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【予想スタメン】日本代表、きょう豪州戦…新顔多数。最終予選デビューを飾るのは?

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日本代表は5日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第9節でオーストラリア代表とアウェイのパース・スタジアムで対戦する。豪州戦へのテーマ、新戦力の発掘は?
【取材・文=河治良幸】

  • japan_aus_preview_01(C)Getty Images

    ■W杯出場を決めて迎える豪州戦のテーマ

    "森保ジャパン"はパースでオーストラリアとのアウェイゲームに臨む。2-0で勝利して最終予選の突破を決めた3月20日のバーレーン代表戦から5日後の25日にサウジアラビア代表戦があり、こちらはスコアレスドローに終わっている。今回は本当の意味で「北中米W杯の本大会に向けたラストスパート」への一発目とも言えるだけに、森保一監督が新戦力の起用も含めて、どういったトライをしていくかが注目される。

    そうは言っても、相手のオーストラリアは現在グループ2位で、サウジアラビア代表との最終決戦を前に、ホームで100%勝利を狙ってくるはずだ。日本もポイントの高い最終予選の試合に勝利を収めることで、FIFAランキングをできるだけ上げ、ポット2入りの可能性を高めておきたいが、そのためにガチガチの戦いをすると、チーム強化として本末転倒になってしまうところもある。

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    ■苦戦必至も、豪州は主力メンバーに負傷者多数

    オーストラリアとは、昨年10月にホームで苦しみながら1-1の引き分けに持ち込んだ。過去の戦績は南アフリカW杯の最終予選で、当時の"岡田ジャパン"がメルボルンで1-2と敗れて以降、一度も負けていない。記憶が新しいところでは2022年の3月に、三笘薫の終盤の2ゴールで、敵地で2-0と勝利している。ただ、その間も簡単に運べた試合は一つもなく、敵将のトニー・ポポヴィッチ監督が「歴史的な勝利」を誓う今回も、厳しい戦いになることは間違いないだろう。

    ただ、オーストラリアはアキレス腱を負傷中のハリー・サウター(レスター)に加えて、中盤で絶対的な影響力を誇っていたキャプテンのジャクソン・アーヴァイン(ザンクト・パウリ)がメンバーを外れて、百戦錬磨のマシュー・レッキー(メルボルン・シティ)も直前の負傷で招集を断念するなど、チームリーダー的な選手がこぞっていない。守護神のマシュー・ライアン(RCランス)にかかる責任は大きいが、こうしたタイミングで新たなリーダーが生まれることが望まれる。

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    ■田中&守田不在…主将・遠藤航の相棒は?

    オーストラリアがベストメンバーを組めないことが、必ずしも日本にとって有利に働くとは限らない。相手のスタメンも読みにくく、スタメンが発表された段階から相手の布陣を見極めると同時に、いざ試合が始まってからも、どう全体像を把握し相手の出方を判断するか、ピッチに立っているメンバーが共有する必要がある。

    その意味でもキャプテンの遠藤航は大黒柱としてスタメンから外しにくい。注目は田中碧(リーズ)や守田英正(スポルティングCP)もいない今回のメンバーで、誰が遠藤の"相棒"を務めるかにある。

    その筆頭は佐野海舟(マインツ)と見る。ドイツのブンデスリーガで圧巻のパフォーマンスを見せてきた佐野はいろいろな見方もある中で、本大会に向けてチーム力を引き上げるキーマンの一人として、森保監督が1年4カ月ぶりの再招集を決断した。大枠のタイプとしては遠藤寄りではあるが、アウェイの戦いでしっかりと中盤の守備強度を引き上げることで、相手の勢いを奪っていきたい。

    もちろん藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)にチャンスが与えられる可能性もある。初招集の熊坂光希(柏レイソル)も直前のJリーグが出場停止だったことで、いち早く代表活動の準備ができたことはオーストラリア戦でのデビューにプラスかもしれない。とはいえ鬼気迫る相手に対して、いきなりスタメンで抜擢するというのは大きなチャレンジになる。

    ここで森保監督が新たなシステムにトライする場合、例えば[3-1-4-2]を使うなら、遠藤をアンカーに置き、鎌田大地(クリスタル・パレス)と久保建英(レアル・ソシエダ)を並べるようなオーガナイズも期待したい。今回の予想布陣としては、気を衒わず、最終予選でメインシステムになっている[3-4-2-1]で組んだ。

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  • japan_aus_preview_05(C)Getty Images

    ■守備陣以外はフレッシュなメンバーに?

    南野拓実(モナコ)が招集外の今回、2シャドーの軸は久保だろう。ラ・リーガで長いシーズンを戦い抜いてきた久保も今回は招集を見送ってもおかしくなかったが、森保監督は攻撃のリーダー的な存在として遠藤らと一緒にメンバー入りさせた。その意味を読み取ると、スタメンでコンビを組むのは比較的フレッシュな選手ではないか。その中でもデンマークのブレンビーでブレイクし、ドイツ1部・フライブルクへの移籍をつかんだ鈴木唯人は旬なタレントとして、森保監督も積極的に起用していきたいだろう。

    3バックとGKに関しては今回のメンバーで最も、森保監督の評価と信頼が固まっているセットを予想した。すでにA代表の経験がある渡辺剛(ヘント)が入る可能性もあるが、厳しい戦いが想定される試合で、連係面も含めて守備陣のリスクチャレンジはしにくい。初招集の鈴木淳之介(湘南ベルマーレ)もチャンスがあるとすれば、その機会は十分な準備の時間がある、10日のホーム・インドネシア戦と見る。

    最も悩んだのは伊東純也(スタッド・ランス)と堂安律(フライブルク)が不在の右ウイングバックだ。相手のストロングポイントである左のサイドアタックを封じる意味でも、関根大輝(スタッド・ランス)に期待したい。ただ、森保監督はこれまでシャドーと同じく、ウイングバックもほとんどの試合で途中交代しており、最年少の佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)や左右のサイドをこなせる平河悠(ブリストル・シティ)にもチャンスはある。

    1トップは町野修斗(ホルシュタイン・キール)のスタメンを予想したが、上記の通り森保監督が本大会に向けた新たなオプションとして、[3-1-4-2]のような形にトライする場合は大橋祐紀(ブラックバーン)との"湘南2トップ"もあり得ない話ではない。もちろん大橋はシャドーもこなせるので、通常の[3-4-2-1]での共存も考えられるが、何かこれまでと違うことをやってくるとしたら、一つの選択肢として期待したい。

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