーとして活躍し続け、2016-17シーズンには4ゴールを記録。

    2018: シーズン中も堅実な活躍を継続。600万ユーロでのローマ移籍が決まった。

    2019: イタリアでの最初のシーズンでファーストチームでの出場はわずか3試合にとどまることに。2019年夏にはスペイン2部リーグのアルメリアにレンタル移籍。

    2020: 2019-20シーズンのリーグ戦でわずか5試合しか先発出場できず。今度はオランダのVVVフェンロにレンタルで貸し出される。

    2021: エールディヴィジでの出場がわずか1試合に。2020-21シーズンの後半はオリンピヤ・リュブリャナにレンタル移籍したが、スロベニアのチームでもわずか6試合の出場にとどまった。

    2022: 2021-22シーズンはFCチューリッヒにレンタル移籍。スイスではレギュラー争いをする中で、ほとんどが途中出場となった。

    2023: チューリッヒからの2度目のレンタルやトルコのクラブからの関心も、2022年の夏にローマを去ることはなく、トップチームの構想には入っていないものの、イタリアのチームにとどまっている。

  • NxGn 2016 GersonGetty Images

    6ジェルソン | ローマ

    2016: 2015年に18歳でフルミネンセのデビューを果たしたジェルソンは、セリエAのローマがバルセロナやユヴェントスとの争奪戦を制し、2016年1月に1500万ユーロで獲得。

    2017: イタリアでの最初のシーズンはトップチームでの出場はわずか10試合にとどまる。

    2018: スタディオ・オリンピコでの2年目は、チャンピオンズリーグでの初出場を含む30試合に出場。より定期的な出場機会を得た。だが、2018-19シーズンにはフィオレンティーナへのレンタル移籍が決定。

    2019: ヴィオラで40試合に出場したが、ローマは2019年の夏にフラメンゴに売却。1200万ユーロの移籍金で母国に戻った。

    2020: ジェルソンはブラジルトップリーグのスターに。1年余りの間にリーグ連覇とコパ・リベルタドーレス優勝に貢献した。

    2021: 2021年夏、マルセイユが2500万ユーロを支払って獲得。その2カ月後、ブラジル代表デビューを果たした。

    2022: リーグ・アンでの不安定なスタートから立ち直り、チャンピオンズリーグ出場権を獲得したマルセイユで、安定した活躍を見せる。

    2023: 2022年の冬、新選手加入もあって序列が低下。最終的に1500万ユーロでフラメンゴへの移籍に合意した。

  • NxGn 2016 Martin OdegaardGetty Images

    5マルティン・ウーデゴール | レアル・マドリー

    2016: 16歳の誕生日を迎える前にノルウェーのトップリーグで最年少選手、最年少得点王、そしてノルウェー代表選手となったウーデゴール。2015年1月にレアル・マドリードがヨーロッパのビッグクラブを抑えて獲得し、主にカスティージャでプレーした。

    2017: 2016-17シーズンにトップチームでわずか1回しかカップ戦に出場せず。翌シーズンにヘーレンフェーンに貸し出されることになった。

    2018: エールディヴィジでの活躍が評価され、フィテッセが翌シーズンレンタル移籍で獲得。

    2019: ウーデゴールにとってブレイクシーズンに。フィテッセで23ゴールに関与し、2019年夏にはレアル・ソシエダが2年間のレンタルで獲得した。

    2020: サン・セバスティアンで活躍し、リーガ・エスパニョーラで最高の中盤選手の一人と見なされるように。レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、トップチームのメンバーに加わることができるよう、レンタル契約を短くするよう命じた。

    2021: サンティアゴ・ベルナベウでは再び出場機会が制限。2021年1月にアーセナルにレンタル移籍した。アーセナルでは2得点にとどまったが、そのパフォーマンスはガナーズを納得させ、移籍金3500万ユーロでの完全移籍を果たす。

    2022: プレミアリーグでの最初のフルシーズンで最高のパフォーマンスを披露。エミレーツ・スタジアムでミケル・アルテタのエキサイティングな攻撃陣の主要メンバーとなった。

    2023: アーセナルでクラブキャプテンを務めるウーデゴールは、2004年以来のタイトルを狙うアーセナルにとって、2022-23シーズンのプレミアリーグで最も重要な選手の一人として躍動する。

  • NxGn 2016 Ruben NevesGetty Images

    4ルベン・ネヴェス | ポルト

    2016: ポルト史上チャンピオンズリーグでキャプテンを務めた最年少選手となったネヴェス。18歳でポルトガル代表となり、多くのクラブが注目。

    2017: ポルトを去り、チャンピオンシップのウルブスに加入。2017年夏、リーグ記録となる1580万ポンドの移籍金となった。

    2018: イングランドサッカー界の2部リーグではあまりにも優秀であることを証明。昇格を果たした際にはシーズン最優秀選手賞を受賞した。

    2019: プレミアリーグでも活躍。ウルブスが7位でヨーロッパリーグへの出場権を獲得した際に重要な役割を果たした。

    2020: 国内だけでなく、欧州でも安定した活躍を続け、欧州のビッグチームとの関係を築く。

    2021: 2021年夏、アーセナルからの強い関心にもかかわらず、ウルブスはネヴェスを保持することに成功。

    2022: 安定の活躍を継続。プレミアリーグの「ビッグ6」以外のチームで最も信頼できる選手の一人に。

    2023: クラブでの250試合出場を目前に控える。キャプテンとして、降格の危機からチームを救い出すべく奮闘する。

  • NxGn 2016 Gianluigi DonnarummaGetty Images

    3ジャンルイジ・ドンナルンマ | ミラン

    2016: ドンナルンマは、16歳でACミランのトップチーム入り。2016年9月にデビューしたイタリア代表でジャンルイジ・ブッフォンの先発の座を正当に受け継ぐと見なされるほどの活躍を披露。

    2017: ミランで活躍を続け、2017年のNXGN賞を受賞。だが、その夏には契約問題でクラブのファンの怒りを買い、スタンドから偽札を投げつけられる事態に。

    2018: 4年契約を結んだドンナルンマは、世界最高の若手GKとしての地位を確立。ブッフォンの引退に伴いイタリア代表のNo.1GKとなった。

    2019: サンシーロからの移籍を示唆する報道が絶えなかったが、ミランで素晴らしいパフォーマンスを継続し続けた。

    2020: 2019-20シーズン、セリエAのクリーンシート数は50を超える。だが、契約最終年を迎え、移籍への懸念が増すことに。

    2021: イタリアがユーロ2020を制覇した際に大会最優秀選手の栄冠に輝く。同年夏にミランを離れ、パリ・サンジェルマンにフリートランスファーで加入した。

    2022: フランスでの最初のシーズン、ドンナルンマはパルク・デ・プランスでケイロル・ナバスと守護神争いすることに。チャンピオンズリーグでのレアル・マドリー戦では痛恨のミスを犯してしまい、敗退の責任を問われることとなった。

    2023: 現在、No.1の座に君臨するドンナルンマ。時折ミスもあるが、世界最高のGKの一人と認知されている。

  • NxGn 2016 Breel EmboloGetty Images

    2ブレール・エンボロ | バーゼル

    2016: 既にスイス代表デビューを果たしていたエンボロは、その破壊的なスピードと比類なきパワーでバーゼルをスイスリーグ優勝に導く。アーセナル、チェルシー、ユヴェントスなどからの関心が伝えられた中、翌年の夏に2000万ユーロでシャルケに移籍した。だが、2016年10月に足首を骨折。11カ月間戦線離脱することになった。

    2017: 2017年9月に復帰を果たしたが、それまでのパフォーマンスを取り戻せずに苦戦した。

    2018: 2017-18シーズンはブンデスリーガでわずか3ゴール。2018年11月に足の骨折に見舞われ、さらに3カ月の離脱を強いられた。

    2019: 2018-19シーズンはリーグ戦でわずか5ゴールしか挙げられず、その夏にボルシア・メンヘングラッドバッハに1000万ユーロで放出された。

    2020: 8ゴール8アシストを記録したエンボロは2019-20シーズン、ブンデスリーガで好成績を記録した。

    2021: 前シーズンの数字には及ばなかったものの、グラードバッハで再び重要な存在となった。

    2022: 2021年から22年にかけてゴールを挙げるのに苦労したが、グラードバッハのブンデスリーガ最終8試合で6ゴールをマーク。この活躍により、モナコがその夏に1250万ユーロを投じて獲得した。

    2023: 2022-23シーズン、エンボロはすでに2桁の得点数を記録。スイスを離れて以来、最高の得点数を記録している。

  • NxGn 2016 Youri TielemansGetty Images

    1ユーリ・ティーレマンス | アンデルレヒト

    2016: 16歳でデビューして以来、アンデルレヒトのトップチームの常連だったティーレマンスは、2015年末にすでにチャンピオンズリーグで18試合に出場。ユヴェントスのほか、欧州の他の多くのビッグクラブも興味を示す。

    2017: モナコは2017年夏に2500万ユーロを支払ってティーレマンスを獲得。だが、リーグ・アンではスロースタートとなる。

    2018: 2017-18シーズンにリーグ戦でゴールを決めることができず、その評価を落とす。

    2019: 翌シーズンの前半戦も苦戦を強いられ、2019年1月にレスターにレンタルで移籍。プレミアリーグでその能力を証明すると、レスターがマンチェスター・ユナイテッドとの争奪戦を制し、クラブ史上最高額の4000万ポンドで獲得した。

    2020: ティーレマンスはイングランドでのフルシーズンでもインパクトを発揮する。

    2021: ウェンブリーで行われたチェルシー戦で強烈なシュートでゴール。レスターに史上初のFAカップをもたらし、キャリア最高の瞬間を過ごした。

    2022: ブレンダン・ロジャースが率いるレスターにとって苦しいシーズンだったが、ティーレマンスは傑出したパフォーマンスを披露。2022年の夏に退団することが予想されていたが残留する。

    2023: 2022-23シーズン、ティーレマンスのパフォーマンスレベルは低下した上、契約の最終年に入ったことで、シーズン後の移籍が予想されている。