——「キングス・ワールドカップ」参加の依頼をお受けされた理由からお聞かせください。ご自身の配信で、ピケ氏から直接メッセージが来たと説明されていました。
ピケさんなんて言ったら雲の上の存在ですから、最初は本物だと思わなかったんですよ。ニセモノから来たと思っちゃって、しばらく返信をしていなかったんです。でも、どうやら本物だと分かって。僕は主にゲーム実況とかしていて、 実際のサッカーはほとんどやったことがない。「なんで僕なんだろう?」って断ろうかと思ったんです。正直荷が重いなと。
ただ、そういった中で、「僕の代わりに日本でオファーをかけるとしたら誰なんだい?」ってピケさんに聞いたら、僕以外は今のところ考えていないとおっしゃって。で、出ないのはもったいない。そういう舞台に日本のチームが出場することはすごく価値があると思ったんですよね。
僕は普段Twitchで生配信していて、 幸いたくさんのかたに見ていただいています。「キングスリーグ」はスペインで大人気のコンテンツだと思うんですが、日本ではまだまだです。(この競技を)少しでも多くの人に伝えたいという考えから、ピケさんは多分僕にオファーをしてくれたんだと思います。
あまり偉そうなことは言えないですけど、今後同様な大会があって、僕以外がオーナーになったとしても、そういう実績があったほうが今後のためになるかな、とも思って受けさせていただきました。
——サッカー以外の部分での影響力ですね。まさにその通りのことがありました。GOALのソーシャルメディアのフォロワーさんは、ほぼサッカーファンです。先日、加藤さんがキングス・ワールカップに参加される告知のティザー動画を投稿したら、ものすごいインプレッション(430万)が出たんです。
それは嬉しい!
——普段とは違う層に届いたと感じました。
本当ですか。一応それくらいしか僕できないので(笑)。
——今回のお話が来てから、サッカーに対する見方や思いは変わりましたか?
やっぱり変わりましたね。僕が(プレーを)やるわけではないですけど、自然と目が向くようになって、試合を見たりしています。いま日本人選手もすごいじゃないですか。海外で活躍している選手がいっぱいいて、同じ日本人として誇りに思います。そういう選手たちは分け隔てなく、応援して見ていますね。