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加藤純一が見守るなか、キングス・ワールドカップ日本代表チーム、Murash FCのトライアウト実施!

■那須大亮氏もイチ選手として参加

バルセロナのレジェンドであり、スペイン代表としても活躍したジェラール・ピケ氏が創設した7人制サッカーの大会であるキングス・リーグ。世界中で大きな盛り上がりを見せる同競技の世界大会「キングス・ワールドカップ(KWC)」が、5月26日から6月8日にかけてメキシコで開催される。

世界大会には、ネイマール、マリオ・ゲッツェ、リオ・ファーディナンド、エデン・アザール、そして大会会長のズラタン・イブラヒモヴィッチら、錚々たる面々が参加することになっており、サッカー界以外からも、大きな影響力のある世界の有名な配信者たちが集結する予定だ。このワールドカップ開催にあたり、日本からは人気配信者の加藤純一氏が選ばれた。

大会本部は今月2日、日本代表に相当するMurash FCの参加と加藤純一氏の最高責任者の就任とともに、トライアウトの実施を発表していたが、この公募から2週間弱、世界大会を目指す約40名が参加した。

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選手は一般のサッカー経験者をはじめ、Jユース等でプレー経験のある選手、さらにはYouTubeで活躍する「WINNERS」や「LISEM」のメンバー、元Jリーガーの那須大亮氏も参加した。冒頭、加藤氏が参加者に激励の言葉を述べ、その後、4チームに分かれて15分・前後半の試合を2セット実施。「世界目指そうぜ!」といった大きな掛け声もあがり、急造とは思えない連係や相手との激しい攻防が繰り広げられた。

現在はYouTuberとして活躍する那須氏に話を聞いたところ、今回は全くの個人として参加したと言う。その真意はやはり代表への思いだった。

「僕自身オリンピック(U-23)で代表の夢は途絶えています。現役生活は長かったのですが、世界の舞台で輝きたいという思いをずっと持ち続けていました。引退してJ3復帰もさせてもらったのですが、やはり日本代表として世界にもう1回トライしたい気持ちが強かった。今回、こういうチャンスがあったので、イチから挑戦してみようと参加しました」とその理由を語っている。

■加藤氏、サッカーの激しさを生で感じる

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また、会場でずっとトライアウトを見ていた加藤氏は、「初めて間近でサッカーを見ました。すごく走って大変だなと思いました。大きな声も出ていて激しくて、もう格闘技ですね」と感想を述べた。加藤氏は約3時間にわたったトライアウトの様子を自身のTwitchチャンネルで生配信していたが、同時視聴最高43,000人を記録するなど、興味の大きさと期待が感じられる結果となった。

なお、今回のトライアウトは、JFAの指導者資格を持つ審査員たちがスペイン本部から託された各項目を細かくチェック。この審査結果がいったんスペインに送られ、後日通過者が発表される。晴れて日本代表が決定したあとは、定期的に集合して練習を重ねることになる。

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