Ange Postecoglou Nottingham Forest Tottenham GFX 16:9Getty/GOAL

ポステコグルーはトッテナムでの失敗に続きノッティンガム・フォレストでも悲惨な結果となり、史上最悪のプレミアリーグ監督になるかもしれない

それ以来、「007」は同じ記録を達成した選手にネット上で与えられるユーモラスな愛称となった。最近ではリヴァプールのフロリアン・ヴィルツがこの記録を達成し、さらにそれを上回る9試合連続での得点関与なしを記録したが、今やこの愛称は監督にまで広がり、アンジェ・ポステコグルーが騒ぎの的となっている。カリスマ的な監督であったポステコグルーは、ノッティンガム・フォレストの指揮を執るようになってからの最初の公式戦、プレミアリーグ、ヨーロッパリーグ、カラバオカップの7試合で、1勝も挙げられていないのだ。公平を期せば、少なくとも2試合で引き分けているため、厳密な意味での「007」ではないが…。

ともあれ、そもそもフォレストがなぜこのような状況に陥ったのか、理解に苦しむ。昨シーズンは、プレミアリーグで7位となってヨーロッパリーグへの復帰を果たし、長い間、チャンピオンズリーグ進出も視野に入っていたほどだった。ところが、10月のインターナショナルブレイクを控えた現在、リーグの順位は17位、降格圏からわずか勝ち点差1の位置にいるのである。

ポステコグルーにとって、これは、監督になってから滅多にない失敗である。過去15年間、彼は、赴任したクラブすべてに成功をもたらしてきた(特に2年目が顕著)。6月にトッテナムを去った際、彼が再びイングランドで指揮を執る可能性は低いと思われていた。では、なぜ彼は愛すべき普通の人間から、プレミアリーグの現代史における最悪の監督のひとりへと転落してしまったのだろうか。

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    トッテナムが解雇した理由

    ポステコグルーが初めてイギリスに足を踏み入れたのは2021年、スコットランドのセルティックの新監督に急遽抜擢された時だった。クラブはニール・レノンの後任としてエディ・ハウの獲得に長い間公然と動いていたが失敗に終わっていた。ポステコグルーは2008年に故郷ギリシャで3部リーグのパナハキを短期間指揮して以来、オーストラリアやアジアで監督を務めており、それ以外の地で監督となったのは初めてだった。セルティックの指揮官に任命された当初は、当然ながら懐疑論もあったが、説得力のある人柄とチームとしての見せ場が満載のサッカーで、批判はすぐに消えた。結果として、セルティックが宿敵レンジャーズを、スコットランド1部リーグの優勝争いで圧倒したこともポステコグルーにとって追い風となった。

    スコットランドでの2年間を経て、ポステコグルーにトッテナムからオファーが舞い込んだ。クラブはアントニオ・コンテとジョゼ・モウリーニョという苦い時代の記憶を払拭したいと切望していたが、ここでも懐疑的な見方を覆す必要があった。ポステコグルーの当面の課題は、チームに攻撃的なサッカーをさせ、自身が後に「持続的な成功」と表現する成果につなげることだった。この指揮官の下、スパーズは最初の10試合で8勝2分けを記録したが、皮肉にもトッテナムで人気だったマウリシオ・ポチェッティーノが率いるチェルシーに大敗した。その後、「アンジェ・ボール」の基盤は脆くなり、国内リーグで再びかつての高みに到達することはなかった。2023-24シーズンにはヨーロッパの大会の出場権は得られないだろうと予想されていたにもかかわらず、堂々たる5位で終えた。ポステコグルーの雄弁な話術と就任当初の3カ月間の薬物のような高揚感がサポーターを魅了したのだった。

    トッテナムの2024-25シーズンは、自分たちの狂気じみた基準で見ても、外からの基準で見ても、他に類を見ないものだった。17年ぶりのタイトルとなるヨーロッパリーグ優勝を果たした一方で、プレミアリーグでは17位に終わった。その後まもなく自身も辞任することとなるダニエル・レヴィ率いるクラブ理事会は、シーズン終了直後に監督の解任決定に至った経緯を説明する長文の声明を発表した。

    「成績を精査し、慎重に検討した結果、アンジェ・ポステコグルー監督の解任を発表する」という1文で声明は始まる。特に注目すべき部分は、こうだ。「理事会は満場一致で、クラブにとって最善の利益となるのは指揮官の交代であると結論付けた。2023-24シーズンのプレミアリーグ(PL)は好調なスタートだったものの、その後66試合で獲得した勝ち点は78に留まった。そのせいで昨シーズンのPLでの順位はクラブ史上最悪のものとなった。負傷者の続出やヨーロッパの大会を優先するという決断など、やむを得ない事情もあったし、今シーズンのヨーロッパリーグ優勝はクラブ史上最高の瞬間のひとつではあるが、この栄光に伴う感情にまかせて、判断を間違うわけにはいかない」。

    スパーズは非常に特異な状況に置かれていたため、この決定は、最も直接的な影響を受けた者たちにとっては辛辣なものであったにせよ、サッカー界の大半が理解を示すものだった。ポステコグルーがトッテナムのレジェンドであると同時に、負けた試合の数(22)のせいでクラブ史上最悪のトップリーグでのシーズンをもたらした首謀者として記憶されることは、決して矛盾したことではなかった。

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    フォレストの奇妙な採用

    フォレストの夏は決して地味ではなかった。ヨーロッパの大会への出場権獲得が絶望的になった後、FAカップの優勝チームであるクリスタル・パレスがUEFAによりカンファレンスリーグに降格させられ、代わりにヨーロッパリーグに昇格するという展開を大いに歓迎した。一方、モーガン・ギブス=ホワイトのトッテナム移籍は、オーナーのエヴァンジェロス・マリナキス(かのイングランド代表MFが新たな契約を発表する動画で繰り返し「マリナキス氏」と呼んだ人物)によって阻止された。

    これでフォレストの騒動は終息したかに見え、ヌーノ・エスピーリト・サント監督の下で再び実りあるシーズンを送ると予想されていた。ところが8月中旬、パレスとの試合前のちょっとした記者会見で、監督が自身の将来に疑問符を投げかけたのである。「オーナーとは常に良好な関係を築いてきた。昨シーズンは特に親密で、毎日話し合っていた。今シーズンは(関係が)以前ほど良くないが、対話が重要だと信じている。私の関心はチームとこれから始まるシーズンにあるからだ。我々の関係は変わり、以前ほど親密ではない。クラブの全員が結束すべきだと思うが、現実はそうではない」と、ヌーノは語った。そしてこの発言からわずか数週間後、彼は解任された。プレミアリーグは時に茶番劇を繰り広げることがあるが、これは、今までにない奇妙な騒動であった。

    ポステコグルーは以前、クラブだけでなくオーストラリア代表であっても、クラブやサポーターが変化を切望し、運命を完全に逆転させたいという欲求がある場合、その矛先が監督に向かってくることがあると語っていた。しかし今回は事情が異なる。ヌーノはフォレストの熱心なサポーターから満場一致の揺るぎない支持を得ており、彼らは監督の解任に怒りを覚えたのだ。ポステコグルーがトッテナムでの実績と、2年連続のヨーロッパリーグ制覇への期待から起用されたのなら理解できた。しかし実際には、同郷のギリシャ人マリナキスとの親密な関係が監督交代の一番の理由に思われた――特にこの夏、二人が豪華な食事を共にしたと報じられてからは、なおさら。

    7月にギリシャで開催されたポステコグルーを称えるイベントで、マリナキスはこう言った。「アンジェについて言いたいのは、彼が何度もギリシャについて語り、ギリシャ人であることを誇りに思っていることだ。トッテナムでヨーロッパリーグ優勝という偉業を成し遂げた際も、彼はギリシャについて語った。(彼は)自らのルーツを隠さないだけでなく、それを誇りに思っている。彼が成し遂げたことは、タイトルを一度も獲得したことのないチーム、近年非常に困難な時期を経験していたチームで成し遂げたものだ。世界中が注目したこの大きな成功の中で、彼はギリシャをアピールした。特にこの点で彼に感謝しなければならず、彼の成功を願っている。もっとも、彼の能力を考えれば、どこへ行っても成功するだろう」。

    フォレストは一夜にして、守備的で保守的なサッカーを志向するチームから、時速100マイル(約160km)でプレーしようとするチームへと変貌した。今や彼らは、その反動による後遺症に苦しんでいる。

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    最悪の記録を更新

    「炎による洗礼」という言葉では、ポステコグルーがフォレストで迎えたスタートの過酷さを表現しきれない。「爆発による洗礼」の方がふさわしいかもしれない。昨シーズンはライバルだったアーセナルに0対3で完敗した初戦の後、監督は次の試合で理想とするチーム像を実現すると誓った。その舞台はカラバオカップで、チャンピオンシップ所属のスウォンジーが相手だった。フォレストは2-1のリードで後半アディショナルタイムに突入したが、結局2対3で敗れた。

    その後バーンリー戦とレアル・ベティス戦で引き分けた後、チームは再び負け癖に陥り、サンダーランド、ミッティラン、ニューカッスルに無気力な敗北を喫した。直近のセント・ジェームズ・パークでの2対0での敗戦は、あまりにも完敗だったため、『スカイスポーツ』はハイライト映像でフォレストのチャンスを1度も流さなかった、というより、流せなかった。

    ポステコグルーは、1960年以来初めて、暫定監督ではないのに、リーグ戦最初の4試合で未勝利の監督となった。全公式戦通算での開幕からの記録は、100年を超えるクラブの歴史で最悪だった。ポステコグルー監督としては、トッテナム時代の成績を含めるとプレミアリーグ11試合で未勝利となり、2チーム合わせて直近23試合で勝ち点15しか獲得していない。状況をさらに悪化させているのは、トッテナムがトーマス・フランク新監督の下で現在3位につけており、ヌーノ監督率いるウェストハムは先週エヴァートン相手に貴重な引き分けを成し遂げたことだ。60歳の無愛想な指揮官ポステコグルーは、異端児ではあるが彼らと共通項がある人物でもある。

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    シティ・グラウンドでの怒り

    ポステコグルーのフォレスト監督就任に関して特異なのは、指揮を執って5試合目までホームのサポーターに挨拶できなかったことだ。プレミアリーグでの2試合をアウェーで戦い、ヨーロッパリーグとカラバオカップの1試合ずつを遠征で消化した。その時点で評価はすでに下降ぎみだったが、シティ・グラウンドでの2試合が精彩を欠いた内容だったため、わずかに残っていた就任時の好意をすっかり失ってしまった。

    特にそのうちの2試合目、デンマークの小規模クラブであるミッティランに2対3で敗れると、怒った観客から「朝には解任だぞ」というチャントを浴びせられた。フォレストが失った3点はすべて愚かなほど簡単な失点で、相手のセットプレーから2点、自陣のセットプレーから1点を献上した。ポステコグルーの就任前に抱かれていた懸念が現実のものとなったのだ。

    トッテナム監督就任から数カ月間、メディアはポステコグルーの言葉を逐一追い続けた。彼は類まれな弁舌家であり、だからこそ彼のチームは常にその手法を信じてきた。彼の話は聞かずにはいられないものだが、勝利が続く時は容易でも、不振が続く時はそうはいかない。2024-25シーズンの終盤にかけて、メディア対応におけるポステコグルーの応答やメッセージは徐々に不機嫌で苦々しいものとなっていった。この傾向はフォレストの監督に就任した後も続き、具体的な成果はどうあれ、すでに解任説が真剣に囁かれているし、本人もマリナキス会長との決着をつける話し合いをすることを認めている。

    日曜のニューカッスル戦に負けた後の会見で、彼は反抗的な本性を露わにした。「私は60歳にしてプレミアリーグにいる。私のことを、自分に自信がないとか、争いが嫌いだとか思っているのか? 私は常に戦ってきた。戦い続けてきた。実際、学校の校庭でケンカを売ったこともある。負けると分かっている相手にだ。それが私という人間だ」と、記者会見で声を張り上げたのである。

    「プレミアリーグのような華やかなリーグでは、スポットライトを浴びる監督が必要だということは十分に理解している。今は私の番なのだろう。面白いゲームなんだろうな。今週は私が標的というわけだ。もしかしたら君たちが正しいかもしれなくて、私は消えるかもしれない。来週は別の誰かが標的になる。私は臆病者ではない。何も気にしない。もし誰かが、今の私が、監督という仕事を楽しんでいないと思っているなら、その人は何も分かっていない」。つまり、フォレストには、そこでの経験を楽しんでいる人間が少なくともひとりいるというわけだ。

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    他に責めるべき人物

    ポステコグルーがどこへ行こうとも、彼のこれまでの成功とカリスマ性ゆえに、かつてのクラブのファンは彼の後を追うだろう。常に彼の味方となる者が現れ、もっと時間を与えるべきだと主張し、彼の欠点のほとんどは彼の責任ではないと訴えるのだ。

    今回、特に彼を擁護しているのはウェイン・ルーニーだ。彼はむしろ、ヌーノ解任という軽率な行動を取ったマリナキス会長や、新しいスポーツディレクターのエドゥ・ガスパール、さらにフォレストの理事会こそが批判されるべきだと主張している。

    「まったくもって非常識だ。監督が6、7試合で解任されるかもしれないという噂を聞くなんて、まったく尋常じゃない。私は彼を気に入っている。良い人間だと思う」と、ルーニーは言った。「確かに昨シーズンのトッテナムではリーグ戦で苦戦したが、その後ヨーロッパリーグを制した。フォレストでヌーノが解任され、アンジェが招聘されたのはおかしな話だった。もし彼が解任されるなら、それは完全に間違っていると思う」。

    「オーナーたちのことや彼らの意思決定について、誰も何も言わない。決定権は彼らにあるのだから、もし監督を解任するなら、そもそも彼を雇った者の責任も問われるべきだ。ヌーノの戦術とアンジェの求めるスタイルが根本的に異なるせいで、彼は苦しんでいる。バーンリー戦を観たが、フォレストは非常に良かった。ヨーロッパリーグのレアル・ベティス戦でも、非常に良かったと思う。彼は何度か不運に見舞われた。問題なのは、フォレストのファンがヌーノを本当に気に入っていて、アンジェに時間を与えようとしていないように見えることだ」。

    「厳しい状況にあるが、アンジェ・ポステコグルーは立派な人物だ。彼が指揮を執ったチームはどこもタイトルを獲得している。彼に時間を与えてほしいと願う。ところが、耳にするあらゆる情報によると、フォレストのファンは彼にその時間を与えようとしていないようだ」。

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    『アンジェ・ボール』の終焉

    理論を信じ、ある種のサッカーを完成させるために練習で努力することについては、一日中でも語ることができる。しかし厳しい現実として、我々はそうした理屈の域をはるかに超えている。前述の「過去23試合で勝ち点15」という数字が、2シーズン連続でヨーロッパリーグに出場するチームを率いている監督の実績を雄弁に物語っているのだ。

    ポステコグルー監督が好む戦術がイングランドのサッカーに適応するかどうかの懸念は、彼がトッテナムに就任した当初は相手チームが油断していたため、浸透するのに時間がかかった。ところが、ひとたび、ある対戦チームがその策を見破ると、他のチームも続いた。2024-25シーズンのプレミアリーグで、スパーズはリードしていた試合で、他のチームよりも多くの勝ち点を落としているが、これは偶然ではない。

    「アンジェ・ボール」は原子力に例えられる。成功すれば人類にとって奇跡であり、人類が資源を駆使した結果の偉業となるが、失敗すればチェルノブイリ事故が起きるのだ。

    ポステコグルーのフォレストが試合を行う前、フォレストは彼の戦術にふさわしいチームだという見方があった。オラ・アイナ、オレクサンドル・ジンチェンコ、ネコ・ウィリアムズは理想的な偽サイドバックである。ムリーロは、ボールさばきが見事なDFだ。エリオット・アンダーソン、ドウグラス・ルイス、イブラヒム・サンガレは、中盤の戦いを支配することができる。モーガン・ギブス=ホワイト、オマリ・ハッチンソン、ジェームズ・マカティーは、ポステコグルー監督がトッテナムを率いていた時にチームの司令塔だったジェームズ・マディソンと同様に、プレイメーカーとしての資質を数多く備えている。チームには、スパーズが標的にしていたカラム・ハドソン=オドイをはじめ、トリッキーなウィングも何人もいる。クリス・ウッドの得点力が枯渇した場合には、夏の移籍で加入したアルノー・カリムエンドやイゴール・ジェズスがチャンスをつかむかもしれない。理論上は申し分ない。だが現実はそうではない。ポステコグルーの戦術はイングランドで解読ずみなのだ。誰もが彼のチームへの対策を知っている(たぶんルベン・アモリム監督を除けば)。フォレストは事前に警告を無視した代償を今まさに痛感している。

    スパーズがヨーロッパリーグを制した時、およびその後、もはや誰も彼らを恐れていなかった。だからこそクラブは指揮官をフランクに代えたのだ。彼らは再び「大人の」チームを目指した。ポステコグルーが「カウンターやセットプレーで失点するリスクを冒すより、攻撃パターンを練り上げる方が重要」と考えていたため、同じ戦術を繰り返してカウンターやセットプレーで崩されるチームになりたくなかったのである。ポステコグルー自身、2024-25シーズンの開幕間際に「何よりもリーグ戦での成績で評価されるべきだ」と宣言した。トッテナムを17位に沈めることとなった采配は、前代未聞の戦略と言える。負傷者やヨーロッパの大会に集中したことが、これほどの規模と資金力を有するチームが降格圏の1つ上でシーズンを終えた主な要因とは到底考えられない。

    これはポステコグルー自身や彼の理念への軽視ではない。彼は世界中の何十万人、おそらく何百万人もの人々に喜びをもたらした。サッカー界で最もユニークな人物のひとりである。彼の理想はサッカー監督に求められるべきものだ。アヤックスやポルト、あるいはセルティックのように、「タイトル争いをするのは1~3チームのみ」というリーグに属するクラブなら、彼を指揮官に迎えるべきだろう。しかしプレミアリーグではもはや生き残れない。遅かれ早かれ、フォレストとマリナキスは決断を下すだろう。イングランドでは、ポステコグルーの輝かしい功績よりも、低迷した時のことの方が記憶されるに違いない。